西武ライオンズの黄金期を支え、ダイエー・ホークス、ソフトバンク・ホークスで選手、監督として活躍した秋山幸二氏。
その秋山幸二氏の出身地である熊本県八代郡氷川町の「氷川町まちづくり情報銀行」の1階には、秋山幸二ギャラリーがあります。
秋山幸二ギャラリーが入っている氷川町まちづくり情報銀行は、1925年(大正14年)に建設された旧井芹(いせり)銀行の建物になり、鉄筋コンクリート造りの2階建てとなり、熊本県内では7番目に古いコンクリート構造物になります。
秋山幸二ギャラリーには、2000本安打達成のバットやゴールデングラブなど展示されています。
秋山幸二ギャラリーの基本情報
所在地:〒869-4608 熊本県八代郡氷川町宮原栄久35-1
営業時間 10時から18時
休館日 毎週月曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
入館料 無料
*営業時間は氷川町地域振興課(0965-62-2315)にご確認ください。
アクセスガイド
熊本駅から鹿児島本線で有佐駅まで約30分、7駅となり、駅から秋山幸二ギャラリーまでは約1.5キロ。徒歩で20分から30分ほどになります。
最寄り駅 JR鹿児島線有佐駅
秋山幸二ギャラリーの最寄り駅はJR鹿児島線の有佐駅です。熊本駅からは各駅停車で7駅約30分の乗車で到着します。無人駅ですがSuicaなどの交通系電子マネーが利用できます。
有佐駅から秋山幸二ギャラリーまで 徒歩20分
改札口を抜けると目の前の道路をひたすら道なりに進んで下さい。徒歩約15分で右手にセブンイレブン氷川宮原店が見えてきます。そこが交通量の比較的多い国道3号線と交わる氷川町宮原交差点です。この交差点で横断歩道を渡り右折します。すぐにみやべ食堂が見えますのでその角を左折します。真っすぐ進むとすぐに宮原郵便局が見えますので手前の角を右折します。すると右手に秋山幸二ギャラリーのパネルが見えてきます。有佐駅からは徒歩約20分の距離です。
館内の様子
ギフト・ショップ
秋山幸二ギャラリーにはギフト・ショップはありません。一休みするならば秋山幸二ギャラリーの隣に氷川町まちつくり酒屋があります。ソフト・ドリンクや甘味を楽しむことができますし、地元の土産物を販売しています。気さくなおかみさん店主が歓迎してくれます。会話を楽しみましょう。
レポート(2023年6月)
秋山幸二ギャラリーはトラディショナルな建造物、旧井芹銀行本店のビルの1階にあります。
私が到着した時間は開館時間を過ぎていましたが、ギャラリーの出入り口はクローズしていました。臨時休館日かと焦りましたが、隣にある氷川町まちづくり酒屋が管理している事がわかり開門して頂きました。
平日の朝一番、お客は私一人でした。入場無料ということもあり常駐のスタッフはいません。
古びたビルを入った展示スペースは1階のみで手前には西武・ライオンズ時代、福岡ソフトバンク・ホークス時代のユニフォームをはじめとする野球用品の展示、選手時代に獲得した個人タイトル、監督時代に獲得したチームのトロフィー、盾、賞状の展示、そして個人成績、チーム成績を刻んだ年表が陳列、掲示されています。奥のスペースにはビデオ・コーナーがあり現役時代の秋山選手の活躍をビデオで紹介しています。モニターの隣にはホークスの月刊誌が多数並べられており自由に閲覧できます。個人的には秋山幸二選手を特集した地元誌が読みごたえがありました。コンパクトなギャラリーですので1時間もあれば見学ができます。秋山さんのファンならば展示物をじっくり見学し、ビデオや雑誌を鑑賞、閲覧するといいでしょう。
熊本の交通・観光・食べ物を知る
旅行の前に、熊本の基本情報をまとめておりますので、ご参考にご利用ください。
(1)熊本エリアの交通
熊本は、熊本空港へ東京、名古屋、大阪、那覇などから飛行機が飛んでいます。
しかし、熊本空港は、熊本市から20キロぐらい離れており、車やリムジンバスで1時間前後かかります。
目的地が熊本駅の場合は、福岡まで飛行機で来て、新幹線で博多熊本間を移動するほうが楽な場合もあります。
(駅周辺より熊本城周辺のほうが発達しています)
(2)熊本エリアのホテル
熊本市内は、熊本城周辺(下通アーケード付近が繫華街になります)が発達しており、ホテルも熊本城周辺のほうが数があります。熊本駅に到着しても駅周辺にはそれほど発展していませんので、あくまでも会場へ行くための駅というスタンスになり、駅周辺だからすべての面で便利ということではないのが熊本です。
観光、食事などのバランスを考えると熊本城周辺エリアの方が便利です。
(3)熊本エリアの観光
熊本市内の最大の観光スポットは熊本城になります。地震により大きな被害を受けてしまいましたが、熊本市内のシンボルになります。
車があれば、市内から車で30分ほど行くと、宮本武蔵が「五輪書」を書いたことで有名な霊巌洞があります。ここも足を運びたい観光スポットになります。
(4)熊本エリアで食べる
熊本で食べないといけないものは、熊本ラーメン、馬刺し、太平燕(タイピーエン)、いきなり団子、からし蓮根です。
熊本ラーメンでも熊本市内のラーメンと少し離れた玉名のラーメンは、熊本ラーメンのルーツと言われ、最も濃厚なものになります。
いきなり団子などはおやつに食べれますので、いろいろ食べてみましょう。