初めて日本に来る方用に、日本の鉄道、駅などについてまとめております。
日本の電車事情
日本国内の電車は、9割近くは、オンタイム運転と思ってもらって大丈夫です。
基本的には時刻表に記載された通りに電車が動きます。
ですので、13時59分と書いてる電車は、13時59分に出発します。
たった1分ですが、14時にホームに行ってももう電車なく乗れません。
東京駅、新宿駅などの乗り換えは、駅自体が大きいので、乗り換えに20分近く時間がかかることがあるものの、電車の時刻表はあてにしていいですので、ある程度、予定通りの行動はできるはずです。
ただ、まれに人身事故など起こると大幅に遅れることもあります。
特に東京近郊で、電車がその路線しかないエリアは、深刻な遅れが生じます。
在来線は、人身事故があり得るということは頭にいれておいてください。
新幹線に関しては99%ぐらいの確率で事故は起こりません。またほぼオンタイムで、運行します。
切符
国外から来る方はジャパンレールパスを購入できるので、それを基本的に使って移動をしていただけると思いますが、日本人は、レールパスを買えないので、通常は、SuicaというICカードで乗るか、切符を買って乗ることになります。
日本の鉄道の切符の買い方はかなり難しい部類に入ります。
基本的は、距離で料金が決まります。
ですので、駅の券売機のところで自身が乗りたい駅から降りたい駅を確認し、料金を調べて、その料金の切符を買います。
その点、Suicaはお金をチャージしておけば、自動的に引き落としになるので、便利です。
特に東京都内を移動する場合、東京メトロはジャパンレールパスを使えないので、Suicaがあると便利です。
電車の乗り降り
基本的には、電車はいつもも混んでいるので、かなりの人が駅での乗り降りをします。
日本の場合、スムーズな乗車をするために、
「降りる人が先に出る」
「乗る人はおおよそ降りる人が降りたら乗る」
という習慣になっています。
大体の雰囲気は駅でわかりますので、イメージがわからない場合は、回りの日本人の動きを観察してみてください。
ラッシュアワー
乗る駅にもよりますが、朝は午前7時前後から午前9時前ぐらいまでは、東京近郊の首都圏エリアの電車は非常に混雑します。
夕方は、午後6時から午前12時前後の終電の時間まで基本的には混みます。
注意するべきは朝です。朝に関しては、スーツケースをもって、例えば、埼京線など乗るのはほぼ不可能なように思えます。
例えるなら、大人気アーティストのスタジアムコンサートのオールスタンディングのエリアの前方に、スーツケースを持っているようなものです。
そのため、移動する時間は注意しましょう。
電車の運行間隔
これも路線により違いますが、例えば、東京都内の山手線などは数分に1本の割合で運行しているので、1本乗り過ごしても5分ぐらいですぐ次の電車がきます。
そのため、山手線のような乗り物は、特に時刻表を調べて行く必要はありません。
ジャパンレールパスを使って乗る新幹線は、京都方面の場合、「のぞみ」が使えません。「のぞみ」は、10分間隔ぐらいで発車しますが、のぞみ以外の新幹線だと15分に1本ぐらいの割合になります。
新幹線を使う際は、時刻表をしっかり確認してください。
北の仙台方面に行く新幹線は、ジャパンレールパスで基本的には、すべてのものに乗れますが、こちらは10分、15分に1本ぐらいの間隔で運行しています。
しかし、仙台まではかなり本数があるものの仙台より北に行く新幹線は本数が少なくなりますので、特に函館まで新幹線で行こうという場合は、注意してください。
日本の主な駅
日本国内の列車の駅は、非常に清潔感があります。東京エリアある主な駅、例えば、東京駅、上野駅、新宿駅などへ駅構内にもコンビニのようなお店はもちろん、お土産店、食事(基本的には軽食)ができるようなお店も入っています。
そのため、駅の中で買い物はできます。
ただ、このような駅は、大きいです。特に東京駅などはスムーズに乗り換えをしても10分近く歩くような路線があります。
初めて東京駅に到着し、迷えば、20分、30分ぐらい駅の中をさまようことになることもあります。
出口もたくさんありますし、東京都内の大きな駅を使う場合は、少し迷うことも想定して、時間に余裕をもっておいてください。
エスカレーター
ラッシュアワーで大混雑の駅ですので、駅のエスカレーターなどの乗り方にも注意が必要です。
日本の場合、左側が立って乗る、右側は歩く人ように空ける、というのが一般的になります。
しかし、関西圏である大阪、兵庫あたりは、これが反対になり、右側が立つ、左側が歩くという形になります。
この辺は、日本人でもよくわからないことなので、外国から来る方は完璧に把握する必要はないですが、一応、東京周辺では、エスカレーターを使う際は、左側に立って、スーツケースは横には置かず、右側のスペースを確保し、歩く人のために空けておいてください。