井上尚弥 全戦績と試合会場一覧

2012年にデビューし2025年7月現在30戦27KO無敗のモンスターこと井上尚弥選手の次戦は9月14日(日)にムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)選手と今年7月完成のIGアリーナ(愛知県名古屋市)で行われます。
同アリーナは地上5階、最大1万7000人収容の会場で、中央からつり下がる八面体の大型モニターは直径12メートル、高さ4.3メートルと国内最大級で、新たなエンターテイメントの拠点とし世界初・最先端テクノロジーを体感できるスマートアリーナで行われます。

IGアリーナ(第31戦)

愛知国際アリーナ(IGアリーナ)は名古屋城に程近く2025年6月に閉館(予定)の愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)から北に約1キロの名城公園に2025年7月オープンの多目的アリーナです。
アリーナの最大収容人数は1万7000人(座席数は1万5000席)で横浜アリーナ有明アリーナに並ぶ規模とされています。
同アリーナではBリーグ「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」がホームアリーナとして利用する他、大相撲名古屋場所、ボクシングなどのスポーツイベントやコンサートなどが開催されます。
また2026年アジア大会ではバスケットボールと柔道の競技会場となります。
ネーミングライツ取得のIGグループは、イギリスの金融会社で2025年から10年間契約を結んでいます。

試合データ

 タイトル WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
 日程 2025年9月14日
 対戦者 ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)
 結果  

Tモバイルアリーナ(第30戦)

T-モバイル・アリーナ(T-Mobile Arena)はラスベガスのメインロードであるストリップ大通りに程近い、ニューヨーク・ニューヨークホテルに隣接する所に2016年オープン、最大2万人収容の多目的アリーナです。
日本のアリーナに例えると横浜アリーナを一回り大きくより豪華にした感じのイメージになります。
アイスホッケー(NHL)ベガス・ゴールデンナイツのホームゲーム、UFC、NBAカップ、コンサートなどが行われています。
ボクシングのビックマッチはかつてMGMグランド・ガーデン・アリーナでの開催が大半でしたが2016年よりT-モバイル・アリーナで行われるようになりカネロ・アルバレス対ゲンナジー・ゴロフキン、ジェルボンタ・デイビス対ライアン・ガルシア、マニー・パッキャオ対ヨルデニス・ウガスなど数多くの世界戦が行われています。

試合データ

 タイトル WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦
 日程 2025年5月4日(現地時間)
 対戦者 ラモン・カルデナス(アメリカ)
 結果  8回45秒TKO勝利

後楽園ホール(デビュー戦~第3戦)

後楽園ホールは東京ドームシティ内の後楽園ホールビル5階にある多目的ホールです。
「格闘技の聖地」と呼ばれていてボクシングやプロレス、キックボクシングなどの格闘技の興行が1年中行われています。
特にボクシングは一年のうち全国で行われる試合の半分が後楽園ホールで行われていると言われています。
試合以外でもモハメド・アリやマイク・タイソンの公開スパーリングが行われています。

 試合データ

🥊 プロデビュー戦は後楽園ホールで2012年10月2日の第40回フェニックスバトル大会で、特例のA級ライセンスの49キロ契約8回戦でクリソン・オマヤオ(フィリピン)と行われ初回からダウンを奪い、4回に左ボディーブローが決まり4回2分4秒KO勝利でキャリアがスタートしました。

🥊 第2戦も後楽園ホールで2013年1月5日に第41回フェニックスバトルのメインイベントとして50キロ契約8回戦でガオプラチャン・チューワッタナ(タイ)と行わました。
この試合は異例の夕方に地上波生中継され、初回に左フックが決まり1回1分50秒KO勝利、この試合で2試合連続となる月間最優秀選手賞を受賞しました。

