松江といえば宍道湖の夕日。ここは外せない観光スポットでしょう。国宝の松江城や松江歴史館などを見学して、夕方には宍道湖に沈む夕日を眺めるのもいいと思います。安来市の足立美術館は横山大観のコレクションや日本一と言われる日本庭園で有名です。松江からは電車で30分ほどなのでじゅうぶん日帰りもできます。
宍道湖夕陽スポット「とるぱ」
「水の都松江」の象徴ともいえる宍道湖の美しい夕日。宍道湖夕日スポットは松江市内にいくつかあります。島根県立美術館の前に広がる岸公園や白潟公園、宍道湖大橋なども定番の夕日スポットとなっています。またサンセットクルーズ「はくちょう号」も人気があります。なかでも、もっとも人気なのが「とるぱ」でしょう。嫁ヶ島と湖畔の袖師地蔵を影にして沈む夕日は絶景です!日本の夕陽百選にも選ばれる宍道湖の夕日はうっとりするほどの美しさで、きっと一生忘れられない思い出となることでしょう。
所在地 〒690-0049 島根県松江市袖師町12
時間 夕日指数、日没時間の確認は松江観光協会の公式サイトよりご確認いただけます。
定休日 年中無休
料金 無料
ロケーション 宍道湖夕日スポットは宍道湖畔にある島根県立美術館の裏手となります。JR松江駅からは「ぐるっと松江レイクラインバス」の夕日鑑賞コースに乗車して「夕日公園前」で下車すると、お地蔵様「袖師地蔵」のすぐ近くです。所要時間は約34分で料金は大人210円・小人110円。レイクラインバスを利用すると松江城のほうを回って、かなり遠回りになります。JR松江駅から直接行く場合は徒歩のほうが約25分と若干早くなりそうです。あるいは松江城を見学した後「国宝松江城(大手前)」から乗車して「夕日公園前」で下車するのも一つの方法かと思います。「ぐるっと松江レイクラインバス」夕日鑑賞コースの詳しい時刻表は松江市交通局の公式サイトでご確認ください。
コメント その日の「夕日指数」はなんと100%でした!それはもう朝から張り切っておりました(笑)ところが、出雲市から松江市に着いてみると「うわっー、駄目だこりゃ・・・」宍道湖の湖上にはどんよりとした厚い雲が覆ってるじゃありませんか。夕日なんて、とてもとても「もう絶望的・・・」朝の高揚感は雲散霧消しました。市内のあちこちを回った後の夕方。いざ行かん、宍道湖!あのどんより雲はどこへ行った???「夕日指数100%」は正しかった(笑)「おっーーーー」ちょっと夕日はもう沈んだ後だけど素晴らしい!そう、乗った路線バスの途中で「乗務員交代のため、少々停車します」さえ無ければ、日没時間に間に合ったのに。たかが10分、されど10分。茜色に染まる宍道湖を見たかった。そういえば、よくポスターなどで見るあの茜色は画像処理ゆえの美しさ?まあ、どっちでもいいか。たとえ残照の宍道湖でもじゅうぶん綺麗でした!写真もなかなかのもんでしょう?(笑)
松江城
慶長16年(1611年)堀尾吉晴により築城された松江城。別名「千鳥城」とも呼ばれています。天守が国宝に指定されている5城(松本城、姫路城、犬山城、彦根城、松江城)のうちのひとつとなり、松江城は2015年に指定されました。2006年には「日本100名城」に選定され、また「さくら名所100選」にも選ばれています。
所在地 〒690-0887 島根県松江市殿町1−5
営業時間
天守入場の場合(有料) 午前8時30分から午後6時30分(4月1日から9月30日)/午前8時30分から午後5時(10月1日から3月31日)
本丸開放時間(無料) 午前7時から午後7時30分(4月1日から9月30日)/午前8時30分から午後5時(10月1日から3月31日)
定休日 年中無休
料金 天守入場 大人680円 小中学生290円 ※松江城天守閣と松江歴史館(基本展示)の共通券 大人950円 小中学生430円
ロケーション 松江城はJR松江駅の北西へ約2キロとなり「ぐるっと松江レイクラインバス」の利用が便利です。松江駅の北口バスロータリー7番乗場から乗車して6つ目の「国宝松江城(大手前)」で下車。バス停から松江城はもうすぐとなります。所要時間は約10分で料金は大人210円・小人110円。ぐるっと松江レイクラインバスの時刻表は松江市交通局の公式サイトでご確認ください。松江駅から徒歩の場合は25分ほどで、駅前の「駅前通り」を左に進んで宍道湖畔にある白潟公園へ行くと分かりやすいでしょう。公園で右折して宍道湖大橋からの眺めを楽しみながら渡るのもいいと思います。そのまま直進すると松江城となります。また、出雲市から一畑電車を利用して「松江しんじ湖温泉」駅に到着した場合は路線バスもありますが、徒歩のほうがいいかもしれません。松江城まで歩いても15分ほどです。
