bリーグ 年間スケジュール 2024-25

ワイルドカードから勝ち上がった広島ドラゴンフライズが初優勝で幕を閉じた2023-24シーズンからはや4ヵ月、9年目のシーズンを迎えるBリーグ(ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ)は10月3日に群馬クレインサンダーズと昨シーズンの覇者広島ドラゴンフライズの対戦でスタートします。

今シーズンよりりそなホールディングスがシーズンタイトルパートナーとなり、「りそなグループ B.LEAGUE (2024-25シーズン)」となりました。

B1は昨シーズンと同じ24クラブの3地区制(東地区・中地区・西地区)で、滋賀レイクスと越谷アルファーズがB2から昇格、信州ブレイブウォリアーズと富山グラウジーズがB2に降格しました。

リーグ戦は同地区28試合、他地区32試合の1チーム60試合を全36節で行ない、各地区上位2クラブとワイルドカード(勝率上位)2クラブの8チームでプレーオフを行います。

チャンピオンシップ・ファイナルは2025年5月24日~27日の日程で、今シーズンも横浜アリーナで開催されます。

今シーズンより千葉ジェッツ(ららアリーナ東京ベイ)と長崎ヴェルカ(ハピネスアリーナ)が新アリーナでのホームゲーム開催となり、オールスターゲームは2025年1月18日~19日に、ららアリーナ東京ベイ(千葉県船橋市)で行われます。

最後に天皇杯準決勝とFIBA​​アジアカップ予選で代表招集される2025年2月は、各クラブのリーグ戦は4試合前後と少なくなります。

プレシーズンゲーム

Bリーグ(B1.LEAGUE) 2024-25プレシーズンゲームは、8月末から9月にかけて各地で開催され、今シーズンよりオープンする2つの新アリーナでもお披露目されます。

千葉ジェッツの本拠地ららアリーナ 東京ベイでは9月15日に千葉ジェッツ対サンロッカーズ渋谷、長崎ヴェルカの本拠地「ハピネスアリーナ」では9月14日に長崎ヴェルカ対琉球ゴールデンキングスがプレシーズンゲームで新アリーナのお披露目を行います。

またB2から昇格の滋賀レイクスと越谷アルファーズが9月28日に越谷市立総合体育館で前哨戦を行います。

Bリーグ プレシーズン

天皇杯

2023-24 天皇杯 千葉ジェッツ 琉球ゴールデンキングス

第100回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会は2024年9月14日から2025年3月15日の日程で行われます。
1次ラウンドは9月14~15日に日環アリーナ(栃木県)、サオリーナ(三重県)、広島グリーンアリーナ(広島県)で行われます。

また2次ラウンドは9月21~23日の日程でタクミアリーナ (秋田県)、ブレックスアリーナ宇都宮 (栃木県)、オープンハウスアリーナ太田 (群馬県)、ありそドーム (富山県)、義経アリーナ(石川県)、広島グリーンアリーナ(広島県)、鳴門アミノバリューホール (徳島県)、レゾナック武道スポーツセンター(大分県)で行われます。

さらに3次ラウンドは12月4日に千葉ジェッツ対ファイティングイーグルス名古屋、アルバルク東京対名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、宇都宮ブレックス対群馬クレインサンダーズ、長崎ヴェルカ対三遠ネオフェニックスの間で行われます。

準々決勝は2025年1月8日、準決勝は2月5日にB1クラブの2023-24シーズン順位上位クラブのホームアリーナで行われます。

そして決勝戦は3月15日に代々木第一体育館での開催となります。

オールスターゲーム


2017年に代々木第一体育館で始まったオールスターゲーム、今シーズンの舞台は2024年7月に開業した千葉ジェッツの本拠地ららアリーナ 東京ベイ(千葉県船橋市)です。

日程は2025年1月18~19日の2日間で、初日は各種コンテストとアジア特別枠選抜対若手選抜のライジング・スター・ゲームが開催、翌日にU18オールスターゲームと、Bリーグ オールスターゲーム2025が行われる。

また2026年は2024年9月オープンした長崎ヴェルカの本拠地「ハピネスアリーナ」(長崎県長崎市)で開催されます。
オールスターゲームは近年新アリーナで開催される傾向にあり2023年「アダストリアみとアリーナ」、2024年「沖縄アリーナ」で開催されています。

レギュラーシーズン

2023-24 Bリーグ レギュラーシーズン

Bリーグ2024-25シーズンはB1からB2への降格がなく、翌2025-26シーズンは26チームで実施されます。

2026-27シーズンからは新B1リーグのBプレミア(B.LEAGUE PREMIER)がスタートします。

初年度は18チーム前後をBプレミアとするため、状況によりリーグ戦成績以外でもBリーグONEに降格されるクラブが出る可能性があります。

B1.LEAGUE 2024-25シーズンは、2024年10月3日 (木) に開幕し2025年5月4日(日)までに36節を行います。
レギュラーシーズンは24クラブによるリーグ戦で、同地区は4回戦総当たりの28試合(7クラブ × 4回戦)、他地区は2回戦総当たりの32試合(16クラブ × 2回戦)の年間60試合になります。
ポストシーズンは、各地区上位2クラブとワイルドカード(勝率上位)2クラブの8チームで行なわれます。

なお現時点では第17節(2025年1月10日)以降の試合開始時間は発表されていません。
2023-24シーズンの17~31節は2023年11月15日、32~36節は2024年1月31日に発表されています。

