大田区総合体育館は羽田空港に程近い東京最南都市の蒲田に2012年に建て替えられた区民体育館で世界戦が行われる会場としては後楽園ホールより大きく、両国国技館よりコンパクトでフロア(リングサイド)に観客席を設置すると約5,000人が収容可能になります。
同体育館で初めてボクシング興行が行われたのは2012年12月31日にWBA世界Sフェザー級王座統一戦「内山高志 vs ブライアン バスケス(コスタリカ)」で以降山中慎介、井上尚弥、井岡一翔などが世界戦を行っています。
ボクシングはチケット購入サイトや会場にも座席表が表示される事がほとんどない特殊なイベントになります。
従いまして各席種の違い(例えばスタンドSS席とスタンドS席)を把握した上でのチケット購入は難しい状況にあります。
大田区総合体育館概要
所在地 : 東京都大田区東蒲田1-11-1
オープン : 2012年
収容人数 : 4,012人
(固定:2,186席、可動:1,816席、車いす:10席)
ボクシング開催時のレイアウト
大田区総合体育館は一層の構造でスタンド席はロングサイド(東・西スタンド)が21列、ショートサイド(北・南スタンド)が16列あります。
またフロアにはロングサイド(東・西側)が5列程度、ショートサイド(北・南側)が10列前後のパイプ椅子が並べられます。
大田区総合体育館ボクシング開催一覧
大会名 | メインカード | |
2025年6月19日 | NTTドコモ presents Lemino BOXING 世界タイトルマッチ 観衆 : 3,200人 |
WBO世界ウェルター級タイトルマッチ ブライアン ノーマンJr(アメリカ) vs 佐々木尽 |
2025年5月11日 | SANKYO Presents LIFETIME BOXING FIGHTS 27 観衆 : 4,352人 |
WBA世界Sフライ級タイトルマッチ フェルナンド マルティネス(アルゼンチン) vs 井岡 一翔 |
2024年12月31日 | SANKYO Presents LIFETIME BOXING FIGHTS 25 | WBA世界Sフェザー級挑戦者決定 堤駿斗 vs レネ アルバラード(ニカラグア) |
2023年12月31日 | SANKYO Presents LIFETIME BOXING FIGHTS 18 | WBA世界Sフライ級タイトルマッチ 井岡 一翔 vs ホスベル ペレス(ベネズエラ) |
2023年10月7日 | 3150FIGHT vol.7 | WBC世界ミニマム級王座統一 パンヤ プラダブスリ(タイ) vs 重岡優大 |
2023年6月24日 | SANKYO Presents LIFETIME BOXING FIGHTS 15 | WBA世界Sフライ級タイトルマッチ ジョシュア フランコ(アメリカ) vs 井岡 一翔 |
2022年12月31日 | SANKYO Presents LIFETIME BOXING FIGHTS 12 | WBA・WBO世界Sフライ級王座統一戦 井岡一翔 vs ジョシュア フランコ(アメリカ) |
2022年7月13日 | SANKYO Presents LIFETIME BOXING FIGHTS 9 | WBO世界Sフライ級タイトルマッチ 井岡一翔 vsドニー ニエテス(フィリピン) |
2021年12月31日 | SANKYO Presents LIFETIME BOXING FIGHTS 8 | WBO世界Sフライ級タイトルマッチ 井岡一翔 vs 福永亮次 |
2021年9月1日 | SANKYO Presents LIFETIME BOXING FIGHTS 7 | WBO世界Sフライ級タイトル戦 井岡一翔 vs フランシスコ ロドリゲスJr.(メキシコ) |
2019年12月31日 | SANKYO Presents LIFETIME BOXING FIGHTS 3 | WBO世界Sフライ級タイトルマッチ 井岡一翔 vs ジェイビエール シントロン(プエルトリコ) |
2018年12月30日 | FUJI BOXING トリプル世界戦タイトルマッチスペシャル | WBO世界Sフェザー級タイトルマッチ 伊藤雅雪 vs エフゲニー・チュプラコフ(ロシア) |
2018年5月25日 | FUJI BOXING | WBA世界バンタム級タイトルマッチ ジェイミー・マクドネル(イギリス) vs 井上尚弥 |
2017年12月31日 | トリプル世界戦タイトルマッチスペシャル | WBA・IBF世界Lフライ級王座統一戦 田口良一 vs ミラン・メリンド(フィリピン) |
2016年12月31日 | THE BEST OF BEST TIME FOR PAYBACK | WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ ジェスレル・コラレス(パナマ) vs 内山高志 |
2016年4月27日 | トリプル世界戦タイトルマッチスペシャル | WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ 内山高志 vs ジェスレル・コラレス(パナマ) |
2015年9月22日 | ワールドプレミアム ボクシング 22 | WBC世界バンタム級タイトルマッチ 山中慎介 vs アンセルモ・モレノ(パナマ) |
2015年5月6日 | ダブル世界戦タイトルマッチスペシャル | WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ 内山高志 vs ジョムトーン・チューワッタナ(タイ) |
2015年5月1日 | ダイヤモングローブスペシャル | WBC世界Sフェザー級タイトルマッチ 三浦隆司 vs ビリー・ディブ(オーストラリア) |
2014年12月31日 | THE BEST OF BEST ボクシング | WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ 内山高志 vs イスラエル・ペレス(アルゼンチン) |
2014年4月6日 | ダイヤモングローブスペシャル | WBC世界Lフライ級タイトルマッチ 井上 尚弥 vsアドリアン・エルナンデス(メキシコ) |
2013年12月31日 | THE BEST OF BEST ボクシング | WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ 内山高志 vs 金子 大樹 |
2013年8月12日 | ワールドプレミアム ボクシング 18 | WBC世界バンタム級タイトルマッチ 山中慎介 vs ホセ ニエベス(プエルトリコ) |
2013年5月6日 | BOXING ダブル世界タイトルマッチ | WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ 内山高志 vs ハイデル・パーラ(ベネズエラ) |
2012年12月31日 | THE BEST OF BEST ボクシング | WBA世界Sフェザー級王座統一戦 内山高志 vs ブライアン バスケス(コスタリカ) |
リングサイド席
イベント主催等により異なると思いますが東西南北それぞれ5~15列程度(リング前関係者席除く)フロアにパイプ椅子が並べられていて前の席との段差はありません。
花道
イベント主催者のレイアウトにより異なると思いますが 2025年5月11日の興行では赤コーナーの花道はNブロック、青コーナーの花道はDブロック前に設置されていました。
1階スタンド
スタンド席前方の可動に設置させたエリアで背もたれのない木製ベンチシート席になります。
ロングサイド(東・西スタンド)、ショートサイド(北・南スタンド)共に10列あります。
1階スタンドの前方はリングサイド席とほぼ同じ高さになります。
2階スタンド
スタンド席高後方の常設させたエリアで腰あたりもたれる木製ベンチシート席になります。
ロングサイド(東・西スタンド)が11列、ショートサイド(北・南スタンド)が最大6列あり5列目前に横に移動できる通路があります