7月になり、日本のプロスポーツイベントも、観客を入れての観戦スタイルを実施して行くことになりました。
スポーツを観戦されるファンの方であれば、既にご存知の通り、まずは、5000人以下の観客を入れての開催、その後、キャパシティの半分まで入れて行く方針のようです。
コロナウィルスによる世界的なパンデミックにより、私たちの生活が今年初めと、4月以降では大きく変わってしましました。
コロナウィルスは、まだまだ身近な問題として、今後も私たちの生活を左右していく可能性が、大きい中、コロナ禍での有観客試合がどのように行われるか、観戦してきました。
今回は、7月11日、埼玉県さいたま市にあるNACK5スタジアム大宮で、大宮アルディージャの観戦となります。
2020年7月11日（土）19時キックオフ
大宮アルディージャ対東京ヴェルディ
開門は、17時と言うことで、16時45分には、スタジアムに到着しました。
このNACK5スタジアムは、大宮公園内にあり、NACK5スタジアム以外にも埼玉県営大宮公園野球場、大宮競輪場などの大きな施設が集まるエリアになります。
NACK5スタジアムの入場ゲートは、ゲート1がゴール裏のサポーターが集まるゲートになり、このゲート1は、隣の埼玉県営大宮公園野球場を半周回るぐらいの入場の列になっていました。
並ぶ際に少し間を空けないといけないため、どうしても長い列にはなってしまいます。
ですので、今後もいち早くスタジアムに行きたいという場合、どうしても列自体は、長くなると思います。
さて、17時になり、開門です。
各チームで対応が異なるかもしれませんが、大宮アルディージャの場合は、
（1）検温
（2）手の消毒
（3）荷物検査
（4）チケットのスキャン（Eチケットのみ）
という流れでの入場でした。途中、何名か再度、検温という対応の人を見かけましたが、見かけた再検温の人たちは、改めて、検温して問題がなかったようで、そのまま入場していました。
チケットをスキャンし、中に入ります。
NACK5スタジアムは、移動を制限しているということは事前のホームページで公開されていました。
この日は、アルディージャシートのチケットを購入したので、ゲート2からの入場になり、このエリアで動けるのは、メインスタンド側（座席種類だとホームメインSA、S、アルディージャシート）でした。
ゴール裏のエリア、または、バックスタンド側への移動はできません。
NACK5スタジアムは、座席に「座ってはいけない座席」という意味でシールが貼られていました。
そのため、自分が座っている座席と、どこに他の人が座らないかというのがわかります。
売店に関しては、各チームにより対応が異なるようですが、NACK5スタジアムのこの日の試合では、メインスタンドでやっていた売店は、1つだけとなり、販売されているものもソフトドリンクのみでした。
NACK5スタジアムでは、ゴール裏の両サイドにサポーターパネルが設置されていました。
その間に本物のサポーターがいるような感じになっていました。
試合中に、声を出したり、手拍子での応援などは禁止というアナウンスがスタジアムに流れます。
そして、キックオフ。
この日は、アルディージャが試合開始早々に先制します。
サポーターは、拍手で喜ぶという感じでした。
結局、この日は、このゴールのみとなり、そのままアルディージャの勝利。
個人的な感想としては、試合を良く見るということが目的であれば、見やすい座席のチケットが買えれば、非常に見ごたえがあると思いました。
特に、フィールドから音が聞こえてくるのが、やはりスタジアムでの観戦の魅力の1つと感じました。
試合途中に、スタジアムのほうで演出の音が鳴りますが、もう少し、フィールドの音（選手がキックをする音、フィールドで掛け合う声など）をスタジアムにいるファンすべてが感じられるようなことができれば、新しい観戦スタイルでも十分、魅力あるものになると思います。
まだまだ、これから試行錯誤があると思います。
チームも現段階でできる限りの最良の方法をサポーターに提供していると思います。
今までと違い、スタジアムにいる仲間と手を取り合って、チームを応援することが難しいですが、スポーツを愛するすべての方が、この状況の中でも応援するチーム、選手に力を与えられるアプローチを少しづつ見つけていけたらいいですね。
