大相撲懸賞金ランキング(2024年9月場所)

令和六年大相撲九月場所( 両国国技館)は、先場所優勝の横綱・照ノ富士が休場となり、10勝以上で大関復帰を目指す関脇・貴景勝に注目が集まります。
また夏場所で優勝(12勝)、続く名古屋場所で9勝の関脇・大の里が大関昇進の目安となる3場所連続三役で合わせて33勝以上の勝ち星に期待が高まります。
さらに大関・琴櫻も自身初の優勝に向けて視界は良好です。
最後に今年大阪場所で幕内優勝し5場所休場、名古屋場所も2勝1敗12休で十両に番付を下げた・尊富士の返り入幕にも熱い視線注がれます。

日本相撲協会によると、今場所(2024年9月場所15日間)の懸賞申込み数が2628本で過去最高を記録しています。
場所前の力士指定本数では琴櫻がトップ、次いで3日目から休場の貴景勝、王鵬、大関昇進がかかる大の里の順で、休場の場合懸賞をかけた人が別の取組に変更したり懸賞自体を取りやめ事が出来ます。
主な懸賞金スポンサーは永谷園、タマホーム、サトウ製薬、ウエルシア、伊藤園、清酒大関、高須クリニック、静岡県焼津市出身の翠富士関にJリーグ藤枝MYFCがかけています。

ちなみに昨年の9月場所の懸賞申し込み総本数が2154本(新規289本)で、力士別では貴景勝、霧島、御嶽海、豊昇龍、琴ノ若、朝乃山の順で懸賞がかけられました。

大相撲懸賞金ランキング(2024年九州場所)

9月場所懸賞金獲得力士ランキング(全日程終了)

    懸賞累計
本数
懸賞累計
金額
1位 大の里
(13勝2敗)
277本 1662万円
2位 琴櫻
(8勝6敗)
265本 1590万円
3位 豊昇龍
(8勝7敗)
253本 1518万円
4位 王鵬
(9勝6敗)
177本 1062万円
5位 霧島
(12勝3敗)
144本 864万円
6位 大栄翔
(8勝7敗)
103本 618万円
7位 若元春
(11勝4敗)
99本 594万円
8位 阿炎
(5勝10敗)
96本 576万円
9位 若隆景
(12勝3敗)
86本 516万円
9位 宇良 
(9勝6敗)
86本 516万円

※ 懸賞金は経費(1万円)を差し引いた1本6万円で計算しています

9月場所日別取組み懸賞金本数

千秋楽(9月22日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  琴櫻 - 〇豊昇龍(55本)
2位  〇阿炎 - 大の里(44本)
3位  〇霧島 - 大栄翔(13本)
4位  御嶽海 - 〇平戸海(12本)
5位  〇北勝富士 - 翠富士(11本)

14日目(9月21日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  〇大の里 - 豊昇龍(61本)
2位  〇琴櫻 - 阿炎(33本)
3位  〇霧島 - 高安(16本)
4位  大栄翔 - 〇若隆景(15本)
5位  〇錦木 - 王鵬(12本)

13日目(9月20日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  琴櫻 - 〇大の里(51本)
2位  霧島 - 〇豊昇龍(20本)
3位  熱海富士 - 〇御嶽海(14本)
4位  〇若隆景 - 欧勝馬(11本)
4位  〇若元春 - 王鵬(11本)

12日目(9月19日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  〇阿炎 - 豊昇龍(31本)
2位  琴櫻 - 〇霧島(25本)
3位  〇王鵬 - 熱海富士(15本)
4位  〇若隆景 - 大の里(11本)
4位  竜電 - 〇翠富士(11本)

11日目(9月18日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  琴櫻 - 〇大栄翔(45本)
2位  琴勝峰 - 〇大の里(13本)
3位  〇宇良 - 豊昇龍(12本)
3位  御嶽海 - 〇翔猿(12本)
5位  隆の勝- 〇王鵬(9本)

10日目(9月17日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  琴勝峰 - 〇豊昇龍(30本)
2位  〇琴櫻 - 豪ノ山(22本)
3位  大栄翔 -  〇王鵬(14本)
4位  霧島 - 〇大の里 (12本)
5位  翔猿 - 〇平戸海(10本)

9日目(9月16日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  琴櫻 - 〇宇良(50本)
2位  平戸海 - 〇豊昇龍(24本)
3位  〇御嶽海 - 王鵬(17本)
3位  〇若隆景 - 翠富士(17本)
5位  大栄翔 -  〇熱海富士(14本)

中日(9月15日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  若元春 - 〇豊昇龍(50本)
2位  〇琴櫻 - 正代(28本)
3位  御嶽海 - 〇大の里(26本)
4位  阿炎 - 〇大栄翔(14本)
4位  〇王鵬 - 翔猿(14本)

7日目(9月14日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  琴櫻 - 〇若元春(55本)
2位  正代 - 〇豊昇龍(15本)
2位  平戸海 - 〇大の里(15本)
4位  阿炎 - 〇王鵬(13本)
5位  〇御嶽海 - 宇良(11本)

