鞆の浦には坂本龍馬が潜伏していたという、秘密の部屋が公開されています。鞆の浦に上陸すると「才谷梅太郎」の名前で廻船問屋の「桝屋」に滞在しました。坂本龍馬が泊まった部屋がそのまま保存されているのは「桝屋清右衛門宅」だけと言われ、なかでも壁は坂本龍馬が滞在したときのまま残されているそうです。
基本情報
所在地 〒720-0201 広島県福山市鞆町鞆422
営業時間 午前9時~午後4時30分
定休日 火・水・木曜日
龍馬の隠れ部屋 入館料 大人 200円 小中高 100円
アクセス
福山駅の南口5番のりばからトモテツバスを利用すると便利です。終点「鞆港」の一つ手前「鞆の浦」で下車するとバス停から桝屋清右衛門宅まで徒歩2分。バス停からは、バスの進行方向へ進み2つ目の路地を右折すると直ぐです。バスの所要時間は33分で、運賃は530円となります。
龍馬の隠れ部屋・桝屋清右衛門宅
あるお年寄りの回想がきっかけだったそうです。「龍馬が寝泊まりしとったのは秘密の屋根裏部屋と聞いたのう。物置の天井の上にあるという話じゃった・・・」そこで調査したところ、一カ所だけ本当に天井の板が外れた!屋根裏部屋へ通じる出入口の広さときたら、たったの縦1.2m、横30cm。しかも上り下りできる梯子を垂直に掛けていたと言います。「おいっ、今から降りるぞ、梯子梯子!」身長175cmくらいで体重80kgくらいと伝えられる坂本龍馬にとっては、さぞかし窮屈だったことでしょうね。たった4日間の滞在とはいえ、交渉へ行くたんびにそこを通ってたんじゃ、そりゃあ一仕事です。でも現代の見学者は楽ちんです!江戸時代の趣に合わせた、きれいで快適な階段がありますから(笑)