両国国技館は、大相撲の本場所が開催される多目的アリーナになります。
大相撲は年6場所あり、両国国技館で開催されるのは、1月場所、5月場所、9月場所になります。
大相撲の開催
場所 | 会場 | 都市 | 期間 |
1月場所 | 両国国技館 | 東京 | 1月の第一、または第二日曜日が初日。15日間の開催。 |
3月場所 | エディオンアリーナ | 大阪 | 3月の第二、または第三日曜日が初日。15日間の開催。 |
5月場所 | 両国国技館 | 東京 | 5月の第一、または第二日曜日が初日。15日間の開催。 |
7月場所 | ドルフィンズアリーナ | 名古屋 | 7月の第一、または第二日曜日が初日。15日間の開催。 |
9月場所 | 両国国技館 | 東京 | 9月の第一、または第二日曜日が初日。15日間の開催。 |
11月場所 | 福岡国際センター | 福岡 | 11月の第一、または第二日曜日が初日。15日間の開催。 |
両国国技館について
現在、大相撲で使われている両国国技館は、1984年に完成し、1985年の1月場所より大相撲が開催されております。
現在の両国国技館の前まで、大相撲は台東区の蔵前国技館で開催されていました。現在、蔵前国技館は取り壊しになっております。
両国国技館では、大相撲以外にもプロレスやボクシングなどの格闘技が開催されることがあります。
2019年6月28日、29日 WWE日本公演「WWE Live Tokyo」他
2018年にはポール・マッカートニーが日本ツアーの追加公演両国国技館で行いました。
アクセスについて
両国国技館は、両国駅が最寄りの駅になります。
駅に到着し、ホームに降りると国技館が見えますので、迷うことはありません。
駅から入口までは徒歩5分ぐらいになります。
会場について
両国国技館は、両国駅からすぐのところになります。道を歩くと、力士の名前の入ったのぼり(旗)が見えます。
場所中は雰囲気がある通りになります。
所在地:東京都墨田区横網1-3-28
収容人数:11,098人
オープン:1984年11月
座席について
両国国技館は、1階席は、マス席という4人用の座席が中心になります。
2階席は、通常の椅子が設置されております。
マス席について
マス席は、日本特有の座席になります。
1つの仕切りの中に1人から6人が入り、観戦する座席です。
マス席の問題は、1マスが小さい点です。大人4人があぐらをかいて座れるようなスペースはありません。4人マスで大人3名ぐらいでないときつく感じる大きさになります。
マス席の料金は、1マスごとになりますので、4人マスの場合は、4人分の料金が必要になります。4人マスを2人で使うから2人分の料金にはなりません。
ただ、4人マスの料金を払えば、2人でも3人でも観戦する人数はいいわけですから、マスは狭いということを念頭に置き、行く方の体格など考えて買うようにしてください。
飲食 可
写真撮影 可
タマリ席
土俵近くの座布団の座席をタマリ席と言います。
下の写真だと、土俵回りに敷かれている緑色の座布団、その後ろの赤色の座布団がタマリ席です。
非常に近くて魅力的な場所ですが、近いゆえ、禁止事項が多い座席です。
この座席では、観戦中に飲食はできません。また写真撮影(カメラ、携帯ともに)、携帯電話での通話なども禁止になります。
飲食 不可
写真撮影、携帯電話の使用 不可
イス席(S席) 2階席1列目から3列目
両国国技館の2階席は椅子席になります。そのため、足を楽に観戦されたい方は、2階席のほうが良いかと思います。
2020年より2階席のカテゴリーが変更され、いままではA席だった前の1列目から3列目が「S席」となりました。
飲食 可
写真撮影 可
イス席(A席) 2階席4列目から6列目
2階席の4列目から6列目のブロックはA席になります。
S席とA席の座席は、椅子に小さいテーブルが付いているので、食事などする際にそのテーブルを使うことができます。
飲食 可
写真撮影 可
イス席(B席) 2階席7列目から11列目
B席は、2階席の7列目から11列目のブロックになります。
B席の座席も背もたれがしっかりあり、座りやすい座席ですが、S、Aのようなテーブルは付いていません。
飲食 可
写真撮影 可
