熊谷ラグビー場

毎年4月に開催される選抜高校ラグビーの会場であり、冬はトップリーグや大学ラグビーも開催されます。
2019年のワールドカップでは、ロシア対サモア、ジョージア対ウルグアイ、アルゼンチン対アメリカの3試合が行われたラグビー専用のスタジアムです。

熊谷ラグビー場の基本情報

熊谷ラグビー場
所在地:〒360-0004 埼玉県熊谷市上川上810
収容人数:24,000人
オープン:1991年

アクセス

遠方から電車でアクセスされる場合、最寄りは、熊谷駅になります。熊谷駅は、新幹線、特急、高崎線、湘南ラインが停車します。
この駅で下車し、北口に出ます。
基本的には、試合のある日は、熊谷駅からシャトルバスが出ています。
このバスで行くのが一般的です。
駅からスタジアムまでは、一本道ですが、ここを4キロ歩くのは、特に天気が悪い日はややきついです。天候や当日のシャトルバスの運行状況でご判断ください。

バス乗り場について

試合当日のシャトルバスの乗り場は、当日、係員が案内しておりますので、それに従ってください。基本的には、熊谷駅は北口、南口がありますが、北口以外にバスはでませんので、とにかく北口に出ることです。

試合がない日でもスタジアムのみに行ってみたい場合は、北口を出て、バス亭の3番に熊谷ドーム行、熊谷文化スポーツ文化公園行があるので、どちらでも乗って向かうのがいいです。

熊谷ラグビー場について

熊谷ラグビー場は、基本的には、1層のスタジアムです。
ラグビー専用スタジアムの魅力は、陸上競技場にあるトラックがない分、フィールドに近い座席は、迫力を感じることができ、フィールドから離れている座席は、展開をメインに観戦できるというメリットがあります。

セクションでいうとイーストのE側がメインスタンドになります。
こちらのメインスタンド側の後方列は、屋根があるので、基本的、冬に開催されるラグビーの場合、この辺は意識したいところでもあります。

エンドゾーン(N、S)とバックスタンド側(W)は、基本的には屋根がないので天候の影響を受ける座席になります。

2020年のワールドカップ後の熊谷ラグビー場

エンドゾーンの仮設席がなくなりました。
2020年11月現在の熊谷ラグビー場は以下の写真のようになります。

座席について

熊谷ラグビー場は、日本代表やワールドカップ以外の試合は、基本的には、自由席というカテゴリーの試合が多くなると思います。
トップリーグの場合、2020年のケースだと、 中央席(エリア内自由) と自由席の2種類があり、中央席を選択し、早めに行けば、メインスタンドの屋根下で観戦できることを考えると、多少高くても中央席の自由席エリアのチケットの方が良い選択になると思います。

サイドの前方の座席

スタンドとフィールドに高さがあり、陸上競技場のようなトラックがあるわけではありません。そのため、前で見るから極端に見づらいということはないスタジアムだと思います。
自由席ですので、早く行き、前の方で観ようというのは楽しみになると思います。

サイドの中段

中段という表現は難しいところですが、10列目前後のイメージです。
1列目よりやや高さができるものの、まだまだフィールドには近いので、こちら側でプレーされる場合は、かなり見ごたえがある距離感です。
近すぎるのも・・・でもせっかく生で見るなら迫力も欲しいし、という場合、この辺で見るといいかもしれません。

サイドの後方

熊谷ラグビー場の場合、1層のため、トンネルから出てくるところに通路があり、そこからフィールド側に行くか、上にあがるかという作りになっています。
例えば、バックスタンドは17列目の後ろが通路になっており、それより上に行くイメージになります。
メインスタンドは10列目の後ろが通路になるので、11列目からが上のブロックになります。
後方と言っても大きなスタジアムでいうなら前の列ですので、あくまでも熊谷ラグビー場での後方列ですが、試合全体の流れを見るのであれば、このカテゴリーのほうが見やすく感じるかもしれません。

コーナー付近の座席

コーナーの最後尾の座席でこのような見え方のイメージです。

最後尾の後ろは、このようなスペースになっています。

エンドゾーン

エンドゾーンは、座席の前に歩くようのスペースがあり、かつ、グランドは、トライのゾーンが広いので、プレーするグランドまでは、それほど近くありません。
エンドゾーンの場合は、前ほどプレーは見づらく感じる可能性があり、上のほうがまだ全体を見渡せる分、いいかもしれませんので、自由席を購入され、サイドに入れない場合は、一度、前と後ろで見比べるなどして、好みの位置を探してください。

観戦の基本情報

持ち物について

日本のイベントは、アメリカなどの国に比べると、比較的、自由な持ち込みが可能となり、バックパックなどが持ち込めないという会場はほとんどありません。
熊谷ラグビー場もよほど大きいバッグはわかりませんが、一般的に日常品を入れる程度のバッグ類はほとんどのイベントで持ち込みができます。

飲み物は、缶、瓶類は持ち込みができないイベントがありますので、ご注意ください。

開門時間

イベントにより異なると思いますので、ご購入されたチケットを確認してください。大体キックオフの2時間ぐらい前の開門になると思います。
自由席ということで、人気の高いイベントは、入場まで結構並ぶことがあります。全席指定席だった2019年9月の日本代表対南アフリカ代表の試合でもかなりの行列でした。

