鹿児島県立鴨池野球場は、鹿児島市鴨池公園内にある野球場です。プロ野球公式戦が開催されるスタジアムで、近年はソフトバンクホークス戦を中心に、セリーグの巨人やヤクルトの公式戦も行われています。1978年には予定されていたパ・リーグ公式戦『クラウン vs ロッテ』3連戦は、桜島の噴火による火山灰降灰のため、3試合とも中止となったエピソードがあります。春季キャンプ地として1972年から2007年まではロッテマリーンズが、以降は韓国プロ野球チームが実施しています。また2003年8月16日には鹿児島出身アーティスト『長渕剛さん』がコンサートを行っています。公園内にはJリーグ『鹿児島ユナイテッドFC 』の本拠地、鹿児島県立鴨池陸上競技場もあります。
アクセス情報
最寄り駅は九州新幹線の終点『鹿児島中央駅』でスタジアムまでは約4キロ程です。ちなみに博多駅から鹿児島中央駅までは新幹線で約1時間半です。
スタジアムがあります鴨池公園までは市電ですと『騎射場駅』下車徒歩7分、路線バスですと鹿児島交通バスで『KKB前』『文化ホール前』などが降車バス停になります。公園には約300台分の駐車場がありますが、イベント開催時は利用できません。
球場情報
所在地:鹿児島県鹿児島市与次郎2-2-2
グランド : 両翼98m、センター122m
内野…クレイ・外野…天然芝
照明設備 : 6基
オープン:1970年
改修 : 2016・2020年
練習施設のブルペンは球場外の1塁側にあります。
座席数
収容人数 : 21,656人
座席情報
球場案内板ではグランドを1階、バックネット裏1階を2階席、バックネット裏2階を3階席として表示していますが、ここではバックネット裏1階を1階席、バックネット裏2階を2階席とさせて頂きます。
バックネット裏は1階席と2階席があります。
バックネット裏1階席
わずか6段(A~F列)で1部G列まであるエリアがあります。座席番号は1塁寄りから1番・2番・・・と左から右に数字が進み最も3塁寄りが71番になります。2階席がせり出す構造ではないので1階席に屋根はありません。
座席は浅い背もたれがあり座席間には若干の隙間があります。
1階席1列目30番席からの眺め
バックネット裏2階席
2階席は15列(A~O列)で座席は背もたれないセパレートタイプです。
後方のK列前に通路があります。屋根は最上段に若干程度です。
2階席10列目55番席からの眺め
内野席(ブルーエリア)
座席は42列あり、前方からA~Uの21列、通路を挟んで中段からア~ナの21列となります。座席番号は前方のA~U列はホーム寄りから1番・2番・・・と数字が進みこのエリアの最後は71番、中段のア~シ列はホーム寄りから1番・2番・・・と数字が進みこのエリアの最後は53番、後段のス~ナ列はホーム寄りから1番・2番・・・と数字が進みこのエリアの最後は57番になります。座席はベンチシートになります。このエリアも屋根はありません。
3塁側24列(ウ段)目26番席からの眺め
☞ 内野席ブルーエリア詳細座席表 (1塁側)
☞ 内野席ブルーエリア詳細座席表 (3塁側)
内野席(グリーンエリア)
座席は42列あり、前方からA~Uの21列、通路を挟んで中段からア~ナの21列となります。座席番号は前方からA~I列はホーム寄りから71番・72番・・・と数字が進みこのエリアの最後は126番、J~U列はホーム寄りから72番・73番・・・と数字が進みこのエリアの最後は131番、中段のア~シ列はホーム寄りから54番・55番・・・と数字が進みこのエリアの最後は113番、後段のス~ナ列はホーム寄りから58番・59番・・・と数字が進みこのエリアの最後は110番になります。座席はベンチシートになります。このエリアも屋根はありません。
