米子エリアの観光

「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげるさん縁の地は米子市から電車で50分ほどの境港となります。米子駅からもう鬼太郎の世界が始まっています。境港駅の前からは「水木しげるロード」に並ぶ妖怪たちの銅像の中から、お気に入りの妖怪を探してみるのも一興でしょう。また、夜にはお昼と違った演出がされていますので、こちらのほうもきっと楽しいと思いますよ。

鬼太郎列車

鬼太郎列車はJR米子駅と境港駅を結び、「鬼太郎列車」をはじめ人気キャラクターのイラスト列車が人気を集めています。列車によっては「次は~、〇〇駅~」と鬼太郎の声で車内アナウンスされるのも嬉しいですね。また、JR境線の各駅には愛称がついていますので、設置されている駅名の表示板を探されてはいがでしょう。もしかしたらお気に入りキャラの駅があるかもしれませんね。

乗車区間 JR境線の米子駅から境港駅(全16駅)※米子駅の乗り場は0番線となっています。
乗車時間 
片道約45分
運転日 毎日
イラスト列車運転本数 平日16往復、土曜・休日17往復(運転間隔は40分から1時間に1本)
運賃 
片道330円
イラスト列車 
6種類(鬼太郎列車、目玉おやじ列車、ねずみ男列車、砂かけばばあ列車、こなきじじい列車、ねこ娘列車)
コメント JR境線の各駅には愛称がついています。例えば、米子駅は「ねずみ男駅」。そこで境港駅までの駅に設置されてある「妖怪駅看板」を探すことにしてみました!ところが、これがなかなか難しい(笑)何しろ同じ位置にないんですよ。仮に車両の前に乗ったとしましょう。博労町駅に着くと「コロボックル駅」の看板は通り過ぎて、列車が停まったところには何にもありません。こんな調子ですから全駅で記念に写真を撮ろうとしても至難の業(笑)ちょうどよくあったのは「つちころび駅」と「砂かけばばあ駅」「べとべとさん駅」「一反木綿駅」の4駅。例外は途中下車した河崎口駅の「傘化け駅」これは余裕のよっちゃんで、バッチリです!でも、もし乗った場所にどの駅でも「妖怪駅看板」があったら、それはもう朝の通勤ラッシュなみの混雑になることでしょう。やっぱり、散りばめて設置してあるのがミソですよねー(笑)

水木しげるロード

日本有数の妖怪が出没する観光スポットとして有名な水木しげるロード。全長約800mの通りには「水木しげる記念館」や「妖怪神社」などが点在し、たくさんの妖怪ブロンズ像も並んでいます。2020年、累計入込客数が4000万人を突破。また、2004年「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に入選しています。

所在地 〒684-0004 鳥取県境港市大正町
営業時間 24時間
定休日 年中無休
料金 無料
ロケーション JR境港駅から徒歩ですぐとなります。
コメント 
とにかく境港駅を出た瞬間からもう妖怪の世界が広がっています。水木しげるロードを歩いてると夥しい数の妖怪ブロンズ像が並んでますし、バスももちろん鬼太郎のラッピングがされてます。バス停なども鬼太郎のキャラクターですから、何をか言わんやでしょう(笑)しかもマンホールの蓋まで鬼太郎ですからね、おちおち上ばかり見てもいられませんよ。何より印象的だったのは、仲睦まじい水木しげるご夫妻が寄り添うブロンズ像でした。きっと、愛してやまない、たくさんの妖怪たちに囲まれてお幸せそうですね(笑)

水木しげる記念館

水木しげる記念館は2003年(平成15年)3月8日、水木しげるさん81歳の誕生日に開館しました。ゲゲゲの玄関を入ると水木さん原作の漫画や貴重な原画(複製)の他、波乱万丈の「人生絵巻」などが展示されています。また、数々の名作が生みだされた仕事部屋も必見です!「妖怪洞窟」では、たくさんの妖怪がみなさんを今か今かとお待ちしておりますよ。

所在地 〒684-0025 鳥取県境港市本町5
営業時間 午前9時30分から午後5時
定休日 無休
料金 大人700円、中高生500円、小学生300円
ロケーション 水木しげる記念館は水木しげるロードにあり、境港駅から徒歩10分ほどとなります。
コメント 
記念館の中庭には鬼太郎の家があり、その横に「妖怪ポスト」なるものが立っています。説明によると「このポストに投函すると妖怪消印が押されます。旅の記念に、お友達に、妖怪パワーを乗せてお便りしてみませんか?」とあります。目玉おやじによると、オリジナル絵葉書や切手も販売しておるそうなので「さあ、ボクもお嬢ちゃんも妖怪メールを送って、友達をビックリさせてやりなさい!」

妖怪ブロンズ像

水木しげるロードには妖怪をはじめ、神や悪魔、架空・実在の人物など177体の「妖怪ブロンズ像」が並んでいます。ひとたび「水木しげるロード」を歩けば、きっとお気に入りの妖怪ブロンズ像が見つかることでしょう!

