北海道と北海道のプロスポーツチームの基本情報 – ナショナル・スタジアム・ツアーズ

北海道の中心地となる札幌。札幌は人口が約196万人となり、東京を除く、日本国内の市の中では、横浜市、大阪市、名古屋市に次ぐ日本で4番目に人口が多い都市になります。
札幌にまつわるスポーツイベントと言えば、1972年のアジア初となった冬のオリンピックの開催、その後も2002年にはサッカーワールドカップ、2006年のバスケットボール・ワールドカップ、2019年のラグビーワールドカップなど数多くの国際大会が開催されている都市になります。

北海道のプロスポーツチーム

札幌を含む北海道のプロスポーツチームは、以下のものがあります。

野球

北海道日本ハムファイターズ（プロ野球）

北海道日本ハムファイターズは、NPBのパシフィックリーグに所属するチームになり、本拠地は、札幌ドームになります。
しばらく優勝から遠ざかっていた日本ハムですが、2006年は、ダルビッシュ有投手を擁して、日本一に輝きました。その後もリーグ優勝を何度か成し遂げましたが、後一歩届かず、2012年にはダルビッシュ投手がMLBへ移籍。
その年のドラフトで大谷翔平選手を獲得し、2016年、2006年以来の日本一を成し遂げました。現在使用している札幌ドームから新スタジアムへの移転が予定されています。
尚、2019年の日本ハムの入場者数1,970,516人となり1試合平均は27,368人。
平均入場者数はパシフィックリーグの2位の数字となります。

本拠地　札幌ドーム
開催試合数　143試合
シーズン　3月下旬から10月中旬
日本一 3回　（1962年 2006年 2016年）
リーグ優勝 7回（1962年 1981年 2006年 2007年 2009年 2012年 2016年）

レラハンクス富良野BC（北海道ベースボールリーグ）
美唄ブラックダイヤモンズ（北海道ベースボールリーグ）
石狩レッドフェニックス（北海道ベースボールリーグ）
士別サムライブレイズ（北海道ベースボールリーグ）

北海道ベースボールリーグは、2020年に始まった新リーグになり、まだこれからというリーグになりそうです。石狩、士別は、2021年から加わるチームになります。

本拠地　富良野市民球場、芦別市民球場、美唄市営野球場、砂川市営野球場　他
開催試合数　70試合試合前後
シーズン　5月から8月

サッカー

北海道コンサドーレ札幌（Jリーグ）

北海道コンサドーレ札幌は、Jリーグに所属するチームとなり、本拠地は、札幌ドームになります。2020年現在、主要タイトルは獲得をしたことがなく、2019年のJリーグカップ（ルヴァンカップ）では、決勝まで進んだものの、フロンターレ川崎の前に敗れ、悲願の初タイトル獲得はなりませんでした。

本拠地の札幌ドームは、日本ハムファイターズと兼用となり、コンサドーレの試合時は、天然芝のグランドが外から移動してきます。
このグランドの移動は、ほぼ半日かけて行われる大作業になります。
2019シーズンのJリーグのホーム開催14試合の平均観客数は、20,851人でした。

本拠地　札幌ドーム
開催試合数　34試合
シーズン　2月下旬から12月上旬

エスポラーダ北海道（Fリーグ　フットサル）

エスポラーダ北海道は、日本フットサルリーグ（Fリーグ）に所属するチームです。Fリーグは、2020年現在、20チームが参加しており、一部リーグであるF1に12チーム、二部リーグであるF2に8チームが所属しております。

ホーム試合の開催会場　北海きたえーる　札幌市美香保体育館　旭川大雪アリーナ　小樽市総合体育館　苫小牧市総合体育館　函館アリーナ
開催試合数　33試合
シーズン　おおよそ6月から翌年1月、2月ぐらい（シーズンにより異なる）

ノルディーア北海道（女子サッカー）

日本女子サッカーリーグの3部のチャレンジリーグでなでしこリーグ入りを目指すのが、このノルディーア北海道になります。

ホーム試合の開催会場　札幌サッカーアミューズメントパーク
開催試合数　15試合（+順位決定戦の試合）
シーズン　なでしこリーグは、3月下旬から10月から11月初旬
チャレンジリーグは、4月から7月下旬（順位決定戦を9月ぐらいに行う）

