宮島の最高峰を誇る弥山の山頂に展望台が設置されています。瀬戸内海や四国連山などを一望できることから「日本三景の一の真価は頂上からの眺めにあり!」と、その美しさに伊藤博文が心を打たれたと言います。2015年には「弥山展望台(ミセンテンボウダイ)からの眺望」がミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星を獲得しています。
基本情報
所在地 〒739-0588 広島県廿日市市宮島町
営業時間 午前9時から午後5時(下りの最終午後5時30分)
*宮島ロープウェイの運行時刻になります。
*12月から2月は30分早く閉まります。
定休日 定期点検整備のための運休あり。
料金 宮島ロープウェイの往復料金 大人 1840円/ 小人 920円
アクセス
獅子岩展望台から弥山展望台までは起伏のある山道を登り、徒歩で約30分ほどとなります。山頂までは宮島ロープウェイの他に弥山登山道を登って行くこともできます。登山道には大元ルート、大聖院ルート、紅葉谷ルートの3つがあります。所要時間は厳島神社の周辺から山頂まで1時間30分~2時間30分となります。なお、山頂の展望台を利用できるのは午前10時~午後4時までとなっています。
弥山展望台
山頂に着いたとき、既に夕方の4時すぎ。展望台を利用できず、伊藤博文のいうほどの眺めを見ることは叶いませんでした。ロープウェイも終わってるので、あとは徒歩で下山するのみ。登山道3つのうち紅葉谷ルートは通行止めなので、弥山本堂のお坊さんから「仁王門を通ったら右に行ってください、必ず右ですよ」と念を押されました。ときおり遭難者がいるらしい。もう暗くなり始めてるとあって他に下山する人はおらず、街灯もない山道なので寂しいったらありゃしません。絶景ポイント目白押しの大聖院ルートですが、遊女石畳道から幕岩、里見茶屋跡、白糸の滝など、わき目も振らず2000段もあるという石段を降りました。瀧宮神社を過ぎたあたりでした、バッタリお迎えに遭遇したのは!「こんなとこに鹿がおる・・・」いや真面目な話、マムシでなく鹿で良かった(笑)