再入場について

日本のイベントは、多くが再入場できることが多いですが、イベントによります。
熊谷ラグビー場もイベントによることもありますので、ご観戦されるイベントをご確認ください。
*日本代表対南アフリカ戦などは再入場不可のイベントでした。

会場の周辺について

モニュメント

春の選抜ラグビーが開催されるので、各大会ごとの出場選手、優勝チームなどが飾られています。その他にもいくつかラグビーにまつわるモニュメントがあります。

スタジアムのお店

熊谷ラグビー場に、2020年6月に、「キャップ・ラガーズ(Cap Rugger's CLUBHOUSE KUMAGAYA )」というお店がオープン。

ラグビー用品などを販売し、カフェのようなスタイルで、飲食もできそうです。

コロナウィルスの影響で、当面は、店内での飲食の提供はできないようですが、ここのお店からスタジアムの中を見ることもできるので、試合がなくとも食事ができるようになれば、スタジアムを見ながらひと時を過ごすことができるようです。

キャップ・ラガーズ クラブハウス熊谷
所在地 〒360-0004 埼玉県熊谷市上川上810
TEL:048-598-8084
*ラグビー場に付いているお店です。

 

熊谷ラグビーがある熊谷スポーツ文化公園は、この敷地内に、ラグビー場、ラグビーグランドが複数面、その他、くまがやドーム、陸上競技場などがある埼玉県北では最も規模が大きい公園です。
そのため、敷地内の移動だけでもかなりの距離になりますので、公園内だから近いということはないですが、スポーツ文化公園内には、くまどんというお店もあります。
ここではうどんなど食べることができますので、もし歩くのが苦でなければ、行ってみてください。ラグビー場からだと、ドーム側に向かって行き、10分から15分ぐらいだと思います。

ファーマーズレストランくまどん
所在地 〒360-0004 埼玉県熊谷市上川上810
営業時間 午前11時から午後5時
*公園内のお店ですが、ラグビー場からは徒歩10分以上は離れています。

熊谷・深谷・本庄の交通・観光・食べ物を知る

旅行の前に、埼玉の基本情報をまとめておりますので、ご参考にご利用ください。

埼玉県のスポーツチームの基本情報

(1)熊谷・深谷・本庄の交通

埼玉県の県北エリアとなります。
電車でのアクセスの場合、高崎線の「籠原駅」がポイントになります。この籠原は、東京方面への高崎線の始発駅、または車両の増結駅になります。
そのため、籠原を境にし、都内への利便性は極端に変わります。
籠原より群馬よりの深谷駅、本庄駅は、高崎線の本数が少ない、また切り離し作業で待ち時間が長くなります。

熊谷は新幹線が止まる駅となり、JRの在来線との接続もありますが、本庄早稲田駅は、本庄駅から2キロぐらい離れており、新幹線以外の選択肢がない駅ですので注意が必要です。

基本的には、県北エリアは、車ありきになります。
そのため、熊谷あたりまで電車できて、この辺を回るのはレンタカーなどの組み合わせのほうが回りやすいところも多くなりますので、目的応じて移動方法をお考えください。

(2)熊谷・深谷・本庄のホテル

それほど宿泊して何かをするようなものがあるエリアではありません。
駅前にいくつかビジネスホテルがあります。
深谷駅の場合は、グランドホテルが駅の近くにあり、ここはビジネスホテルよりややランクは高くなりますが、基本的に東京方面の終電は23時ぐらいまでありますので、宿泊するメリットをお考えの上、ホテルを予約してください。

(3)熊谷・深谷・本庄の観光

1万円札に印刷されることになった渋沢栄一氏の記念館は深谷市内にあります。
しかし、深谷駅からは10キロぐらい離れており、やや遠いです。
室内プールのパティオは北関東の中では大規模な室内プールになります。
熊谷は、妻沼に妻沼聖天山があり、ここは有名なお寺です。
しかし妻沼は、群馬よりの埼玉ですので、ここも駅から行くのは一苦労します。
全国的に有名なガリガリ君の工場が深谷にありましたが、現在は、本庄市に新しい工場を作り、そこがメインになっているようです。
工場見学などは、本庄市の本庄千本さくら『5S』工場になります。

(4)熊谷・深谷・本庄で食べる

深谷は、煮ぼうとうが有名です。
もちろん市内にも煮ぼうとうのお店はあるものの、そもそもほとんどの市民は、家でうどんと野菜を入れて煮込んで食べると思われ、わざわざ外で食べることはないのではないかと思われます。そのため、煮ぼうとうの有名なお店と言われても市民でもすぐには出てこないのではないかと思います。
スーパー(ベルク、ヤオコー、アリオ)で新吉のパックを買い、家で作ってみるのもいいかもしれませんし、後は、深谷市のホームページに食べられるお店がありますので、それをご参考にください。
熊谷は、「フライ」ですかね。
フライはお好み焼きのような焼き物です。
行田のゼリーフライとは違います。

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