ラーメン

ラーメンは、日本の中でも最も人気の高い食べ物の1つです。
そのため、日本に滞在するのであれば、ぜひラーメンは一度食べていただきたいですが、どういう風に注文すればいいか、ちょっと不安ということもありますね。
そこで、イメージだけでもつかんでもらうために、こちらではラーメンを食べる場合の一般的な注文の仕方をご紹介します。

ラーメンは、基本的には、短時間で食べる料理です。
ラーメンは、時間が経つと「のびる」食べ物になり、「のびる」とやはりお店側が食べてもらいたいと思って出している料理とはやや変わってしまいます。
そのため、ラーメンについては、出されたら、できるだけ早く口をつけてください。
ラーメンが運ばれてきてから、しばらく手をつけずにおいておくのはよくありません。

ですので、お店によって、ラーメン以外にビールやおつまみを提供しているところでラーメンを食べる場合は、まずビールやおつまみを注文します。
ビールを飲み、もう飲みは満足という段階で、最後にラーメンを頼むというほうが美味しいラーメンを食べることができると思います。

ラーメンの価格帯

ラーメンは、安いお店でおおよそ500円前後から食べることができます。
安いラーメンは500円以下というのもあります。
行列ができるような人気店の中には、1杯1500円以上するようなお店もありますが、通常のシンプルなラーメンを食べる場合、1000円を超えることはほとんどありません。

ラーメンの注文の仕方

ラーメンの注文の仕方は大きく分けて、2つです。
お店に入ると券売機があり、そこで食券を買い、店員さんに渡してオーダーする方法(食前の支払い)と、お店に入り、メニューを見て、注文する方法です(食後の支払い)。

券売機式の注文の場合、券売機の種類で、言語が選べるものとそうでないものに分かれます。どちらかというと、言語は選べないお店のほうが多いかもしれません。

まずは、券売機タイプのお店のオーダー方法のご案内です。
こちらのお店は、札幌にあるすみれのすすきの店になります。

(1)まず、お店の中に入ります。

(2)入口の近くに食券の券売機がありますので、ここで注文をします。

このお店の券売機は、言語が選べるタイプなので、このような券売機であれば、注文はしやすいのですが、すべてがこのような券売機ではありません。
このお店は、「味噌」、「醤油」、「塩」、「昔風しょうゆ」と4種類の味があります。食べたい味とサイズ(普通、大盛、ハーフ)を選びます。
このお店では現金以外にクレジットカードで支払いができましたが、多くのラーメン店は現金のみというところが多いですので、ラーメンを食べに行くときは、基本的に支払い方法は現金を想定していく方が間違いありません。

(3)このような形で食券が発行されますので、これを店員さんに渡します。

(4)ラーメンは基本的に、すぐきます。博多の細麺のとんこつラーメンであれば、1分かからず出てくることもありますし、通常、席についてから、数分で出てきます。

後は、食べるだけです。箸がおいてありますので、それで食べます。
既に支払いはしてありますので、食後は、そのままお店を出ます。
チップなど入りません。

次は、券売機ではないほうの注文方法です。
こちらは札幌の一幻というお店です。
このお店は、少し変わったオーダーになるのですが、基本のラーメンの味が「みそ」、「しお」、「しょうゆ」以外に、スープの濃さを選べます。
たまにこのようなお店もありますが、基本的には「味」と「サイズ」を選びます。

ラーメンは注文後、数分で運ばれてきます。
スープは熱いので気を付けて食べてください。

券売機のないラーメン店のほとんどが、食後の支払いです。ですので、注文して食べ終わったら、支払います。
通常は、レジがありますので、そこで会計をします。

量を先に決めて買う場合と、替え玉というお替り

ラーメン店には、先に大盛りを頼むラーメン店と、麺を食べ終えた後に、追加でお替りをする「替え玉」というのがあります。
大盛りの場合は、注文の際に言えますが、替え玉は、麺を食べ終わった後に、追加で注文するものになります。
すべてのラーメンに替え玉があるわけではなく、替え玉があるタイプのラーメンの多くが、博多とんこつラーメンになりますが、すべてのお店で替え玉をしているわけではありません。

ここでは、渋谷の博多天神の替え玉をご紹介します。

まずお店に入って、ラーメンを注文します。

麺を食べ終えて、スープを残した段階で「替え玉」を注文します。
スープを飲み干してはいけません。
ちなみに、この博多天神では、替え玉1回までは無料です。
お店によっては、替え玉が100円から200円前後取られることもあります。

つけ麵とラーメン

ラーメン店の中には、冷たい麺と汁を分けて出す「つけ麵」とあつあつのスープに入っている麺を食べるラーメンと2種類のお店があります。
つけ麵はつけ麵の専門店というのもありますし、1つの店でつけ麵とラーメンを出しているところもあります。

そのため、基本的な情報として、つけ麵は冷たい麺である、ということと、ラーメンは暖かいスープで食べるということは頭に入れておいてください。

ラーメン(あつあつのスープと麺)

つけ麵(冷たい麺と暖かいスープが別々)

*日本のお店では、基本的には、チップは不要です。
*店内で飲食する場合、10%の消費税がかかります。


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