砂の美術館は世界で唯一、砂の彫像「砂像」を展示する美術館となります。鳥取砂丘の砂と水だけを使用して制作されたという「砂像」は圧巻の一言に尽きます。いつ崩れるやもしれない一瞬の儚い美しさに魅了されることでしょう。砂の美術館が世界に誇る「砂像」は必見です!
基本情報
所在地 〒689-0105 鳥取県鳥取市福部町湯山2083−17
営業時間 平日・日曜 午前9時から午後4時(最終入館午後3時30分)/土曜日 午前9時から午後6時(最終入館午後5時30分)※毎年異なりますので、詳細は砂の美術館の公式サイトをご確認ください。
定休日 開催期間中は年末年始含めて無休 ※例年、1月初旬から4月頃末まで次回に展示する砂像の制作・館内整備のため休館
料金 一般600円 小・中・高校生300円
アクセス
砂の美術館の最寄りのバス停は「砂丘会館」の一つ手前、「砂の美術館前」となります。砂の美術館から鳥取砂丘との距離は800mほどなので、例えば「砂の美術館前」で下車して先に砂の美術館を見学。その後、鳥取砂丘まで歩いて観光を楽しんだ後「砂丘会館」から乗車し、鳥取市内に戻るというのもいいかもしれませんね。ちなみに砂の美術館から鳥取砂丘までは緩やかな上り坂となっています。
砂の美術館
語彙が少ない、あるいは表現力が乏しい、または「ボキャ貧」と言ってもいいでしょう。砂の美術館で砂像を見たとき、それを露呈してしまいました(笑)第13期展示は砂で世界旅行「チェコ&スロバキア編 ~盛衰の歴史と神秘の残影を訪ねて~」を開催中でした!写真で見るのと本物を見るのでは大違い。もう、出るのは感嘆詞ばかり。「天文時計とセドレツ納骨堂」の骸骨を見ては夥しい数に、おーーー凄っ。「ビロード革命と現代化」では抗議の声が聞こえてきそうで、んーーー、なんと!「プラハ城」の前では、うわっー、これも凄っ!では、いったい何がどう凄いのか?その表現力がないから困りもの(笑)それを伝えられないもどかしさといったらありません。ただ、彫刻で連想するものといったらミケランジェロの「ダビデ像」。例えば「ダビデ像」は硬い大理石でできてます。一方、砂の美術館に展示されてる「砂像」は鳥取砂丘の砂。まあ、硬い大理石を彫るのはそりゃ大変でしょう。でも曲がったり変形したりはしません。でも砂像は柔らかい砂ですから、そうはいかない。これほど対極にあるものも珍しいんじゃないですかね。それにしても砂像彫刻家は砂でこれだけ驚異的な作品を制作できるということは?その技術を応用して大理石の彫刻も制作できるのかもしれませんね。さて、チェコを旅する機会があったら行ってみたい「プラハ城」それを見た瞬間、思いました「あー、これこそ砂上の楼閣だなあ・・・」辞書を紐解けば、見かけは立派であるが、基礎がしっかりしていないために長く維持できない物事のたとえ。それは取りも直さず、砂像の「プラハ城」を示してるみたいじゃないですか。いつまでも、この美しい「プラハ城」を保存してもらいたいものです。ところで、街頭で大道芸人のスタチューを見ることがあるでしょう。まったく動かず、瞬きすらしてないようで恰も彫像みたいなスタチュー。もし、大道芸人がカレル橋の聖人「聖アウグスティヌス」の衣装をつけて砂丘の色に染めたらどうなるでしょう?砂の美術館でプラハ城の手前に立ってても、誰にも気づかないかもしれませんね(笑)仮にも「聖人」さまのスタチューとは、不謹慎な想像をしてどうもすいません。