バスケットボール

レバンガ北海道

Bリーグするレバンガ北海道の本拠地は、札幌にある北海きたえーるになります。2020年現在、主要タイトルは獲得をしたことがないチームですが、Bリーグのリリースによる2018-2019シーズンの平均入場者数でレバンガ北海道は、3637人とリーグ4位の集客力を誇っております。

本拠地の北海きたえーるは、札幌市内にあり、駅から外を出ずに歩いて行ける会場のため、アクセスの便がいいと言えます。
2007年にレバンガの前身であるレラカムイ北海道へ移籍し、その後、チームの危機を乗り切るために、プレーヤー兼代表取締役としてチームに貢献した折茂武彦さんが2019-2020シーズンにプレーヤーを引退しました。その折茂さんの背番号9が永久欠番になっています。

本拠地　北海きたえーる
開催試合数　60試合
シーズン　9月下旬から4月中旬（以降　プレーオフ）

アイスホッケー

レッドイーグルス北海道‎

レッドイーグルス北海道‎は、アジアリーグに所属するアイスホッケーチームとなり、本拠地は、苫小牧市にある苫小牧市白鳥アリーナになります。
アイスホッケーのリーグが何度か再編している関係上、その都度、タイトルも異なりますが、1966年から2004年までの日本リーグでは、13度の優勝を誇り、現行のアジアリーグになってからは2度優勝をしております。
全日本選手権は優勝37回とまさに名門中の名門です。

本拠地　苫小牧市白鳥アリーナ
開催試合数　34試合
シーズン　9月初旬から3月中旬

ひがし北海道クレインズ

ひがし北海道クレインズは、アジアリーグに所属するアイスホッケーチームとなり、本拠地は、釧路市にあるひがし北海道クレインズアイスアリーナになります。
前身は、十條製紙。その後、日本製紙クレインズとなります。
2018-2019シーズンをもって廃部となるものの、ひがし北海道クレインズとして生まれ変わり、アジアリーグに再度参戦しています。

本拠地　ひがし北海道クレインズアイスアリーナ
開催試合数　34試合
シーズン　9月初旬から3月中旬

バレーボール

ヴォレアス北海道

ヴォレアス北海道は、Vリーグのデビジョン2（V2）に所属するチームとなります。
ヴォレアス北海道にとっての2019-2020シーズンはつらいものになりました。V1昇格圏内の2位となり、V・チャレンジマッチ（入れ替え戦）への進出が決まっていたもののコロナウィルス影響でV・チャレンジマッチが中止となり、結果、ヴォレアス北海道は、V2でのシーズンを過ごすこととなりました。
旭川をホームにするチームですが、札幌も含めてホーム試合を開催しております。

本拠地　旭川市リアルター夢りんご体育館/北ガスアリーナ札幌46
開催試合数　27試合
シーズン　10月下旬から2月下旬（基本的に土日に開催）

札幌の気候

北海道は、冬は寒く、夏は涼しいと言われています。
気候を知るのは、旅の準備として大事なことです。首都圏から旅行に行くと暑いという時期でも既に北海道は肌寒いということもあります。
準備をする上で、北海道の気候は頭に入れておきましょう。
気象庁のホームページによると、1981年から2010年のデータですが、以下のようになっています。

月	平均気温	最高気温	最低気温	湿度	積雪合計
1月	-3.6 ℃	-0.6 ℃	-7 ℃	70%	173cm
2月	-3.1℃	0.1 ℃	-6.6 ℃	69%	147cm
3月	0.6 ℃	4 ℃	-2.9 ℃	66%	98cm
4月	7.1 ℃	11.5 ℃	3.2 ℃	62%	11cm
5月	12.4 ℃	17.3 ℃	8.3 ℃	66%	/
6月	16.7 ℃	21.5 ℃	12.9 ℃	72%	/
7月	20.5 ℃	24.9 ℃	17.3 ℃	76%	/
8月	22.3 ℃	26.4 ℃	19.1 ℃	75%	/
9月	18.1 ℃	22.4 ℃	14.2 ℃	71%	/
10月	11.8 ℃	16.2 ℃	7.5 ℃	67%	2cm
11月	4.9 ℃	8.5 ℃	1.3 ℃	67%	32cm
12月	-0.9 ℃	2.1 ℃	-4.1 ℃	69%	132cm