アリーナ以外で初の試みとしてプロ野球「北海道日本ハムファイターズ」の本拠地エスコンフィールド北海道で「レバンガ北海道 Winter Classic(ウインター・クラシック)」が2024年12月28日と29日に開催されます。
日本の野球場でバスケットボール公式戦を行うのは、1996年と1999年に東京ドームで行われたNBAレギュラーシーズン以来25年ぶりとなります。

続きまして新シーズンで話題を集めているのが元NBAプレーヤー渡邊雄太選手が千葉ジェッツと契約しBリーグでプレーすることにあります。
尽誠学園高校(香川県)卒業後に渡米してジョージ・ワシントン大学留学、2018年にメンフィス・グリズリーズとツーウェイ契約を結び、以降トロント・ラプターズ、ブルックリン・ネッツ、フェニックス・サンズを渡り歩きました。
田臥勇太選手以来となる日本人NBA選手のBリーグでの活躍に期待が高まります。
その他、各国代表チームや海外リーグの指揮官がBリーグに招聘され新たな勢力図が築き上げられます。
バスケットボール専門誌、アナリスト、海外ブックメーカーなどの戦前予想では
東地区は千葉ジェッツと宇都宮ブレックス、中地区がアルバルク東京と名古屋ダイヤモンドドルフィンズと三遠ネオフェニックス、西地区では琉球ゴールデンキングスと広島ドラゴンフライズが上位チームに予想されています。

チャンピオンシップ

2023-24 Bリーグファイナル 横浜アリーナ

Bリーグチャンピオンシップは、2024-25シーズンも東・中・西地区上位2クラブと、各地区3位以下のうち勝率上位2クラブで2025年5月8日から準々決勝(クオーターファイナル)、翌週に準決勝(セミファイナル)を行います。

そしてファイナルは2025年5月24日、25日、27日の日程で昨シーズン同様「横浜アリーナ」で開催されます。

横浜アリーナ(バスケットボール座席)

過去3シーズンのファイナルは、2021-21シーズンは「東京体育館」で琉球ゴールデンキングスと宇都宮ブレックスが対戦しブレックスが2勝0敗で優勝、翌2022-23シーズン「横浜アリーナ」で千葉ジェッツと琉球ゴールデンキングスが対戦しキングスが2勝0敗で優勝、昨シーズンも「横浜アリーナ」で琉球ゴールデンキングスと広島ドラゴンフライズが対戦しドラゴンフライズが2勝1敗でワイルドカードから勝ち上がり優勝しました。

Bリーグ ファイナル 2023-24

日本代表

現在2025FIBA​​アジアカップの予選が行われていてグループCの日本は中国、グァム、モンゴルとホーム・アンド・アウエーの対戦を行っています。

今後の日本での開催は11月21日に日環アリーナ栃木でモンゴル戦のみで2025年2月の3試合は対戦国で行われます。

グループ上位2チームは2025年8月5日から17日にサウジアラビア第2の都市ジェッタで開催される第31回アジアカップに出場します。

前回大会は2022年にインドネシアのジャカルタで開催されオーストラリアが優勝し日本は準々決勝でオーストラリアに敗れ、トータル3勝2敗の7位でした。

なお次回ワールドカップは2027年8月にカタールで開催される事が決定していて翌2028年ロサンゼルス・オリンピックの予選も兼ねた大会になります。

東アジアスーパーリーグ(EASL)

東アジアスーパーリーグは、2022年より始まった日本(Bリーグ)、韓国(KBL)、フィリピン(PBA)、台湾(PLG)、香港(BAHKC)の各国チームが2つのブロックに分かれて行うリーグ戦になります。

2023-24シーズンBリーグからはプレーオフ決勝(B.LEAGUE FINALS)に進んだ千葉ジェッツと琉球ゴールデンキングスが参戦し、千葉ジェッツが全勝し東アジアチャンピオンに輝きました。

2024-25シーズンは出場は10チームでグループAは水原KTソニックブーム(韓国)、 桃園パウイアンパイロッツ(チャイニーズ・タイペイ)、広島ドラゴンフライズ(日本)、サンミゲル・ビアメン(フィリピン)、香港イースタン(香港)、グループBは釜山KCCイージス(韓国)、ニュータイペイキングス(チャイニーズ・タイペイ)、琉球ゴールデンキングス(日本)、メラルコ・ボルツ(フィリピン)、マカオ・ブラックベアーズ(マカオ)となります。

リーグ戦は2024年10月2日から2025年2月12日まで行われ、グループ上位2チーム、計4チームが対戦するファイナル4は、2025年3月7日(金)から3月9日(日)にかけて開催(開催地未定)されます。

Bプレミア(B.LEAGUE PREMIER)

2026-27シーズンより現行のB1、B2からBプレミア(B.LEAGUE PREMIER)、Bワン(B.LEAGUE ONE)、Nネクスト(B.LEAGUE NEXT)の3つに変わります。
現時点でBプレミアは最大18クラブを想定していて、アリーナの座席数、1試合平均入場者数、年間売上高などで審査が行われています。

Bプレミアは本拠戦の平均入場者数が4,000人以上、売上高12億円以上、収容人数5,000席以上のアリーナでVIPルーム、大型モニターなどを備えてが参入条件になっています。

Bワンは本拠戦の平均入場者数が2,400人以上、売上高4億円以上、収容人数3,000席以上のアリーナを備えてが参入条件になっています。

Bネクストは本拠戦の平均入場者数の設定はなく、売上高1億円以上、収容人数3,000席以上のアリーナを備えてが参入条件になっています。

現状では2024年10月17日に参入初回審査結果が発表される予定です。


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