龍源寺間歩は石見銀山で唯一、常時公開されている坑道となります。開発されたのは江戸時代の中頃で、ノミで掘り進んだ跡や排水のため垂直に掘られた竪坑も見ることができます。2007年に鉱山遺跡としてはアジアで初めて世界遺産に登録されています。また、石見銀山ガイドの会と巡る「ワンコインガイド」も催行されております。
基本情報
所在地 〒694-0305 島根県大田市大森町銀山15
営業時間 午前9時から午後5時(12月から2月は午後4時まで)
定休日 1月1日
料金 大人410円 小人210円
ワンコインガイド 実費ガイド料500円(中学生以下は無料) ※出発時間などの詳細については石見銀山ガイドの会の公式サイトをご確認ください。
アクセス
龍源寺間歩はJR大田市駅からの石見交通バスが到着する大森バス停から約2.3キロ離れています。大森バス停から龍源寺間歩までは徒歩で約40~50分くらいで、途中から緩やかな上り坂となりますので飲料を用意しておくのがいいと思います。レンタサイクルを利用することもできます。大森バス停のそばには「レンタサイクル弥七」、大森代官所跡バス停のそばには「レンタサイクル河村」があり、料金はどちらも電動アシストが2時間まで700円(延長30分まで200円)、普通自転車が3時間まで500円(延長30分まで100円)となります。また、「ぎんざんカート」という電動ゴルフカートも便利です。大森代官所跡バス停から龍源寺間歩入口まで1日12~14便程度あり、料金は片道大人500円(子ども250円)水曜日が定休日となっています。往路は上り坂なので「ぎんざんカート」を利用して、復路はのんびり徒歩というのも良いかもしれませんね。「ぎんざんカート」の詳細については島根県大田市観光サイトでご確認ください。
龍源寺間歩
龍源寺間歩への途中まで「ワンコインガイド」さんに案内されてる人たちと一緒でした。みなさん、熱心な説明に聞き入っておられたのでワンコインガイドに参加するのも良さそうでした。お時間があるようでしたら?石見銀山の歴史や銀の採掘について紹介されています「石見銀山資料館」で予習していくのも良さそうです。もし資料館へ行けなくても、龍源寺間歩の旧坑道を進むとその先に新坑道があり、そこには坑道内の様子を紹介した絵図が何枚もあるので理解を深める助けになるでしょう。往路はテクテク歩いていきましたが、復路は実験運行中の無料「ぎんざんカート」を利用(現在は有料)これはもう楽ちんでお勧めですよ(笑)