大相撲懸賞金ランキング(2024年九州場所)

令和六年大相撲11月場所は、11月10日から24日までの日程で 福岡国際センターで開催されます。
今場所の注目は新大関に昇進した大の里で、初土俵から所要9場所での昇進は、羽黒山などの12場所を抜いて最も早い記録となります。
新大関で優勝となると平成18年夏場所の白鵬以来となります。
先場所に続き横綱・照ノ富士が休場となり、琴桜、豊昇龍を含めた3大関が優勝争いを引っ張る形に期待が集まります。
また9場所ぶりに三役に復帰した熊本県出身の正代や、長崎県出身の平戸海にも
ご当地で大歓声をバックにどんな相撲を見せるかにも注目が集まります。
最後に令和6年春場所で新入幕優勝後に約2場所休場し9月場所で十両優勝し返り入幕を果たした尊富士と、ウクライナ出身初の新入幕力士の獅司(しし)が今場所話題の力士に挙がっています。

今年の九州場所は、1996年以来28年ぶりにチケットが15日間完売しています。これは若乃花、貴乃花が活躍して「若貴ブーム」に沸いた平成8年以来の記録となります。

また15日間の懸賞申し込み総本数が1757本で、昨年の1528本を大きく上回り九州場所の過去最多となる見込みです。
ちなみに東京開催の9月場所の懸賞申込み総数が2628本でした。

場所前の力士指定本数では1位は新大関の大の里で157本、2位は琴桜の127本、3位は欧勝馬の115本となっている。
主な懸賞金スポンサーは永谷園、タマホーム、ウェルシア、ドン・キホーテ、資さんうどん、ちょっと変わり種ではふるさと納税で福岡県糟屋郡須恵町、作倉本聰 映画海の沈黙、ケイリングランプリ静岡競輪などが懸けられています。

☞ 大相撲九州場所座席とチケット価格

九州場所懸賞金獲得力士ランキング(11日目終了時点)

    懸賞累計
本数
懸賞累計
金額
1位 琴櫻
(10勝1敗)
181本 1086万円
2位 大の里
(7勝4敗)
133本 798万円
3位 豊昇龍
(10勝1敗)
131本 786万円
4位 若隆景
(8勝3敗)
56本 336万円
5位 大栄翔
(6勝5敗)
45本 270万円
6位 隆の勝
(10勝1敗)
40本 240万円
6位 阿炎
(8勝3敗)
40本 240万円
8位 翠富士
(5勝6敗)
38本 228万円
8位 高安
(7勝4敗)
38本 228万円
10位 熱海富士
(5勝6敗)
34本 204万円
10位 霧島
(5勝6敗)
34本 204万円

※ 懸賞金は経費(1万円)を差し引いた1本6万円で計算しています

九州場所日別取組み懸賞金本数

12日目(11月21日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  尊富士 - 大の里(24本)
2位  琴櫻 - 大栄翔(13本)
3位  欧勝馬 - 宇良(9本)
4位  平戸海 - 熱海富士(8本)
5位  霧島 - 隆の勝(6本)

11日目(11月20日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  大栄翔 - 〇豊昇龍(20本)
2位  〇琴櫻 - 若元春(15本)
3位  〇隆の勝 - 大の里(11本)
4位  王鵬 - 〇欧勝馬(8本) 
5位  〇霧島 - 翔猿(6本)
5位  〇遠藤 - 明生(6本)

10日目(11月19日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  〇琴櫻 - 翔猿(21本)
2位  〇大栄翔 - 大の里(16本)
3位  〇若元春 - 欧勝馬(9本)
4位  琴勝峰 - 〇豊昇龍(7本)
5位  錦富士 - 〇高安(6本)

9日目(11月18日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  若元春 - 〇大の里(26本)
2位  〇琴櫻 - 欧勝馬(23本)
3位  〇翠富士 - 錦木(10本)
4位  〇霧島 - 熱海富士(9本)
5位  遠藤 - 〇高安(8本)

中日(11月17日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  欧勝馬 - 〇豊昇龍(33本)
2位  翔猿 - 〇大の里(22本)
3位  〇琴櫻 - 美ノ海(11本)
4位  霧島 - 〇大栄翔(8本)
5位  〇若元春 - 熱海富士(6本)
5位  〇高安 - 御嶽海(6本)

7日目(11月16日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  〇琴櫻 - 熱海富士(31本)
2位  宇良 - 〇大の里(16本)
3位  翠富士 - 〇玉鷲(12本)
4位  若隆景 - 〇欧勝馬(11本)
5位  〇阿炎 - 豊昇龍(8本)

6日目(11月15日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  〇若隆景 - 大の里(26本)
2位  〇琴櫻 - 阿炎(10本)
3位  遠藤 - 〇翠富士(9本)
4位  〇霧島 - 平戸海(8本)
5位  〇錦木 - 欧勝馬(7本)

