秋田県立野球場(こまちスタジアム)は秋田駅から西に6キロの日本海に程近い向浜スポーツゾーンに2003年に完成した県立野球場で県内の社会人、大学、高校などの公式戦が開催されています。
バックネット裏を覆う屋根は、米粒を模した白い膜をイメージし4基の照明塔は秋田竿燈まつりの竿燈を型取って作成しています。
初のプロ野球公式戦は2003年6月21日の広島カープvs中日ドラゴンズ戦で、以降楽天イーグルス、ヤクルトスワローズなどが公式主催試合を開催しています。
また2013年7月18日にフレッシュオールスターが開催されています。
こまちスタジアムの基本情報
所在地:秋田県秋田市新屋町字砂奴寄4-5
収容人数:25,000人
グランド : 両翼91m、センター122m
内野…クレイ・外野…天然芝
照明塔 : 4基+大屋根照明
オープン:2003年
改修 : 2018年・2024年
アクセス情報
最寄り駅はJR秋田駅ですが球場までは6キロ程離れています。
秋田中央交通バスが秋田駅西口バスターミナル2番のりばより出ていて「県庁市役所経由 県立プール」行で「こまちスタジアム前」下車すぐになります。
プロ野球開催時は秋田市内中心部からこまちスタジアムまでのシャトルバス(有料)が運行されます。
駐車場情報
バックスクリーン後方の秋田県立向浜運動広場駐車場に約600台分あります。
プロ野球開催時などは約4キロ離れた旧空港跡地が臨時駐車場(有料)として開放され球場まではシャトルバスが運行されます。
座席情報
こまちスタジアムは一層のスタンドですがバックネット裏周辺は最大41列あり、座席は内野スタンドが1万5,000席、外野芝生席に約1万人の約2万5,000人が収容人数とされています。
バックネット裏
バックネット裏周辺の座席はブルーに統一されていて41列あり、13列目前に横に移動できる通路があります。
座席は背もたれ付きで隣の座席とは若干の隙間があります。
内野席
ダグアウト上は1塁側がレッド、3塁側がイエローに色分けされていて最大38列あり、13列目前に横に移動できる通路があります。
座席は背もたれなしのセパレートタイプになり、ブルペン前から外野手前までのエリアはベンチシートになります。
外野席
外野は芝生席で緩やかな傾斜が付いています。
屋根について
こまちスタジアムの屋根は米粒を模した白い膜の半円形で、バックネット裏中央がおおよそ20列目以降、両サイドは最上段から5~10列程度は覆われています。
バックスクリーン
展示コーナー
球場正面ロビーには、秋田県出身のプロ野球選手と、高校野球の歴代優勝校に関する展示コーナーがあります。
2018年の第100回夏の甲子園記念大会で金足農業高校の活躍は、金農旋風と呼ばれる社会現象となりました。
秋田出身選手には落合博満さん、山田久志さん、中嶋聡さん、石井浩郎さん、摂津正さんなどがいます。
2024年現在現役選手は石川雅規選手、石井大智選手、石山泰稚選手、吉田輝星選手などが秋田出身です。