3塁側32列(サ段)目85番席からの眺め
☞ 内野席グリーンエリア詳細座席表 (1塁側)
☞ 内野席グリーンエリア詳細座席表 (3塁側)
内野席(オレンジエリア)
座席は39列あり、前方からD~Uの18列、通路を挟んで中段からア~ナの21列となります。座席番号は前方からD~I列はホーム寄りから127番・128番・・・と数字が進みこのエリアの最後は182番、J~U列はホーム寄りから132番・133番・・・と数字が進みこのエリアの最後は191番、中段のア~シ列はホーム寄りから114番・115番・・・と数字が進みこのエリアの最後は169番、後段のス~ナ列はホーム寄りから111番・112番・・・と数字が進みこのエリアの最後は154番になります。座席はベンチシートになります。このエリアも屋根はありません。
3塁側30列(ケ段)目148番席からの眺め
☞ 内野席オレンジエリア詳細座席表 (1塁側)
☞ 内野席オレンジエリア詳細座席表 (3塁側)
外野席
前方が芝生、中段以降はコンクリートのひな壇になります。
観客席に屋根のあるエリア
ありません
桜島の見える方向
3塁側方向にあります白波スタジアムの先に見えます
こちらは桜島フェリーから撮影したものです
鹿児島の交通・観光・食べ物を知る
旅行の前に、鹿児島の基本情報をまとめておりますので、ご参考にご利用ください。
(1)鹿児島エリアの交通
鹿児島は、鹿児島空港へ東京、名古屋、大阪、那覇などから飛行機が飛んでいます(札幌はありません)。
空港は、霧島市にあり、鹿児島市からはかなり離れています。
そのため、空港から鹿児島市内はリムジンバスで1時間弱ぐらいになります。
福岡からは、九州新幹線で約1時間45分ほどになります。
市内の移動はバスか市電が便利です。
(2)鹿児島エリアのホテル
鹿児島の繁華街は、天文館になり、このエリアに飲食店などが集まっています。
そのため、ホテルもこの天文館を中心に数が多くなります。
後は、鹿児島中央駅を中心にソラリア、JR九州ホテルなどがあり、この辺に宿泊しても市電などを使い移動できます。駅ビルであるアミュプラザ鹿児島内にも、しろくまの天文館むじゃき、鹿児島ラーメンのこむらさきやざぼんラーメンがありますので、ここで鹿児島名物を食べることができます。
(3)鹿児島エリアの観光
桜島は、市内からも見ることができますし、桜島へ行き観光することもできる鹿児島県の代表的な観光スポットです。
鹿児島と言えば西郷隆盛。市内には、維新ふるさと館、西郷隆盛銅像などゆかりの地があります。また薩摩藩の島津藩の別邸、仙巌園も見どころの1つになります。
空港周辺であれば、まず降りたら空港の目のまえにある西郷公園です。ここには巨大な西郷隆盛像が建てられております。
また車で15分ぐらい行けば、坂本龍馬が日本で初めて新婚旅行をしたと言われる塩浸温泉があります。日帰り温泉として入浴できますので、龍馬が入った温泉につかってみるのもいいですね。霧島神宮まで行くと、少し遠くなりますが、空港からなら霧島神宮は車であればそれほど遠くありません。
(4)鹿児島エリアで食べる
鹿児島は、黒豚やさつま揚げ、しろくまなどが有名です。
市内にある天文館むじゃき本店は、しろくま発祥のお店です。
黒豚は、しゃぶしゃぶやとんかつなどで食べたいですね。
黒豚しゃぶしゃぶ発祥のお店である「黒豚料理あぢもり」も市内にあり、天文館むじゃきから徒歩数分の距離です。どちらのお店も行きやすいロケーションはありがたいですね。
鹿児島ラーメンの有名店、「豚とろ」や「こむらさき」もこの天文館エリアにあります。ラーメンは1人でも気軽に食べれます。
お酒が飲める方は焼酎もいろいろあるので、楽しみがあります。