「西の京」と称される山口市最大の観光名所、瑠璃光寺(ルリコウジ)の五重塔。その美しさは「日本三名塔」の一つとされ、大内文化の最高傑作と絶賛されています。国内では10番目に古い歴史があり、応永の乱で戦死した大内義弘の菩提を弔うため、弟の盛見が1442年(嘉吉2年)に建立。室町時代中期の秀でた建造物と評され、国宝に指定されています。また、日没から午後10時までライトアップされる五重塔は日中とはまた異なる、別天地のような美しさです。
基本情報
所在地 〒753-0095 山口県山口市木町1−28
営業時間 24時間
定休日 無休
拝観料 無料
アクセス
瑠璃光寺の五重塔はJR山口駅から約2.3キロほどあり、黄色い車体のコミュニティバス利用が便利です。山口駅前の4番のりばから大内ルートに乗車して「香山公園五重塔前」下車すると、五重塔は目の前です。所要時間は13分、料金は200円(中学生以上)。またJR山口駅からは徒歩で約30分となります。
瑠璃光寺 五重塔
「日本三名塔」の五重塔といえば?やっぱり新幹線の車窓から見える五重塔ですよね。「えっ?あんた、あれは東寺の五重塔だよ」あら、てっきり新幹線から見えるのが法隆寺の五重塔だと思っておりました(笑)「日本三名塔」の一つ、瑠璃光寺の五重塔についても何の予備知識を持っておりませんでした。ただ地図に出てたので、行ってみようか?という軽い気持ち。ところがライトアップされた五重塔はとても美麗で、しかも池が鏡のように反射して上下反転。なーんか幻想的なんですよね。これだけの感銘を受けながらも瑠璃光寺の五重塔が国宝と知ったのは後のことでした。夜とあってか、他に誰もいなくて貸し切り状態。つい調子に乗って「もうちょっとこっちかな、いやもうちょっと寄ったほうがいいかな、あともうちょっとだけ」写真を撮るのに気を取られてると、池はもう目の前。落ちないよう柵とか何もないんですよね、これがまた。あと一歩でゴルフの池ポチャになるところでした、危ない危ない(笑)