養老渓谷にある「弘文洞跡」は約140年前の明治時代ごろ、耕地を開拓するために造られた隧道(トンネル)の跡となります。釣りの名所として知られていましたが昭和54年(1979年)5月24日の未明に起きた突然の崩落で上部が失われてしまいました。今は川床を挟むようにして絶壁がそそり立つ秘境感たっぷりの観光名所となっています。
基本情報
所在地: 〒298-0200 千葉県夷隅郡大多喜町
電話番号:0470-82-2176(商工観光課 観光係)
営業時間:24時間
定休日:年中無休
料金:無料
アクセス
弘文洞跡へは小湊鉄道の養老渓谷駅から出る「小湊鉄道バス」を利用して行くことができます。養老渓谷駅から「粟又」行きに乗車して「弘文洞入口」下車。所要時間は約5分で料金は210円となります。養老渓谷駅から弘文洞入口への小湊鉄道バスは平日4便、土日祝は5便しかないので注意しましょう。バス停からはバスの走る県道81号線を背にしてフランス料理のお店「ラ・フランス」横の道を進むと向山・共栄トンネルになります。その先にある共栄橋を渡ると「弘文洞跡入口」という木製の案内板があります。中瀬遊歩道に降りて道なりに進み、養老川を渡って森のなかを歩くと弘文洞跡となります。「弘文洞入口」バス停からは徒歩で約20分くらいです。なお、2019年の台風被害によって観音橋側からは弘文洞跡まで行くことができなくなっています。