萩中央公園に建つ「山県有朋元帥騎馬像」は1929年(昭和4年)彫刻家の北村西望によって制作されました。山県有朋は萩市川島に生まれ、吉田松陰の松下村塾に入門。明治維新後は内閣総理大臣や陸軍大将、法相などを歴任した明治の元勲です。かつては霞ヶ関の陸軍大臣官邸に置かれていましたが、上野公園、井の頭公園と転々とした後、1992年(平成4年)故郷の萩市に移設されています。
基本情報
所在地 〒758-0041 山口県萩市江向552−2
営業時間 24時間
定休日 年中無休
料金 無料
アクセス
「山県有朋元帥騎馬像」は萩中央公園にあり、山口県立萩美術館・浦上記念館の向かい側、「萩・明倫学舎」も徒歩数分となります。JR東萩駅からの距離は約2キロで、徒歩約30分となります。「萩循環まぁーるバス」の東回りコース(松陰先生)を利用する場合は、東萩駅前から乗車して「萩市役所」で下車すると便利です。所要時間は約30分、料金は100円。始発の午前7時から終発の午後6時まで、約30分間隔で運行されています。バス停から「山県有朋元帥騎馬像」までは徒歩5分ほどです。
山県有朋元帥騎馬像
「日本陸軍の父」とも称される山県有朋は明治以降の首相経験者で、軍人として前線に立ったことのある唯一の人と言われています。「山県有朋元帥騎馬像」はその前線で陣頭指揮を執る姿なのか、兵士を閲兵してるのか、まあ颯爽としてますね。この「山県有朋元帥騎馬像」を制作したのは北村西望。最も有名なのは長崎の「平和祈念像」でしょう。また、銀座の数寄屋橋公園内(交番の裏)にある関東大震災十周年記念碑「燈臺」もあります。恥ずかしながら、これら3つが同じ彫刻家による作品とは全く知りませんでした(笑)