「夕呉クルーズ」最大の見せ場は何と言っても自衛艦旗の降納でしょう!
日没になると海上自衛隊艦船では整列した隊員が敬礼し、ラッパ譜君が代を吹奏しながら自衛艦旗が降下されます。その儀式は荘厳で、また感動的な瞬間を体験できる特別な軍港クルージングとなっています。
基本情報
所在地 〒737-0029 広島県呉市宝町4−44 呉中央桟橋ターミナル1階フロア
営業時間 日の入り時刻の15分前の出航。詳細は「呉湾艦船めぐり」の公式サイトよりご確認ください。
定休日 火曜日
料金 大人 1500円 子ども 500円
アクセス
呉中央桟橋ターミナルは建物のドームが目印で、大和ミュージアムの隣となります。JR呉駅の改札を出て右の出口に向かうと大和ミュージアムまでつながる屋根付きの歩道橋があり、徒歩約5分となります。乗船手続きは呉中央桟橋ターミナル1階の「受付艦船めぐり」という看板の出てるカウンターでできます。夕呉クルーズの所要時間は約35分となります。
呉湾艦船めぐり
自衛隊の一日は「ラッパで始まりラッパに終わる!」さあ、自衛艦旗の降納が始まりました!乗組員のみなさんは敬礼しています。いよいよラッパによる「君が代」の吹奏、感動の瞬間。ところが「ん、なんか違うなあ。これ君が代?」艦上から流れるラッパの旋律には違和感しかありません。それもそのはず、自衛隊のラッパには驚いたことにピストンがありません。そのため口の動きで「ド・ソ・ド・ミ・ソ」の5音を吹き分けるそうです。だから独特な音色になるんですね。しかも海上自衛隊のラッパによる「君が代」吹奏の歴史は1885年、明治18年まで遡るといいます!その伝統は呉に軍港が開かれて以来、戦後の一時期を除いて毎日続いています。そう、たとえ雨が降ろうが風が吹こうが、また台風が来襲してもラッパで「君が代」が吹奏されています。最後の音色が消えるように響きわたると、しみじみとした気持ちになります「あー、これで今日も終わりだなあ・・・」