イギリスのロンドン郊外にあるトゥイッケナム・スタジアム。
サッカーとラグビーは、イングランドが発祥の地となり、ラグビーの聖地が、トゥイッケナム・スタジアム、サッカーの聖地がウェンブリー・スタジアムと言われます。ラグビーのイングランド代表のホームスタジアムとなり、1991年と2015年のラグビーワールドカップでは、開幕戦、決勝戦を開催したスタジアムになります(1999年のワールドカップは準決勝を開催。1999年の決勝はウェールズのミレニアムスタジアム)。
ラグビー以外にも近年では、NFLのロンドンゲームが2016年(NYジャイアンツ対LAラムズ)、2017年(アリゾナ・カージナルス対LAラムズ、ミネソタ・バイキングス対クリーブランド・ブラウンズ)にこのスタジアムで試合を開催しております。
トゥイッケナム・スタジアムの基本情報
所在地:200 Whitton Rd, Twickenham TW2 7BA
収容人数:82,000人
オープン:1909年
スタジアムについて
トゥイッケナム・スタジアムは、基本的には、3層のスタジアムです。
1階席、2階席、3階席の構造になります。
トゥイッケナム・スタジアムは、古いタイプのスタジアムのため、グランド近くの座席は、プレーが見づらくなるカテゴリーになります。
トゥイッケナム・スタジアムは、プレーするエリアとスタンドにスペースがあるので、どうしても前の座席は、プレーが見づらくなります。
新しいタイプのスタジアムは、しっかり段差があるので、ここまで見づらいという感じは受けないこともありますので、前のエリアの見やすさというのは、スタジアムのタイプにもよります。
また全体的に作りが古いので、コンコースなどは、それほど大きくはありません。
試合の日は、スタジアムを出たところにお店などがあるので、コンコースよりもこちらのエリアのほうで飲食をするファンが多くなります。
ワールドラグビーミュージアム
トゥイッケナム・スタジアムには、ワールドラグビーミュージアムがついており、試合がない日でもスタジアムツアーと一緒に回ることもできます。
なかなかピンポイントでラグビーの観戦日に合わせて行くことが難しい場合でもスタジアムの中を見たり、ミュージアムが見れるので、旅行中にお時間があれば、行ってみてください。
アクセス
ロンドン市内からだと、ウォータールー駅からサウスウエストラインに乗り、最寄りのトゥイッケナム駅に向かいます。
20分ほどで駅に到着しますので、その後は、スタジアムまで徒歩15分ぐらい歩きます。
このスタジアムは、駅からは民家のようなところを歩いていきます。
そういう意味では、ウェンブリースタジアムとはまた雰囲気が違います。
2015年のワールドカップのときは、帰りは、ロンドン市内までの無料のバスが出ておりました。