昔はたくさん走っていた寝台列車も、今はこのサンライズ瀬戸・出雲のみとなってしまいました。
東京から山陰エリア・四国エリアを結ぶ寝台特急で、岡山までは併結して運行し、岡山からは「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」へ別れ、サンライズ瀬戸は高松へ、サンライズ出雲は出雲市へ向います。
車体はベージュと赤を基調とした明るいイメージで、車内は住宅メーカーと共同設計で、通路から客室内に至るまで木の温もりを生かした木目調のインテリアになっています。
サロンコーナーやシャワーブースなどのユーティリティもあり、快適な寝台列車の旅を楽しむことが出来ます。
サンライズ瀬戸は、東京から高松へ向う場合、7時に到着するので、朝、飛行機で高松へ向うより早く到着します。
高松から特急に乗れば、徳島・高知・松山へ向うことも可能です。
割高にはなりますが、優雅に電車の旅を楽しむのはいかがでしょうか?
車内は2人用個室、のびのびシートという雑魚寝席もありますが、大半は1人用個室になっていて、カギも閉めることが出来るので、女性1人での利用も安心です。
初めて利用する場合は、その喜びや、電車の揺れもあり熟睡は難しいかと思います。
A寝台は、部屋が広く、洗面台も完備されています。
A寝台は、専用のシャワールームがあり、シャワーカードやタオル・石鹸などのアメニティも準備されています。
サンライズ乗車へのポイント
サンライズはもう30年ぐらい走っていますが、未だに人気でなかなか切符を取る事が出来ません。
旅を決めたら、早めに予約をすることをお勧めします。
ただ、出発日近辺にキャンセルが出ることが多いようで、どうしても日程がこの日にしか行けない。でも1度は乗ってみたい。
でも、切符が取れなかったという場合は、出発日ギリギリまで確認してみてください。結構、購入出来るという話を聞きます。
サンライズ瀬戸・出雲の楽しみの1つ、岡山駅での切り離しですが、瀬戸号に乗った場合は、見に行かない方が無難かと思います。
切り離し後、すぐの発車で、乗れなかったという話もよく聞きますので注意してください。
3,10号車にはシャワーがあります。しかし、シャワーカードの販売は20枚程度しか販売されていません。
どうしても電車内でシャワーを浴びたいのなら、電車が到着するかなり前から、4,11号車前で並び、入線を待ち、シャワーカードを購入してください。
但し、購入しても、他の人がシャワーを使っているなど、なかなか好きな時にシャワーを浴びれない場合があるので注意してください。
個人的には、出発前にシャワーを浴びていくか、東京駅近郊の漫画喫茶とかで、シャワーを浴びるのも良いかと思います。
サンライズは2階建ての寝台列車です。
結構揺れはあります。1階席は線路に近いため、2階席に比べると騒音も多いようです。景色も考えると、選択出来るなら2階席の購入をお勧めします。
車内では、深夜0時前まで車内アナウンスがあり、岡山到着付近までアナウンスがなくなります。ただ、その時間は約6時間ないぐらいです。
岡山から高松までは1時間しないぐらいで到着するので、しっかり寝るために対策をしていくことをお進めします。出雲市までは、岡山から3時間ぐらいあるので、まだゆっくり出来ます。車内販売はありません。自動販売機はありますが、ジュース、コーヒー、水ぐらいです。事前に買い込んで乗車する事をお勧めします。もう、いつ廃止になってもおかしくはないので、お早めに乗車してみてください!電車での旅、やみつきになるかも知れません。