🥊 第3戦も後楽園ホールで2013年4月16日に第43回フェニックスバトルで佐野友樹(松田ジム)とンタイトル10回戦で対戦されました。
この試合はフジテレビで21年ぶりのゴールデンタイムで生中継され2回に左フックでダウンを奪うも、3回に右拳を負傷、以降は左手一本での戦いとなるが4回にもダウンを奪い、10回1分9秒TKO勝利となり日本ライトフライ級1位にランクされました。

スカイアリーナ座間(第4戦)

スカイアリーナ座間は、井上尚弥選手の出身地座間市にある体育館です。
デビュー4戦目で初の王者を賭けて日本ライトフライ級タイトルマッチがこの会場でで行われプロ4戦目にして日本王座獲得しました。
会場内にはその時の写真など飾られたが展示コーナーがあります。

試合データ

🥊 第4戦は井上選手の地元スカイアリーナ座間で2013年8月25日に日本ライトフライ級タイトルマッチとして田口良一(ワタナベジム)と行われ、10回判定で勝利しプロ4戦目で日本王座を獲得しました。

両国国技館(第5戦)

両国国技館は、JR総武線「両国駅」から徒歩1分の立地にあり、近くを隅田川が流れる東京都墨田区に1985年に完成した日本相撲協会が所有する相撲興行専用施設です。
緑の銅版葺きの大屋根が印象的な外観で地上3階、地下3階の構造になっていて約1万人を収容します。
大相撲は年6場所あり両国国技館で開催されるのは、1月場所、5月場所、9月場所になります。
この施設は多目的アリーナとしても使用されプロレス、ボクシングなどの格闘技も開催されています。
また過去にはバレーボール、卓球Tリーグ、読売ジャイアンツファン感謝デーが開催されました。
スポーツ以外では国内外アーティストのライブ、クラッシックコンサート、24時間テレビのメイン会場にもなっています。

 

試合データ

🥊 第5戦は両国国技館で2013年12月6日にOPBF東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦としてヘルソン・マンシオ (フィリピン)と行われ、2回にダウンを奪うなど終始優勢に試合を進め5回2分51秒TKO勝利デビュー5戦目でOPBF王座を獲得、その後世界タイトル挑戦のためOPBF王座を返上しました。

大田区総合体育館(第6戦)

大田区総合体育館は第一京浜(国道15号線)沿いにある多目的ホールです。
Bリーグ「アースフレンズ東京Z」、Wリーグ「東京羽田ヴィッキーズ」がホームアリーナにしています。
SVリーグ、Fリーグ、Tリーグ、プロレス、ボクシング興行、大相撲巡業なども行われています。

試合データ

🥊 第6戦は大田区総合体育館で2014年4月6日にWBC世界ライトフライ級タイトルマッチとしてアドリアン・エルナンデス (メキシコ)と行われ、6回2分54秒TKO勝利しプロ入り6戦目で世界王座を獲得しました。

国立代々木第二体育館(第7戦)

国立代々木第二体育館は、代々木公園内にある体育館です。
同敷地には国立代々木第一体育館もあります。
バスケットボールの中心的な施設で観客席はすり鉢状になっていて、プロレス、総合格闘技、ボクシング、レスリング、バドミントン、卓球などが開催されています。

試合データ 

🥊 第7戦は国立代々木第二体育館で2014年9月5日にWBC世界ライトフライタイトルマッチとしてサマートレック・ゴーキャットジム (タイ)と行われ、4回と6回にダウンを奪い、11回1分8秒TKOで勝利し初防衛しました。試合後には改めて王座を返上し、階級を上げることを表明しています。

東京体育館(第8戦)

東京体育館は、東京都の渋谷区にある1万人規模の観客を収容できる体育館で1964年の東京オリンピック会場として建設され体操、水球の会場となりました。
また東京オリンピック2020では卓球の会場として使用されています。
バスケットボール、バレーボール、卓球、プロレス、ボクシング、フィギュアスケートなどのスポーツイベントやコンサートなどが行われています。

