茨城県立カシマサッカースタジアム(メルカリスタジアム)は、1993年のJリーグ開幕に合わせて完成したサッカー専用スタジアムで当時の収容人数は約1万5,000人でした。
2001年には翌年に行われる2002FIFAワールドカップ開催に合わせて既存スタンドを増築するなど大規模改修が行い、2層式スタンドに生まれ変わり収容人数4万1,800人の現在のスタジアムの形に変わりました。
東京2020オリンピックではサッカー会場として男女一次ラウンドと準々決勝の合わせて8試合が行われました。
尚、同スタジアムは2025年7月1日より3年間、命名権(ネーミングライツ)契約により「メルカリスタジアム」となりました。
メルカリスタジアムの基本情報
所在地:茨城県鹿嶋市神向寺26-2
収容人数:40,728人
ホームチーム:鹿島アントラーズ(Jリーグ)
オープン:1993年5月
開門時間と再入場
Jリーグ開催時は試合開始3時間(平日2時間)前が開門時間になります。
試合によっては開門時間が変更される場合があり、その際は事前にホームページで案内されます。
再入場(Jリーグ開催時)は可能です。
アクセス情報
試合開催日限定で、スタジアム敷地内にある鹿島臨海鉄道「鹿島サッカースタジアム駅」が利用出来ます。
またJR鹿島神宮駅からスタジアムまでピストンバスが運行されます。
カシマスタジアムは東京都内から約100キロほど離れており、鉄道を利用しての直通便はありません。
そのため東京近郊からの観戦は、東京駅八重洲口のバスターミナルから高速バスの利用が便利です。(所要時間は約2時間、料金は片道2100円です。)
駐車場情報
スタジアム敷地内(B駐車場)に500台が駐車可能です。
(事前ウェブ予約制で2500円)
スタジアム近隣には民間駐車場も多数ありこちらは予約なく利用できます。
メルカリスタジアムの座席情報
全層二層式で座席数は合計40,728席でバックスタンドの1階席には赤地に白文字で「KASHIMA」、2階席には白地に赤文字で「IBARAKI」が刻まれています。
観戦席は全席背もたれ付の完全独立シートでスタンド傾斜は1層が29度、2層が33度とスタンドのどこからでも観戦しやすいように配慮されています。
メインスタンド(1階席)
1階席メイン側スタンドは6ブロック(A~G)に区分けされていて縦に29列、横に218席あり14列目前に横に移動できる通路があります。
バックスタンド(1階席)
1階席バック側スタンドも6ブロック(O~T)に区分けされていて縦に30列、横に218席あり14列目前に横に移動できる通路があります。
ゴール裏(1階席)
1階席ゴール裏スタンドは4ブロック(ホーム側 : J~M・ビジター側 : V~Y)に区分けされていて縦に29列、横に152席あり17列目前に横に移動できる通路があります。
メインスタンド(2階席)
2階席メイン側スタンドは4ブロック(A~D)に区分けされていて縦に最大25列、横に最大約250席あり中央にメディアエリアがあります。
バックスタンド(2階席)
2階席バック側スタンドも6ブロック(O~T)に区分けされていて縦に最大30列、横に315席あります。
ゴール裏(2階席)
2階席ゴール裏スタンドは4ブロック(ホーム側 : J~M・ビジター側 : V~Y)に区分けされていて縦に最大25列、横に最大245席あります。
屋根について
メルカリスタジアムの屋根が掛かるエリアは2階席の全域で風向きにより前方3列は雨に濡れる可能性があります。
スタジアムグルメ
Jリーグで屈指のグルメスタジアムでスタジアム内とスタジアム場外のメルカリロードと呼ばれるエリアにキッチンカーとフードコートがあり試合前は大賑わいしています。