江戸時代の中ごろから幕領地として銅山を中心に発展した吹屋。
幕末から明治にかけては日本唯一のベンガラ生産地として繁栄しました。2020年には構成文化財の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている石州瓦とベンガラ漆喰壁の赤い街並みや旧片山家住宅、笹畝坑道、旧広兼邸住宅などが「ジャパンレッド発祥の地」として日本遺産の認定を受けています。
基本情報
所在地 〒719-2341 岡山県高梁市成羽町吹屋
アクセス
備中高梁駅にある高梁バスセンターから備北バスで約60分、中野口か終点の吹屋で下車。運賃は800円となります。
吹屋ふるさと村
吹屋からの帰りでした。往路でも一緒だった老婦人と一緒にバス停で待っていると、なぜか客を置いて素通り。「あれ、今の最終バスですよね・・・」老婦人も呆然。もしかして、どこかを回って戻ってくるのかしら?いえいえ、そんなことはないでしょう。すると近くでお土産屋さんのご主人と話していた紳士が気の毒に思ってか「今から備中高梁駅のほうへ行くので送ってあげますよ」世の中、ご親切な人がいるもんですね。立往生してるところでの救世主、現るでした!
駅に着いて感謝を伝えると衝撃の瞬間が待っておりました、渡された名刺を見ると、なんともまあ「市議会議員」とあるじゃないですか!衝撃も衝撃、どちらかとういうと「笑撃」の結末でした・・・
でも、あなたのご親切がないと置いてけぼりになった吹屋でどうなっていたか分かりません、もしかしたら野宿???考えるだに恐ろしいことです。
それにしても、なぜバスに乗せてもらえなかったのか?今もって謎です・・・(笑)