コメント 松江城には「天守への攻め方」と題するお勧めコースがあります。侵入経路は5つあり、その1は「大手門」から攻め入る正攻法。その2は「北惣門橋」からの奇襲攻撃。その3「稲荷橋」とその4「亀田橋」からは側面攻撃。そしてその5は「千鳥橋」から正面突破して天守に突撃。あるいは松江城のお堀を遊覧船で巡る「ぐるっと松江堀川めぐり」に乗船して、先ずは敵情視察という手もあります(笑)また女性には、塩見縄手でおしゃれな着物をレンタルして歩いてみるのも良さそうですね。その艶やかさに誰もが振り向かずにはおれないでしょう。
松江歴史館
松江歴史館では映像や模型を使用して松江城と城下町の歴史や文化、暮らしなどが紹介されています。和菓子作りの実演を見学できる「喫茶きはる」では、松江城天守や日本庭園を眺めながら和菓子と抹茶を楽しむこともできます。
所在地 〒690-0887 島根県松江市殿町279
営業時間 午前9時から午後5時
定休日 月曜日(祝日の場合は翌平日)および年末年始(12月29日から1月1日)
料金 大人510円 小中学生250円 ※松江歴史館(基本展示)と松江城天守閣の共通券 大人950円 小中学生430円
ロケーション 松江歴史館は松江城のお堀(京橋川)を挟んですぐ隣にあります。もし松江城を見学した後に松江歴史館へ行かれるようでしたら、脇虎口ノ門跡を目指しましょう。そこから北惣門橋を渡ると目の前が松江歴史館となります。JR松江駅から「ぐるっと松江レイクラインバス」を利用した場合は「大手前堀川遊覧船乗場・歴史館前」で下車すると、松江歴史館まで徒歩3分ほどとなります。
コメント 今回は見学できませんでしたが、もし入ってたら歴史などよりも和菓子と抹茶で優雅なひと時を過ごすことに重きを置いたことでしょう(笑)
足立美術館
足立美術館は「郷土に恩返しをしたい」という思いから昭和45年(1970年)足立全康によって創設されました。巨匠、横山大観の近代日本画をはじめ約2000点もの美術品が所蔵されています。また、アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」による庭園ランキングで18年連続日本一に選ばれている日本庭園も必見です!
所在地 〒692-0064 島根県安来市古川町320
営業時間 午前9時から午後5時30分(4月1日から9月30日)/午前9時から午後5時(10月1日から3月31日)
定休日 年中無休 ※新館のみ、展示替えのため休館日あり 2021年5月11日、8月19日~20日、9月6日、10月7日~8日、11月1日~2日、2022年2月中旬
料金 大人2,300円 大学生1,800円 高校生1,000円 小中生500円
撮影 庭園の撮影はできますが、美術品はすべて禁止されています。
ロケーション 足立美術館は松江から約20キロ東、米子から約10キロ西にあり、どちらからもJR山陰本線の利用が便利です。足立美術館の最寄り「安来駅」までJR松江駅から25分ほどで料金は420円。JR米子駅からは10分ほどで料金は200円となります。安来駅からは足立美術館まで無料シャトルバスが出ております。1時間に2本くらいで所要時間は約20分。また、足立美術館から安来駅まで無料シャトルバスを利用される場合、整理券が必要となりますので注意しましょう。整理券は一人につき一枚必要となり、美術館入口のカウンターに用意されています。無料シャトルバスの詳しい時刻表は足立美術館の公式サイトでご確認ください。
コメント 足立美術館の創設者、足立全康の信念は「庭園もまた一幅の絵画である!」仮に目隠しされて連れて行かれたとしましょう。そこでいきなり「どうぞ、目隠しを外してください」言われたとおりにすると?窓枠が巧妙に額縁の造りになってるため、窓の向こうに見える本物の日本庭園が日本画と見えてもおかしくないでょう。横山大観の名作もあるそうですが浅学非才の小生、はっきり言いましてこの作品を見るために行ったようなものです(笑)「庭園もまた一幅の絵画である!」足立全康の信念や、恐るべし!そうそう、もう一つ印象に残ってるものがあります。足立美術館のある安来市は安来節で有名とのこと。安来駅では「どじょうすくい出迎え隊」がみなさんをお待ちしております。この「あらエッサくん」一家の人形も可愛らしくて必見ですよ。今日も陽気に歌っております♪あ~ら、えっさっさ~(笑)