所在地 〒684-0004 鳥取県境港市大正町
営業時間 24時間
定休日 年中無休
料金 無料
ロケーション 「妖怪ブロンズ像」はJR境港駅の前から始まって、水木しげるロード全線に設置してあります。
コメント 
目標は「妖怪ブロンズ像」177体の写真を制覇することでした!えっ、奇人、変人、だから何?何とでもおっしゃい。でも、もう一つ忘れてちゃいませんか、暇人を(笑)やり始めたら、とことんやらないと気がすみません。一つも見逃すまいと、もう血眼になっておりました。そして水木しげるロードを往復して悲願の「妖怪ブロンズ像」177体を完全制覇!ばんざーい!さて、誰か褒めてくれるのかな?なんかご褒美でも出るのかな?ご満悦になって、写真の確認をすると少々、数が合いません。残りの8体はどこよ?「おかしいなー、どっかで見落とした???」謎は深まばかり。あとで知ったことですが「水木しげる記念館」の中にもあったらしい(驚)あちゃー、そういう奥の手を使いますか!入館待ちの行列を見て、入らなかったのがいけなかった。「あーあ、もう取り返しがつかんわ、こりゃ・・・」記念館前の広場にもあったらしいので、177体のうち撮影できたのは169体。よく知らぬが仏とも言いますが、いやいや「こればっかりは知っておいたほうがいいでしょう」おいおい、お前は仏様か?そうでした、ただの凡人でした(笑)

妖怪神社

千年の節目、2000年1月1日の午前0時に創建された「妖怪神社」は世界でも珍しい妖怪を祀る神社となっています。御神体は高さ3mの黒御影石と樹齢300年のケヤキを組み合わせたもので、水木しげる先生によって入魂されました。ここは「妖怪たちのふるさとであり、いつまでも棲みやすくしてあげたい」という思いが込められています。

所在地 〒684-0004 鳥取県境港市大正町62−1
営業時間 24時間
定休日 年中無休
料金 無料
ロケーション 妖怪神社は水木しげるロードにあり、境港駅から徒歩5分ほどとなります。
コメント 
妖怪神社は神聖な場所ですから、参拝儀礼を忘れないようにしましょう。先ずは「目玉おやじ清めの水」で手を清めます。妖怪たちにお願いする前に深いお辞儀を2回して、ご挨拶しましょう。拍手を2回打つと妖怪たちが呼び出されますので、お願い事を唱えてください。そして最後に、お願い事を聞いてもらったらお礼をするのが礼儀。感謝を込めて深いお辞儀を1回するのを忘れないようにしましょう。えっ、妖怪神社に参拝した記念として写真撮影したいって?大丈夫。一反木綿の鳥居から数歩下がったところには、ちゃーんと「写真撮影用カメラスタンド」が用意されていますからね。優しい妖怪たちの配慮がこのあたりにも表れています!そうそう、うっかりしてました。これはたまーにですが、目立ちたがり屋の妖怪さんが写真に写っても許してあげましょう(笑)

河童の泉

妖怪広場に憩いの場として出現した河童の泉は、妖怪たちのオアシスとなっています。それぞれ好きなことをして呑気に遊ぶ妖怪たちを見ていると、きっと癒されることでしょう。

所在地 〒684-0004 鳥取県境港市大正町
営業時間 24時間
定休日 年中無休
料金 無料
ロケーション 河童の泉は水木しげるロードにあり、境港駅から徒歩2分ほどとなります。
コメント 
河童の泉では後ろ向きに硬貨を1つ投げると?妖怪パワーをもらえるそうです。2つ投げると金霊(かなだま)が飛んでくる。もし3つも投げたら、なんとまあ長い人生、呑気に暮らせるそうです!つまり、河童の泉で遊ぶ妖怪たちの仲間入りするわけですね(笑)さて、あなたはいくつ硬貨を投げますか?

妖怪お休み処 砂かけ屋

妖怪お休み処 砂かけ屋は2014年(平成26年)3月8日、水木しげるさん92歳の誕生日に新装オープンしました。ここでは妖怪着ぐるみたちと記念撮影できる人気スポットとなっています。また、夜にはライトアップされてお昼とは違う、今にも妖怪たちが出没しそうな雰囲気が演出されていますので、乞うご期待!

