「てつのくじら館」を愛称とする海上自衛隊呉史料館は海上自衛隊の広報を目的として、海上自衛隊の歴史や潜水艦、掃海艇などの資料が展示されています。展示室の屋外には日本では唯一、実物の潜水艦が展示されており、「あきしお」艦内の見学では潜望鏡から呉の海を見ることができます!
基本情報
所在地 〒737-0029 広島県呉市宝町 5番32号
営業時間 午前9時から午後5時
定休日 火曜日(祝日の場合は翌日が休館になります)
料金 無料
写真撮影 潜水艦「あきしお」内部はお盆などの混雑状況によって禁止されることがあり、その場合は潜水艦の入口に禁止マークが掲示されています。
アクセス
てつのくじら館はJR広島駅から快速で約32分の呉市にあります。JR呉駅からは改札を出て右の出口に向かうとてつのくじら館までつながる屋根付きの歩道橋があり、赤と濃灰色に色分けされた潜水艦「あきしお」が見えてきますので迷うことはないと思います。呉駅からは徒歩約5分となります。
海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)
一通り見終わって、いよいよ最大の見どころ「あきしお」の内部に潜入。ところがいきなり待った!がかかりました。「潜水艦内撮影禁止」ときましたか。気を取り直して、いざ潜入!先ず最初に受けた第一印象は広くて清潔なこと。以前、ドイツのブレーマーハーフェンで見たUボート「ヴィルヘルム・バウアー」はとにかく狭かった。艦内に並ぶ夥しい数の配管や計器類にバルブなど、油まみれの機械に圧迫されて通路も極限的な狭さ。しかも汗臭く絶望的な閉塞感。でも「あきしお」は如何にも近代的な潜水艦。そう、鉄道に例えるならUボートは蒸気機関車で「あきしお」は新幹線。居住性もいたって快適そうでした。もちろん、こればかりは実際に乗務してみないと潜水艦の厳しさは分からないでしょう。もしかしたら閉所恐怖症でなくとも発狂してしまうかもしれません。「では皆さん希望者を募ります、潜水艦の訓練に参加してみたい人は?」シーン・・・