1589年(天正17年)毛利輝元によって築城されましたが、1945年に投下された原子爆弾で天守閣などは倒壊してしまいました。1958年(昭和33年)に復元され天守閣の内部は歴史博物館となっています。展示されている武家屋敷の跡地から出土した対の金箔鯱瓦は国内では前例がないそうです。「鯉城」の愛称で親しまれる広島城は国の史跡に指定され、また日本100名城の一つとされています。
基本情報
所在地 〒730-0011 広島県広島市中区基町21−1
営業時間 3月~11月 午前9時~午後6時、12月~2月 午前9時~午後5時
定休日 12月29日~31日 ※臨時休館あり
料金 大人370円 シニア(65歳以上)高校生180円 中学生以下無料
アクセス
広島城はJR広島駅の西へ約1.5キロとなり、路面電車の利用が便利です。広島城の入り口は2ヶ所あり、表御門へは1・2・6号線の「紙屋町東」停留場から徒歩15分。裏御門へは「八丁堀」で9号線に乗り換えて「縮景園前」下車、停留場から徒歩8分ほどとなります。乗り換えのときには乗務員から「電車乗換券」を貰うのを忘れないように注意しましょう。料金はどちらを利用しても190円となります。
広島城
広島城は原子爆弾によって倒壊しましたが、今の天守閣は1958年に再建されたもの。ところが内部は鉄筋コンクリート造。そこで最近、広島市長から発表がありました。「広島城の天守閣を将来の世代にきちんと引き継いでいくため、木造復元を目指す!」おっと、もしこれが実現するなら楽しみですね。