縁結びの神社としても有名な「出雲大社」には大国主大神が祀られています。正式な読みは「いずもおおやしろ」といい「古事記」にも記されるほど古く、国宝に指定されている御本殿が再建されたのは延享元年(1744年)となります。神楽殿の巨大な注連縄は撮影スポットとしても大人気で、御本殿の裏に祀られている素鵞社はパワースポットとしても有名です。旧暦10月の「神在月」には神迎祭など様々な神事が行われるので、11月ころに出雲大社を訪れるのもおすすめです。また、境内にはたくさんのウサギもいて、とても癒されますよ。
基本情報
所在地 〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195
営業時間 午前6時30分から午後8時
定休日 年中無休
料金 無料
アクセス
出雲大社はJR出雲市駅の北西へ約8キロとなり、一畑電車の利用が便利です。一畑電車の始発駅「電鉄出雲市駅」はJR出雲市駅の北口を出て右側、徒歩3分ほどとなります。「電鉄出雲市駅」から乗車して終点の「出雲大社前」駅で下車。所要時間は約25分、料金は500円。電車によっては途中の「川跡駅」で乗り換えの必要がありますので注意しましょう。出雲大社へは「出雲大社前」駅前の神門通りを右側へ徒歩で約10分となります。また、JR出雲市駅から一畑バスの出雲大社・日御碕・宇竜行きを利用して「正門前」で下車すると、出雲大社まですぐとなります。バス停からは大きな「勢溜の大鳥居」が見えますので迷うことはないと思います。所要時間は約30分で料金は510円。
出雲大社
出雲大社にはたくさんのウサギがいると言うので探すことにしました。先ずは「宇迦橋の大鳥居」から「勢溜の大鳥居」「松の参道の大鳥居」をくぐりました。いかにもウサギのいそうな雰囲気たっぷり。でも、どこにもいません。参道を歩いてると右手に「ムスビの御神像」があり、左手には因幡の白兎を再現した「御慈愛の御神像」が見えてきます。でも、これは白兎といっても銅像ですからちょっと違います。では、いったいウサギは何処にいるのか?「銅の鳥居」を通って拝殿まで来れば人も多く、もしウサギがいるなら参拝者の注目の的になりそうなもの。でも「うわっ、かわいいウサちゃんがいるじゃない!」なんて騒いでる人は誰もいません。ここは出雲大社という神聖な神社ですから、静かにするのが神様への礼儀というものでしょう。さて、八百万の神さまたちが宿泊されるという「東十九社」の先まで歩くともうそこは「御本殿」の裏。あれ、一番奥まで来てしまいました「おかしいなー、ウサギはどこよ???」もしかして?またぼんやりしてて気がつかなかったのかな。でも、どこをどー見てもいません。そして、ぼんやりさんもそこではたと気がつきました「もも、もしかしてこれのことか!?」手を合わせたり、本を広げたりしてるウサギがいるじゃありませんか!ぼんやりさんはぴょんぴょん跳ねてる野生のウサギを探しておりました(笑)どうりで見つからないはずだ。確かにいるわいるわ、青銅のウサギたちが。いやあ見事に一杯食わされました。教えていただいた女性もしてやったりとほくそ笑んでることでしょう(笑)