日本の気候について

日本は、四季があり、春夏秋冬と、訪れるときどきにより様々な魅力があります。
ここでは、日本の1年間の天候についての基本的なことをご案内いたします。
基本的に、雨期があります。
沖縄県などは、例年5月10日から雨期になり、6月25日ぐらいまでは天気が良くありません。
九州、四国は、例年6月5日ごろから雨期になります。7月20日ぐらいまでは雨が多くなります。
本州は、例年6月10日ごろから雨期になり、7月25日ぐらいまでは天気があまりよくありません。本州は、長いので、南ほど雨期の到来が早く、北ほど遅くなります。
北海道は、雨期は基本的にはありません。
この雨期の雨は、豪雨というよりは、しとしとと降り続くような雨になります。
湿度が高くじめじめした時期がこの雨期の時期になります。

雨期が明けると、各地で本格的な真夏のシーズンになります。
日本は、盆地ほど気温が高くなります。
そのため、沖縄や九州の南の県より、最高気温が高いのは、埼玉県の県北エリア、岐阜県など内陸部になり、40度を超える日もあります。

8月下旬から9月になってくると、台風が上陸することもあります。
例年、日本への上陸が多いのは、9月から10月になり、2019年10月は、ラグビーワールドカップの試合が中止になるほどの巨大な台風が上陸しました。
特に沖縄は、台風が頻繁に上陸するのがこの秋になりますので、注意が必要です。

11月に入ると、北日本のエリアは、雪が降り始めます。
北海道などは11月ぐらいから注意が必要になります。
12月に入ると、東北、北海道、北陸地方は、基本的には雪ということを前提にした方が良くなります。この地方は、3月ぐらいまでは雪の影響を受ける可能性があります。

東京、大阪などの大都市は、基本的には雪はほとんど降りませんが、もし、雪にあたると、交通機関が大きく乱れます。
冬の旅行を計画する場合は、ご注意ください。

「花見」と言って、桜が満開になると、桜を見ながらみんなで飲み会を楽しむというのも日本の文化の1つです。
日本は細長く、北ほど寒くなりますので、平均的には、南ほど早く開花する傾向にあります。九州のエリアであれば、3月20日ぐらいに開花し、東京周辺の関東は3月25日ごろ、東北は、4月10日ごろとなり、北海道は、4月30日から5月10日ぐらいにかけて咲くような流れになります。
桜は、どこに行っても見れます。
名のない公園でも桜はきれいに咲いていますので、この時期に日本に来るのであれば、わざわざ混みあう観光地で桜を見るより、自分の足などできれいな桜を探すのも旅の楽しみになると思います。
3月後半などは天候も不安定なことが多く、満開になった後、雨ですぐ散ってしまうこともあります。開花後はずっと咲いているわけではなく、数日の勝負ですので、ご注意ください。


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