ひなたサンマリンスタジアム宮崎は太平洋を望む宮崎県総合運動公園内に2001年に完成、読売ジャイアンツのキャンプ地として全国的に知名度が高い球場のひとつです。
またWBC(ワールドベースボールクラシック)が開催される際の強化合宿地で2009年にイチロー、松坂大輔、城島健司、福留孝介の現役メジャーリーガーが参加した年は連日4万人が球場を訪れる空前絶後の大フィーバーとなり6日間で約24万人がひなたサンマリンスタジアム宮崎に集まりました。
ちなみに第5回大会の2023年強化合宿は混乱を避ける為に入場者数を制限しチケットを事前申込制にしましたが9日間で約18万人が訪れました。
宮崎県総合運動公園の広さは東京ドーム約32個分に相当する154ヘクタールで陸上競技場(ひなた陸上競技場)、第2硬式野球場(ひなたひむかスタジアム)、木の花ドーム、武道館(ひなた武道館)、サッカー場、ラグビー場、テニスコート、自転車競技場などがあります。
またプロ野球1軍公式戦も福岡ソフトバンクホークスなどが開催したり、2013年よりファーム日本選手権も行われています。
ひなたサンマリンスタジアム宮崎の収容人数は30,000人とされていて内野スタンドに18,000席、外野スタンドに12,000席となっていますがソフトバンクホークス公式戦やWBC強化試合などの観客数をみると27,000人前後が実質収容人数になると思われます。
ひなたサンマリンスタジアム宮崎はバックネット裏を中心とした2階スタンド中段以降に雨や日差しを遮る屋根があります。最後にこの球場のホームチーム(福岡ソフトバンクホークスなど)は1塁側のベンチを使用しています。
2024年9月7日(土)・8日(日)にはアイドルグループ「日向坂46」がライブが開催されます。スポーツ以外のイベントで同スタジアムが使用されるのは今回が初めてとなります。
アクセス情報
電車で行くには
ひなたサンマリンスタジアム宮崎がある宮崎県総合運動公園の最寄り駅はJR日南線「木花駅」または「運動公園駅」となります。
総合運動公園内はかなり大きな公園でどちらの駅からも2キロ近く歩く事になります。
ちなみにJR宮崎駅に近い方が木花駅でJR日南線は1両編成なので帰りは運動公園駅からの乗車をおすすめします。
バスで行くには
JR宮崎駅宮崎交通バスで運動公園前バス停で降りるとそこから球場までは徒歩10分で電車の駅より歩く距離は短くなります。バスの乗車時間は約40分になります。また宮崎空港からのバスもあり同じ運動公園前バス停で降車となります。こちらを利用すると乗車時間は15分ぐらいになります
車で行くには
駐車場は運動公園内に北駐車場 、中央第1駐車場、 中央第2駐車場 、南第1駐車場 、南第2駐車場の5ヵ所あり最大で約3,500台が駐車出来ます。その中でひなたサンマリンスタジアム宮崎に一番近い駐車場は北駐車場になります。駐車料金は平日は無料、土日祝日は1日600円となります。またプロ野球キャンプやイベント開催時は平日でも有料となります。
レンタカーを借りるには
レンタカーは宮崎空港周辺に各社営業所があり宮崎駅周辺にはわずかしかありませんのでご注意下さい。またプロ野球キャンプ開催中の週末や公式戦、イベントなどが行われる際はホテル予約と同じタイミングでレンタカーを確保する事をおすすめします。
スタジアム概要
所在地:宮崎県宮崎市大字熊野1443-12
(宮崎県総合運動公園内)
収容人数:30,000人
(内野18,000席、外野12,000席)
グランド : 両翼100m・センター122m
内野…クレイ、外野…天然芝
照明設備 : 6基
オープン:2001年
座席情報
ひなたサンマリンスタジアム宮崎は二層のスタンドに内野席18,000席、外野席12,000席の収容定員30,000人となっていますが、2005年に実数発表に変わって以降は27,000人前後が収容能力となっています。
各座席はバックネット裏周辺は背もたれがある独立シートでオレンジ色に統一されています。座席は17列あり8列目前に横に移動できる通路があります。
ベンチ上から外野寄りの座席は浅い背もたれがある独立シートでブルー色に統一されています。座席は21列あり8列目前に横に移動できる通路があります。
外野席はベンチシートで36列あり14列目前に横に移動できる通路があります。
2階席は14列ありバックネット裏周辺には屋根があり中段以降は雨や日差しを避ける事が出来ます。
屋根について
サンマリンスタジアムは、バックネット裏の2階席(球場内の表記の3F)部分の後方は屋根がかかります。ただ、最後尾の後ろは付近になっているので、雨よけはきびしいかもしれませんが、日よけにはなります。