石巻市民球場(セイホクパーク石巻 石巻市民球場)は宮城県石巻市総合運動公園内に2001年開場、2013年にアメリカ合衆国とメジャーリーグベースボールの支援によるTOMODACHIプロジェクトでリニューアルした市民球場です。
同球場では高校野球選手権宮城大会、大学野球、社会人野球、リトルリーグなどのアマチュア野球大会が行われています。
又、不定期ではありますが東北楽天イーグルスのイースタンリーグ公式戦も開催されています。
石巻市民球場の基本情報
所在地 : 宮城県石巻市南境字新小堤18
収容人数 : 10,000人
(内野1300席、 外野芝生8700人)
グランド : 両翼100m、センター122m
内野・外野…人工芝
照明設備 : 4基
オープン:2001年
改修 : 2013年
アクセス情報
最寄り駅はJR仙石線・石巻線の石巻駅でミヤコーバス(宮城交通子会社)の石巻専修大学行きに乗車頂き総合運動公園バス停下車徒歩すぐです。
駐車場情報
駐車場は公園内に約500台分あります。
最寄りインターは三陸沿岸道路石巻女川ICで球場までは5分ぐらいです。
座席情報
石巻市民球場はダグアウト上ぐらいまであるメインスタンド(約1,300人収容)と、1・3塁ベース後方から外野にかけての芝生席(約8,700人収容)に合わせて約1万人が収容人数とされています。
座席はバックネット裏周辺は背もたれなしのセパレートタイプ、ダグアウト周辺がベンチシートになります。
バックネット裏周辺の座席はセパレートタイプで8列あり、最前列前と最上段後ろに横に移動できる通路があります。
ダグアウト上周辺の座席はベンチシートで8列あり、最前列前と最上段後ろに横に移動できる通路があります。
ブルペンはベンチ横のスタンドの位置にあり、その先から芝生席になっています。
外野芝生席は緩やかな傾斜が付いています。
屋根について
石巻市民球場には屋根はありません。
スコアボード
TOMODACHIプロジェクト
2011年に起きた東日本大震災で石巻野球場は自衛隊の駐留基地となりました。
翌2012年東北地方の子供たちが野球を通じて元気を取り戻す支援して、アメリカ合衆国とメジャーリーグベースボールの支援による「TOMODACHIプロジェクト」によりリニューアルしました。
石巻市民球場正面入口付近に直径1.5メートル、重さ1トンの聖火台があります。鋳鉄製で国立競技場の聖火台をモチーフに製作され、2021年6月19日に行われた東京オリンピック・パラリンピック聖火リレーでは点火式も開催されました。
この聖火台には「フェアプレーの炎」のボードがあり、東日本大震災からの復興後、スポーツを通して明るく元気な街になる願いがこめられています。