大相撲の優勝パレードは千秋楽に行われる恒例行事で、全ての取り組みが終わり優勝や三賞の表彰式が行われた後に行われています。
パレード開始時間はおおよそ午後6時半前後で、正面入口をスタートし両国国技館前の国技館通りを左折し、力士・協会員入口から敷地内に入り終了します。
優勝パレードの歴史は一説では1909年(明治42年)から始まり、当時は人力車に乗って音楽隊と共に行ったとされています。
このように千秋楽直後のパレードは慣例的に行われますが、初優勝や横綱昇進などした際に後日力士の出身地やゆかりの地周辺でパレードすることもあります。
最近では令和7年名古屋場所で初優勝した琴勝峰関が出身地の千葉県柏市で9月に祝賀パレードを開催したり、豊昇龍関が母校(日本体育大学柏高等学校)のある千葉県柏市で2月に初場所優勝と第74代横綱昇進を兼ねた祝賀パレードを開催、大の里関が出身地である石川県津幡町で6月に2場所連続優勝と第75代横綱昇進を兼ねた祝賀パレードを行っています。
大相撲優勝パレードコース
千秋楽後のパレードはおおよそ午後6時半前後に両国国技館正面入口をスタートし、すぐ前にある国技館通り左折し、数十メートルゆっくり走行し両国駅側にある力士・協会員入口から国技館敷地に入りしばらくして終了します。
パレード前後の様子
千秋楽の取り組み終了前後に正面のオープンカーが準備されます。
千秋楽入場券を持たないファンが徐々に集まってきます。
報道陣のスタンバイが始まりまもなくパレードが始まります。
優勝力士がオープンカーに乗り込み、まずは報道陣による撮影が行われます。
撮影が終わりいよいよパレードが始まります。
車は入場門をくぐり信号を左折します。
ここから数十メートル国技館通りを走行します。
国技館側沿道には何重もの人だかりが出来ます。
道路は一時的に通行止めになりオープンカー警備に守られながら並走します。
国技館側沿道は植え込みがあるため、ある程度距離を持って観る事となります。
オープンカーは画像中央にあります力士・協会員入口からまた両国国技館に入って行きます。
パレードを待つギャラリーの様子(17時頃)
令和7年5月場所17時頃の正面ゲートから力士・協会員入口付近の様子です。
パレードを待つギャラリーの様子(18時頃)
令和7年5月場所18時頃の正面ゲートから力士・協会員入口付近の様子です。
この頃になると千秋楽を館内で観戦した人も加わり、だんだんとに人だかりが大きくなり規制を促すアナウンスが鳴り響きます。