JFE晴れの国スタジアム(岡山県総合グラウンド陸上競技場)は、岡山駅から北に約2キロの岡山県総合グラウンド内に1962年開催「第17回岡山国体」のメイン会場として1957年竣工、2005年開催「第60回岡山国体」に合わせて2003年に全面改装され今に至ります。
かつては桃太郎スタジアムと呼ばれていました。
2009年よりJリーグ「ファジアーノ岡山」のホームスタジアムとして公式戦が行われています。
Jリーグ開催時のJFE晴れの国スタジアム(岡山県総合グラウンド陸上競技場)の最多入場者数は2013年に記録したファジアーノ岡山vsガンバ大阪の18,269人でした。
また2024年(J2在籍)のシーズン最多入場者数は7月6日開催されたベガルタ仙台戦の15,269人でした。
スタジアム収容人員は約2万とされていますが、2025年Jリーグ開催時でチケット完売時の入場者数は約14,000人前後となっています。
実質収容可能人数が15,000人に満たないJ1開催スタジアムは、三協フロンテア柏スタジアム(日立柏サッカー場)、ニッパツ三ツ沢球技場(三ツ沢公園球技場)、町田GIONスタジアム(町田市立陸上競技場)、レモンガススタジアム平塚(平塚競技場)となります。
< 2025年JFE晴れの国スタジアム Jリーグ開催時観客数 >
対戦チーム | ||||
第1節 | 2月15日 | 土 | 京都 | 14,575人 |
第3節 | 2月26日 | 水 | G大阪 | 13,555人 |
第4節 | 3月02日 | 日 | 清水 | 13,330人 |
第6節 | 3月16日 | 日 | 川崎F | 13,699人 |
第7節 | 3月29日 | 土 | 横浜FM | |
第9節 | 4月06日 | 日 | FC東京 | |
第11節 | 4月20日 | 日 | 鹿島 | |
第13節 | 4月29日 | 祝 | 東京V | |
第17節 | 5月18日 | 日 | 新潟 | |
第18節 | 5月25日 | 日 | 町田 | |
天皇杯 | 6月11日 | 水 | ||
第20節 | 6月15日 | 日 | 福岡 | |
第23節 | 7月05日 | 土 | 広島 | |
第24節 | 7月20日 | 日 | 神戸 | |
第26節 | 8月17日 | 日 | 鹿島 | |
第27節 | 8月23日 | 土 | 湘南 | |
第29節 | 9月13日 | 土 | 名古屋 | |
第31節 | 9月23日 | 祝 | 横浜FC | |
第34節 | 10月18日 | 土 | C大阪 | |
第37節 | 11月30日 | 日 | 浦和 |
ビジターゴール裏(北側)の芝生席エリアをファミリーキッズエリアとして開放されていて、このエリアのチケットは販売されていません。
敷地内にはSVリーグ(バレーボール)女子「岡山シーガルズ」のホームアリーナジップアリーナ岡山やかつでプロ野球も開催されていた岡山県野球場、武道館、津島遺跡などがあります。
Jリーグ以外では全国高校サッカー選手権岡山大会、中学や高校生の陸上競技大会、おかやまマラソン、過去には全日本実業団対抗陸上競技選手権大会などが行われています。
メインスタンド正面からみて右側のBゲート付近には、女子マラソンで1992年バルセロナオリンピックで銀メダル、1996年アトランタオリンピックで銅メダルを獲得した岡山県出身の有森裕子さんの銅像があります。
JFE晴れの国スタジアムの基本情報
所在地 : 岡山県岡山市北区いずみ町2-1-11
収容人数 : 15,479人(Jリーグ開催時)
(メインスタンド:8,200人・バックスタンド:7,400人)
ホームチーム : ファジアーノ岡山FC
オープン : 1957年
改修 : 2003年
2025年にJFEスチールと命名権契約を結び、球場の愛称が「JFE晴れの国スタジアム」となりました。
契約期間は2025年2月1日から2030年7月までの5年6ヵ月となります。
開門時間と再入場
Jリーグ開催時は試合開始2時間30分前が開門時間になります。
試合によっては開門時間が変更される場合があり、その際は事前にホームページで案内されます。
再入場(Jリーグ開催時)は可能です。
アクセス情報
最寄り駅はJR岡山駅で西口からスタジアムまでは徒歩で約30分です。
岡山駅西口から岡電バスで「岡山スポーツセンター前」又は「岡山大学筋」下車徒歩すぐです。
駐車場情報
駐車場は公園内3ヵ所に合計約400台が駐車可能です。
JFE晴れの国スタジアムの座席情報
陸上競技場ですのでフィールド前にトラックがあります。
メインスタンドは背もたれ付座席、バックスタンドは背もたれなしのセパレートタイプ、ゴール裏は芝生席(Jリーグ開催時はビジター側は使用されていません)になっています。
現在の座席数は約15,000席で、2025年はシーズンパス(年間席)で約6,500席が事前販売されていて残りを一般販売しています。
メインスタンド
最大30列あり9列目前に横に移動可能な通路があります。
センターサークルの中心に位置するのは102ブロックの175番と176番になります。
ファジアーノ戦では前方エリアがSS席、中段以降がFAGIシートとして販売されています。
中段以降はなかりの角度が付いていて観やすい構造になっています。
FAGIシートは背もたれ 肘付き座席になります。
中央付近のSS指定席、S指定席は背もたれ付き座席になります。
メインスタンドコーナー付近のSA席(ホーム側指定席)とSB席(ビジター側指定席)は背もたれなしのセパレートタイプになります。
バックスタンド
最大23列あり中央エリアはホーム側指定席として販売されています。
またビジター側指定席は緩衝地帯を挟んだメインスタンドからみて右エリアに若干あります。
座席は背もたれなしのセパレートタイプになります。
中段以降はそれなりに角度が付いていて観やすい構造になっています。
サポーターエリア
ゴール裏(芝生席)は広くないため、サポーターエリアはホーム側はバックスタンドのメインスタンドから見て左側の第3コーナー付近、ビジター側はメインスタンドから見て右側の第2コーナー付近になります。
ホーム側サポーターエリア
ビジター側サポーターエリア
ゴール裏
ホーム側はビジョン左側は石段スタンド、右側は芝生席になります。
ビジター側は角度のほとんどない芝生席になります。
尚、Jリーグ開催時はファミリーキッズエリアとして開放されていて座席としての販売はありません。
< 大型ビジョン >2023年に新設されたビジョンがメインスタンドから見て左側のホームゴール裏のみにあります。
屋根がかかるエリア
メインスタンドのみに大きめな屋根があります。
9列目前にある通路より前方は風向きにより雨にあたる可能性があります。
最上段の中央付近以外は吹き抜けになっていて風向きにより雨にあたる可能性があります。