5日目(11月14日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  若隆景 - 〇豊昇龍(21本)
2位  熱海富士 - 〇大の里(14本)
3位  〇琴櫻 - 宇良(9本)
3位  〇隆の勝 - 欧勝馬(9本)
5位  遠藤 - 〇御嶽海(8本)

4日目(11月13日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  〇琴櫻 - 若隆景(21本)
2位  〇阿炎 - 大の里(12本)
3位  翔猿 - 〇熱海富士(8本)
4位  宇良 - 〇豊昇龍(7本)
4位  〇美ノ海 - 欧勝馬(7本)
4位  翠富士 - 〇御嶽海(7本)

3日目(11月12日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  正代 - 〇大の里(22本)
2位  琴櫻 - 〇王鵬(13本)
3位  琴勝峰 - 〇欧勝馬(10本)
4位  平戸海 - 〇豊昇龍(7本)
5位  霧島 - 〇阿炎(6本)
5位  〇遠藤 - 狼雅(6本)
5位  〇熱海富士 - 大栄翔(6本)

2日目(11月11日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  若元春 - 〇豊昇龍(14本)
2位  王鵬 - 〇大の里(13本) 
3位  欧勝馬 - 〇熱海富士(11本)
4位  〇琴櫻 - 平戸海(10本)
5位  霧島 - 〇宇良(6本)
5位  〇隆の勝 - 遠藤(6本)

初日(11月10日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  〇琴櫻 - 正代(30本)
2位  平戸海 - 〇大の里(20本)
3位  王鵬 - 〇豊昇龍(12本)
3位  〇翔猿 - 欧勝馬(12本)
5位  霧島 - 〇若隆景(10本)

13日目(11月22日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  
2位  
3位  
4位  
5位  

14日目(11月23日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  
2位  
3位  
4位  
5位  

千秋楽(11月24日)

本日の取組懸賞本数ベスト5

1位  
2位  
3位  
4位  
5位  

相撲懸賞金につきまして

大相撲の幕内取組前に懸賞旗を掲げが呼び出しが土俵上を一回りするお馴染みの光景、そのはじまりは1949年(昭和24年)1月で場所全体の懸賞は55本でした。その当時は春場所、夏場所、秋場所の年3場所開催で1953年になると初場所、春場所、夏場所、秋場所の年4場所に増えました。
さらに1957年に九州場所が加わり、翌1958年(昭和33年)に名古屋場所が加わり現在行われている年6場所制になり今に至ります。

懸賞は、幕内取組で勝利した力士が受取る賞金で、懸賞主を募り作成した懸賞旗を土俵上で掲げ自社の宣伝を行います。
懸賞金額は1991年5月場所から2014年3月場所までが1本あたり6万円、2014年5月場所より6万2000円となり、2019年(令和元年)秋場所から7万円に改定されました。
内訳は力士が土俵で受取る金額は3万円で、新券の現金をのし袋で受け取ります。
残り4万円は相撲協会の事務手数料が1万円、所得税支払いのための積立預り金が3万円となります。

懸賞金のかけ方

懸賞申込み本数は、1日1本(7万円)以上、1場所15本(105万円)以上から申し込みで追加も受付可能です。
懸賞を出せるのは企業や団体のみで、政治利用を避けるため個人名義の申し込みは認められていません。

懸賞旗は申込み側が制作する形で大きさは横が70センチ、縦が120センチ、取組表や館内放送の文字数は15字以内とされています。
懸賞旗は専門業者に依頼となると約1ヵ月ぐらいとかかるとされています。
尚、1取組に懸けられる最大本数は1社最大5本まで、申込が上限(60本)に達した場合は最大本数(5本)を申し込んだ懸賞主から順に一律削減させます。

懸賞を懸ける取組の指定方法は3つの選択肢があり、単純に取組順を指定してかける方法(但し結びの一番で指定申込が多い場合はご希望通りかけられない場合あり)、力士を指定してかける方法、お任せ(新入幕力士など大枠の指定範囲は希望できる)があります。
懸賞申込みは取組み5日前まで、取組指定の場合は取組み前日(千秋楽除く)の14時までが期限となっています。
もし休場力士にかけていた場合は変更、または取り消すことが出来ます。

懸賞歴代最多本数

懸賞本数の上限は60本ですが、東京開催場所(1月・5月・9月)限定で森永製菓が提供する森永賞が別枠扱いとなり上限は61本となります。
過去にこの61本を記録した取組みは5回あり、うち3回は稀勢の里戦になります。

2015年1月場所(千秋楽)白鵬 - 鶴竜、2015年9月場所(千秋楽)照ノ富士 -  鶴竜、2016年名古屋場所(14日目)稀勢の里 - 鶴竜、2017年1月場所(千秋楽)白鵬 - 稀勢の里、2017年5月場所(7日目)稀勢の里 - 御嶽海となります。

また、2024年1月場所(14日目)琴ノ若 - 霧島の取組みは、結びの照ノ富士 - 豊昇龍が豊昇龍の休場によりこの取組みに懸かっていた49本中26本の懸賞がかけ替えられた結果、史上最多の63本となりました。


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