因島にある標高226.9mの白滝山。その山頂には1827年(文政10年)柏原伝六と弟子たちの手によって彫られたという、約700体の五百羅漢が並んでいます!お地蔵さんの表情もいろいろで、その中には自分によく似た顔があるとも言われています。また展望台からは因島と向島を結ぶ因島大橋が見え、お地蔵さんの視線を追うとその先には美しい瀬戸内海が広がっています。
基本情報
所在地 〒722-2102 広島県尾道市因島重井町
営業時間 24時間
定休日 入山自由
料金 無料
アクセス
尾道から車を利用すると約30分で行くことができます。白滝山には八合目にある「白滝フラワーライン駐車場」と「表参道駐車場」の2ヶ所があります。白滝フラワーライン駐車場からのほうが距離も近く、山頂まで218m、徒歩10分ほどと便利です。
尾道駅前から因島土生港行のバスを利用した場合、最寄りのバス停は「因島北IC入口」となり、所用時間は約30分で運賃は720円。バス下車後は白滝山の登山口まで徒歩30分、さらに頂上まで25分ほどかかります。
また、尾道駅前桟橋の2番のりばから瀬戸内クルージングを利用すると約20分で因島重井東港に着きます。料金は650円、因島重井東港から山頂までは2.9キロあり徒歩で約50分ほどかかります。
白滝山・五百羅漢
その日は雨でした!尾道駅前桟橋から乗船した「シトラス」号が因島重井東港に着いたのは午前9時35分。尾道への帰りは午前11時41分。大相撲ではよく制限時間いっぱい!というのをよく耳にしますね。因島重井東港から五百羅漢までの往復、制限時間いっぱい!まで126分しかありません。もちろん待ったなし!です。結論を先に言うと、帰りの「シトラス」号に間に合いました。でも「♪行きはよいよい、帰りは怖い怖い」とはよく言ったもので、来た道を戻るだけでいいにもかかわらず迷子になりました。もし間に合ってなかったら次の船は2時間待ちの午後1時35分、危ない危ない(笑)
それにしても山頂までずらっと並んだ五百羅漢は圧巻でした!しかも雨のせいか?霧に霞んだ因島大橋も幻想的で、もう秘境感たっぷりです!