「アレイからすこじま」の由来は、小道の英語「アレイ」と呉浦にあった小島の「烏小島」からきています。海上自衛隊の呉基地に所属する潜水艦や護衛艦が停泊し、日の出、日没には国旗、自衛隊旗の掲揚・降納を見ることもできます。道路を挟んだ向かい側に並ぶ旧海軍工廠のレンガ建造物や魚雷積載用のクレーンなど、大日本帝国海軍ゆかりのものが残されています。そして「アレイからすこじま」を有名にしているのは、日本で最も近く潜水艦を見れることです!
基本情報
所在地 〒737-0027 広島県呉市昭和町8
営業時間 24時間
定休日 無休
料金 無料
アクセス
JR呉駅からアレイからすこじままで約3.5キロとなり、呉駅からは広電バスの利用が便利です。3番のりばから呉倉橋島線の音戸倉橋方面ゆきに乗車して「潜水隊前」で下車。バス停からアレイからすこじままで徒歩1分ほどです。所要時間は約11分で料金は220円となります。
アレイからすこじま
海中で音もなく忍び寄り敵艦を撃沈することから、人呼んで「海の忍者」と言われています。「アレイからすこじま」ではその潜水艦を日本一近くで見ることができます。呉駅からのバスを「潜水隊前」で降りると「来たーーー!」確かに潜水艦が目の前に停泊してるじゃないですか!しかも至近距離。漆黒の船体から一種独特のオーラを発しています。その時でした、後ろで井戸端会議を開いていた3人の老婦人が潜水艦の動きを予想していたのは、曰く「今から出るようね」えっ、出る?もしかして出港するの?写真を何枚か撮ったら引き揚げるつもりだったのに、潜水艦の出港を生で見れるとあっちゃ見逃す手はありません!「ほら、タグボートが来たでしょ、あの2艘で今から潜水艦を引っ張るのよ!」おっーーー。この老婦人たちは只者じゃないぞ、いったい何者?「毎朝、この時間に3人で集まっていつも見てんのよ」だから作業を見ると次に何が起きるか分かるらしい。んーーー、恐るべし老婦人たち!伊達に年をとっておらんな。いや、これは失礼。実は「アレイからすこじま」で潜水艦を見るのは2回目でした。子供の頃、父親と見に行ったことがあります。「潜水艦の甲板って丸いのに、何で海に落ちんのかね?」真剣な顔で質問された父親は苦笑するばかり(笑)それでも子供心に思ったものです。もしかして乗組員の足の裏には接着剤でも着いとるんじゃなかろうか?「潜水艦が海の忍者なら、乗組員もやっぱり忍者かもしれん・・・」