佐賀県立森林公園野球場は、佐賀県立森林公園内にある野球場です。高校野球佐賀大会のメイン球場で夏の予選大会決勝戦が毎年行われています。また少年野球から社会人まで幅広い層で大会も行われています。プロ野球公式戦は開場以来、読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズ、広島東洋カープが主催試合を行ってきました。近年ではオープン戦が2018年3月に埼玉西武ライオンズ対広島東洋カープ戦が行われています。2021年に予定されていた読売ジャイアンツ対広島東洋カープ戦は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を受けて東京ドームに変更となりました。2023年4月には読売ジャイアンツが14年ぶりに横浜DeNAベイスターズ戦と主催試合を行います。
アクセスについて
最寄り駅はJR久保田駅となりますが球場までは3キロ程離れています。
そのためJR佐賀駅から公共交通(路線バス)を利用するが一般的なアクセス方法となります。
バスはJR佐賀駅に隣接しますバスセンターより市営バス・祐徳バス・昭和バスが球場まで運行しています。
佐賀駅からの乗車時間は約30分、森林公園前バス停でおりますと目の前が公園入口です。バス停前にはセブンイレブンがあります。
車をご利用の際は長崎自動車道佐賀大和I.Cより約30分、道多久I.Cより約40分が渋滞がない時の所要時間の目安となります。駐車場は公園内数か所に合計約1000台分のスペースがあります。但しプロ野球などのイベント開催の際は公園内の駐車場は使用できず、その際は臨時駐車場が用意されるようです。
会場について
所在地:佐賀県佐賀市久保田町徳万526-1
(県立森林公園内)
収容人数:16,500人
(内野席 : 11,850席・外野芝生 : 約4,650人)
グランド : 両翼99m、センター122m
内野…クレイ・外野…天然芝
照明設備 : 6基
オープン:1999年
(2021年スコアボード改修)
ブルペンはポール際の内野席にあります。
2021年に完成したスコアボードは42万5千個のLEDを使ったフルカラーので高さ6メートル、幅17・6メートルです。
座席につきまして
バックネット裏一角のオレンジのシートは背もたれがついています。
その他の内野席はベンチシートとなります。
外野は芝生席となり定員は4650人となっています。
屋根につきまして
バックネット裏スタンドの中段以降に存在しています。
記念碑など
球場正面付近に1999年に初めてのプロ野球開催記念した石碑と記念樹としてハナミズキが植えられています。石碑には、当時の横浜ベイスターズの権藤博監督、広島カープの緒方孝市選手(のちに監督)などの名前が刻まれています。
新鳥栖駅にあります元広島カープの緒方孝市氏(鳥栖高)の展示コーナー
佐賀の交通・観光・食べ物を知る
旅行の前に、佐賀の基本情報をまとめておりますので、ご参考にご利用ください。
(1)佐賀・鳥栖エリアの交通
佐賀は、九州佐賀国際空港へ東京から飛行機が飛んでいます。
ただ、佐賀空港は、鳥栖へのアクセスはあまりよくありません。
鳥栖での観戦の場合は、福岡空港からアクセスするほうが来やすくなります。
空港から佐賀駅は飛行機の到着に合わせてアクセスバスが運行していますので、佐賀駅に行くのであれば、バスで行くこともできます。
(2)佐賀・鳥栖エリアのホテル
鳥栖での観戦のみ目的の場合は、福岡市内から電車で来るのが便利です。
そのため、博多を拠点に観戦を考えることもできます。
佐賀を中心に観戦の翌日に観光を考えている場合、佐賀駅周辺にビジネスホテルがありますので、そのようなホテルを利用するのが便利かもしれません。
(3)佐賀・鳥栖エリアの観光
吉野ヶ里歴史公園、嬉野温泉など佐賀県内の観光名所はありますが、鳥栖や佐賀での観戦とセットで回れそうなのは、吉野ヶ里歴史公園になります。
(4)佐賀・鳥栖エリアで食べる
佐賀ラーメンは気軽に食べれるものの1つになります。生卵にとんこつというのが特徴のようです。他には、佐賀牛、竹崎かになどは少し高くなりますが、佐賀の名物になります。