所在地 〒684-0005 鳥取県境港市松ケ枝町61
営業時間 24時間
定休日 年中無休
料金 無料
ロケーション 妖怪お休み処 砂かけ屋は水木しげるロードにあり、境港駅から徒歩7分ほどとなります。
コメント 
「妖怪お休み処 砂かけ屋」の扉にはたくさんの目々連があり、横の窓からは砂かけばばあが覗いていますね。何故でしょう?ここは名前のとおり、妖怪たちが一休みするところだからです。入口の扉にも「この先 妖界 人間の立ち入りはご遠慮ください」と書いてあるでしょう?だから、砂かけばばあも、ああして人間が入ってこないかと用心してるわけです。間違っても中に入ろうと思ったりしないよう、くれぐれもご注意ください(笑)

妖怪たちの足湯

妖怪たちの足湯は「天然温泉 境港 夕凪の湯 御宿 野乃」にあり、泉質は単純温泉(低張性 アルカリ性 低温泉)となっています。水木しげるロードで楽しまれた後、ゆっくり足湯というのも良いですね。

所在地 〒684-0004 鳥取県境港市大正町216
営業時間 午前6時から午後7時
定休日 年中無休
料金 無料
ロケーション 妖怪たちの足湯は境港駅の前にあり徒歩1分ほどとなります。温泉ホテルの敷地内にありますが、駅前のローターリーに面していますのですぐに分かると思います。妖怪たちの足湯のそばにはブロンズ像「家獣」や「魔法陣の悪魔くんとメフィスト」が設置してありますので目印にするといいでしょう。
コメント 
妖怪たちの足湯に行くと誰もいませんでした。なのに、写真は撮っても足の疲れを取らなかった。「水木しげる氏顕彰像」にも刻まれてるじゃないですか、曰く「なまけ者になりなさい」そうですよね、先生。足湯に浸かって、どーせ誰もいないんだし、ぼーっとしてればよかった。いや、いっそのこと寝そべってればよかった(笑)

夜の水木しげるロード

夜は「妖怪たちの時間」と言われています。そのため水木しげるロードでは日没になると、50種類以上の妖怪たちが影絵となって神出鬼没に現れます。また、水木しげる記念館の前では漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の一場面が「動く妖怪影絵」によって再現されています。こちらもお見逃しなく!2019年(令和元年)水木しげるロードは「第17回照明デザイン賞」の最優秀賞を受賞しています。

所在地 〒684-0004 鳥取県境港市大正町
出没時間 日没から午後10時
定休日 年中無休
料金 無料
ロケーション 妖怪たちの影絵は水木しげるロードで映し出され、影絵はあちこちで消えたり現れたりします。また、動く妖怪影絵のほうは「水木しげる記念館」前限定なので注意しましょう。
コメント 「妖怪たちの時間は夜」というだけのことはありますよ。次から次へと路上に出現する妖怪たち、モタモタしてると撮影が追いつきません(笑)知ってる妖怪が出てきたりすると、それはもう楽しいこと間違いなし!50匹以上もいるという水木しげるロードの妖怪たち、13匹しか写真に撮れませんでした。すべての妖怪たちとご対面しようと思うと、なかなか一朝一夕にはいかないかもしれません。今夜も現れたり消えたりして、みんなを翻弄してることでしょう(笑)

目玉おやじ街灯

目玉おやじ街灯は日没になると境港駅の周辺で点灯しています。

所在地 〒684-0004 鳥取県境港市大正町
点灯時間 日没から
定休日 年中無休
料金 無料
ロケーション JR境港駅前のエリアに設置されています。
コメント
 それにしても街灯の球体を目玉おやじにするという斬新な着想には全く頭が下がります。日没になるとその存在感は強烈です!今にも雨が降ってきそうなどんより雲だったので、何かが起こりそうなおどろおどろしさが異妖でした(笑)

妖怪ブロンズ像ライトアップ

日没になると177体の妖怪ブロンズ像が妖しくライトアップされています。ときおりライトの色が変化したり、流れてくる音にあわせて点滅したりと、今宵もいろんな演出でみなさんをお待ちしております。

所在地 〒684-0004 鳥取県境港市大正町
ライトアップ時間 日没から午後10時
定休日 無休
料金 無料
ロケーション 妖怪ブロンズ像は水木しげるロード全線でライトアップされます。
コメント 
不気味に照らし出された「死神」これじゃあ、まるで肝試しじゃないですか!もし誰かが背後に隠れて「こ~んばんわ~」と声をかけてきたりしたら?「死神」がいるとも知らずに振り向いて、それこそ卒倒するか絶叫しそうです。如何せん臆病者ですからね「どうかみなさん、それだけはご容赦ください・・・」故郷の家では扉がギィーーっと、また床がギシギシと軋んだりしたもんだから、子供のころは夜中に一人で便所へ行くのも怖かったものです(笑)

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