6日目(9月13日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  〇王鵬 - 豊昇龍(35本)
2位  〇琴櫻 - 御嶽海(29本)
3位  正代 - 〇大の里(12本)
4位  翔猿- 〇霧島(8本)
5位  〇隆の勝 - 熱海富士(7本)
5位  玉鷲 - 〇欧勝馬 (7本)

5日目(9月12日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  琴櫻- 〇王鵬 (49本)
2位  御嶽海 - 〇豊昇龍(20本)
3位  隆の勝 - 〇大の里(9本)
3位  阿炎 - 〇熱海富士(9本)
5位  〇若隆景 - 湘南乃海(8本)
5位  〇翠富士 - 美ノ海(8本)

4日目(9月11日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  翔猿 - 〇豊昇龍(36本)
2位  〇琴櫻 - 熱海富士(17本)
3位  〇霧島 - 御嶽海 (15本)
4位  大栄翔 - 〇大の里 (13本)
5位  王鵬 - 〇平戸海(11本)

3日目(9月10日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  〇琴櫻 - 翔猿(44本)
2位  〇熱海富士 - 豊昇龍(17本)
3位  王鵬 - 〇大の里(15本)
4位  〇若元春 - 貴景勝(12本)
5位  〇大栄翔 - 御嶽海(11本)

2日目(9月9日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  大栄翔 - 〇豊昇龍 (38本)
2位  〇琴櫻 - 隆の勝 (23本)
3位  〇王鵬 - 貴景勝 (19本)
4位  〇阿炎 - 御嶽海(11本)
4位  翔猿 - 〇大の里(11本)

初日(9月8日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  〇琴櫻 - 平戸海(57本)
2位  〇隆の勝 - 豊昇龍(21本)
3位  〇霧島 - 王鵬(18本)
4位  〇御嶽海 - 貴景勝(17本)
5位  熱海富士 - 〇大の里(16本)

相撲懸賞金につきまして

大相撲の幕内取組前に懸賞旗を掲げが呼び出しが土俵上を一回りするお馴染みの光景、そのはじまりは1949年(昭和24年)1月で場所全体の懸賞は55本でした。その当時は春場所、夏場所、秋場所の年3場所開催で1953年になると初場所、春場所、夏場所、秋場所の年4場所に増えました。
さらに1957年に九州場所が加わり、翌1958年(昭和33年)に名古屋場所が加わり現在行われている年6場所制になり今に至ります。

懸賞は、幕内取組で勝利した力士が受取る賞金で、懸賞主を募り作成した懸賞旗を土俵上で掲げ自社の宣伝を行います。
懸賞金額は1991年5月場所から2014年3月場所までが1本あたり6万円、2014年5月場所より6万2000円となり、2019年(令和元年)秋場所から7万円に改定されました。
内訳は力士が土俵で受取る金額は3万円で、新券の現金をのし袋で受け取ります。
残り4万円は相撲協会の事務手数料が1万円、所得税支払いのための積立預り金が3万円となります。

懸賞金のかけ方

懸賞申込み本数は、1日1本(7万円)以上、1場所15本(105万円)以上から申し込みで追加も受付可能です。
懸賞を出せるのは企業や団体のみで、政治利用を避けるため個人名義の申し込みは認められていません。

懸賞旗は申込み側が制作する形で大きさは横が70センチ、縦が120センチ、取組表や館内放送の文字数は15字以内とされています。
懸賞旗は専門業者に依頼となると約1ヵ月ぐらいとかかるとされています。
尚、1取組に懸けられる最大本数は1社最大5本まで、申込が上限(60本)に達した場合は最大本数(5本)を申し込んだ懸賞主から順に一律削減させます。

懸賞を懸ける取組の指定方法は3つの選択肢があり、単純に取組順を指定してかける方法(但し結びの一番で指定申込が多い場合はご希望通りかけられない場合あり)、力士を指定してかける方法、お任せ(新入幕力士など大枠の指定範囲は希望できる)があります。
懸賞申込みは取組み5日前まで、取組指定の場合は取組み前日(千秋楽除く)の14時までが期限となっています。
もし休場力士にかけていた場合は変更、または取り消すことが出来ます。

懸賞歴代最多本数

懸賞本数の上限は60本ですが、東京開催場所(1月・5月・9月)限定で森永製菓が提供する森永賞が別枠扱いとなり上限は61本となります。
過去にこの61本を記録した取組みは5回あり、うち3回は稀勢の里戦になります。

2015年1月場所(千秋楽)白鵬 - 鶴竜、2015年9月場所(千秋楽)照ノ富士 -  鶴竜、2016年名古屋場所(14日目)稀勢の里 - 鶴竜、2017年1月場所(千秋楽)白鵬 - 稀勢の里、2017年5月場所(7日目)稀勢の里 - 御嶽海となります。

また、2024年1月場所(14日目)琴ノ若 - 霧島の取組みは、結びの照ノ富士 - 豊昇龍が豊昇龍の休場によりこの取組みに懸かっていた49本中26本の懸賞がかけ替えられた結果、史上最多の63本となりました。


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