伽藍の規模が西国一という意味を込めて命名された西國寺。
愛宕山の中腹に広がる境内の面積は1万7500平方メートルに及び、創建は天平年間の729~749年。仁王門から108段の階段を登ると、悠久の歴史を今に伝える数々の建築物などを見ることができます。至徳3年(1386年)に建立された金堂、永享元年(1429年)足利義教の寄進によって建立された三重塔は国の「重要文化財」に指定されています。慶安元年(1648年)建立の仁王門に吊るされている、2mの大草鞋も見逃せません。
基本情報
所在地 〒722-0044 広島県尾道市西久保町29−27
参拝時間 午前8時~午後5時
定休日 年中無休
参拝料 無料
アクセス
尾道駅から西國寺の仁王門までは1.7キロほど離れており、徒歩30分ほどとなります。尾道駅前からは、おのみちバスを利用して所要時間4分の「西国寺下」で下車すると仁王門まで徒歩5分ほどで、運賃は150円となります。
西國寺
大山寺から訪れたため、西國寺へは正面からでなく境内の横手から入り金堂や三重塔を見て回りました。そして最後の写真を一枚と思い、仁王門を振り返ったときでした、それが現れたのは!「なんだっ、このデカい草履は・・・」吊るされた2つの巨大な草履は圧巻でした。それもそのはず、仁王さんのサイズに合わせた草履なら、そりゃデカい!仏敵を払うという仁王さんの逞しい足にあやかろうと「巨大ぞうり」が奉納されたそうです。今は健脚を願うスポーツ選手など、多くの人がお参りしているそうです。尾道に来たら真っ先に西國寺へ行くのがお薦めです!なぜなら、尾道はとにかく坂道や階段が多い。やっぱり仁王さんの逞しい足が必要です(笑)