イス席(C席) 2階席4列目から12列目、13列目、と正面の14列目
C席は、2階席の一番上のほうになります。
C席になると、椅子のひじ掛けもなくなります。
背もたれはしっかりありますが、椅子の質は、S、A、Bに比べると劣ります。
飲食 可
写真撮影 可
自由席
2階のイス席の最後尾は14列目になります。
この14列目のみ「自由席」です。
ただ、自由席は、前売りはなく、取組日当日のみ国技館切符売場にて販売されますので、非常に入手困難な座席でもあります。
飲食 可
写真撮影 可
座席の位置
両国国技館は、座席の位置が「正面」、「向こう正面」、「東」、「西」となります。
正面
正面席は、行司を正面から、また両力士の仕切りを横に見る座席です。
一般的には、最も良い座席の位置になります。
ロイヤルボックス(両国国技館の中で最も良い座席)は正面の2階席になります。
向こう正面
両力士の仕切りを横に見る座席ですが、行司は背中から見るのが「向こう正面」の座席です。
東
「東」側の座席は、西方の力士を正面から見て、東方の力士の背中を見るような見え方になります。
西
「西」側の座席は、東方の力士を正面から見て、西方の力士の背中を見るような見え方になります。
力士の入場を見る
大相撲は、午前中の早い時間から始まります。
番付が上の力士は、取り組みが近づいてくると、国技館に到着します。
そのため、館内で十両の取り組みなどを観戦している間に、幕の内の取り組みが組まれている力士が国技館に入って行きます。
力士は、一般的に、両国国技館の南口から入って、歩いてきますので、会場の「西」側から外のエリアに行くと、ちょうど力士の歩いてくる道になり、幕の内の力士が間近で見ることができます。
東京都の交通・観光・食べ物を知る
旅行の前に、東京の基本情報をまとめておりますので、ご参考にご利用ください。
(1)足立区・荒川区・江戸川区・葛飾区・江東区・墨田区・台東区エリアの交通
会場をまとめるためにエリア分けをしているものの、東京23区に関しては、どのエリアからでもそれほどアクセスが悪くはありません。
基本的には山手線がある程度のエリアを網羅しており、真ん中は、中央線、総武線が走ります。
細かく回るのであれば地下鉄もありますので、移動する際にスマートフォンなどで乗り換え案内を見ながらアクセスされるのが良いかと思います。
(2)足立区・荒川区・江戸川区・葛飾区・江東区・墨田区・台東区エリアのホテル
足立区・荒川区・江戸川区・葛飾区・江東区・墨田区・台東区エリアのホテルをピックアップしております。
このエリアは、台東区浅草、上野エリアにドミトリーを中心としたバックパッカーズの宿泊が比較的多めにあります。
(3)足立区・荒川区・江戸川区・葛飾区・江東区・墨田区・台東区エリアの観光
いくつも見どころがあり、何をするか、何を見たいかにもよりますが、台東区であれば、上野公園内に動物園や博物館などが固まっており、コンパクトにいろいろ回りやすくなります。上野駅からはスカイツリー方面へのバスも出ていますし、銀座線で浅草へも行きやすくなります。
一番良いのは、混雑していた場合、または天気が悪かった場合などのセカンドプランを持てることです。観戦とセットで観光を考えた場合、混雑などにより思うように回れない、また当日、雨で外を回るのが難しいということはあり得ます。
そのため、混雑していた場合に行ける他の場所などをピックアップしておけば、観戦前の時間のない中でもスムーズに回れることができます。
(4)足立区・荒川区・江戸川区・葛飾区・江東区・墨田区・台東区エリアで食べる
東京ですので、どこに行ってもお店があります。
後は、何を食べたいか、どこで食べるかになります。
いくつかのお店はピックアップいたしますが、東京の場合は、カバーしきれないので、ご自身でもインターネットでお探しされることをお勧めいたします。
観光と同様に人気店は並ぶことがあります。
そのため、時間がない中で人気店に行こうと思うと、食べれないこともあるかもしれませんので、事前にいくつかお店をピックアップしておくことをお勧めいたします。
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