試合データ 

🥊 第8戦は東京体育館で2014年12月30日にWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチとしてオマール・ナルバエス (アルゼンチン)と行われ、初回から2度のダウンを奪う一方的な展開となり、2回も攻勢は続き4度目のダウンで2回3分1秒KO勝利し2階級制覇を達成しました。
しかしこの試合で右拳を痛め4月に予定されていた初防衛戦は延期となってしまいました。

有明コロシアム(第9戦・第10戦)

有明コロシアムは、1987年お台場エリアにオープンした有明テニスの森公園のセンターコートで、2020年東京オリンピック・パラリンピックをはじめジャパンオープンテニス、東レパンパシフィック、デビスカップなどの国際大会や全日本選手権などが開催されています。
同会場は約1万人が収容可能なすり鉢状のスタンドで、屋根は天候に合わせて開閉式になります。
またテニス以外にもバスケットボールBリーグ、バレーボールSVリーグ、ボクシング、総合格闘技などのスポーツイベントが行われていて過去にはコンサートも行われています。

試合データ 

🥊 第9戦は有明コロシアムで2015年12月29日にWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチとしてワルリト・パレナス (フィリピン)と行われ、2回に2度のダウンを奪って1分20秒TKO勝ちを収め初防衛に成功しました。

🥊 第10戦も有明コロシアムで2016年5月8日にWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチとしてダビド・カルモナ (メキシコ)と行われ、初回から圧倒するも2回に古傷である右拳を負傷、8回頃には左拳も負傷し満身創痍のなか最終12回にはダウンを奪うなどKO寸前まで追い込み3-0の判定で勝利し2度目の防衛に成功しました。

スカイアリーナ座間(第11戦)

スカイアリーナ座間は、井上尚弥選手の出身地座間市にある体育館です。
デビュー4戦目で初の日本ライトフライ級王者獲得して以来の凱旋試合として行われました。

試合データ 

🥊 第11戦は井上選手の地元スカイアリーナ座間で2016年9月4日にWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチとしてペッチバンボーン・ゴーキャットジム (タイ)と行われ、直前の腰痛と前の試合で痛めた右拳の影響もありながら10回にようやくダウンを奪い、10回3分3秒KO勝利で3度目の防衛に成功しました。

有明コロシアム(第12戦・第13戦)

有明コロシアムは、1987年お台場エリアにオープンした有明テニスの森公園のセンターコートで、2020年東京オリンピック・パラリンピックをはじめジャパンオープンテニス、東レパンパシフィック、デビスカップなどの国際大会や全日本選手権などが開催されています。
同会場は約1万人が収容可能なすり鉢状のスタンドで、屋根は天候に合わせて開閉式になります。
またテニス以外にもバスケットボールBリーグ、バレーボールSVリーグ、ボクシング、総合格闘技などのスポーツイベントが行われていて過去にはコンサートも行われています。

試合データ

🥊 第12戦は有明コロシアムで2016年12月30日にWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチとして河野 公平 (ワタナベジム)と行われ、6回1分1秒KO勝利で4度目の防衛に成功しました。

🥊 第13戦も有明コロシアムで2017年5月21日にWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチとしてリカルド・ロドリゲス (メキシコ)と行われ、3回1分8秒TKO勝利で5度目の防衛に成功しました。

スタブハブ・センター・テニスコート(第14戦)

スタブハブ・センター(現 ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク)はアメリカ・ロサンゼルス空港から南東に約20キロのカーソンにあるカリフォルニア州立大学のキャンパスにある複合スポーツ施設です。
敷地内には27,000人収容のサッカー専用スタジアム、最大20,000席まで拡張可能な陸上競技場、8,000人収容の屋外テニスコート、2,450人収容の屋内自転車競技場などがあり、MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーがホームスタジアムとして使用中しています。
2017年から2019年の新スタジアム完成までの間、NFL「ロサンゼルス・チャージャーズ」がホームフィールドとしてNFL公式戦を行っていました。
またテニス場では2003年から2009年までWTAツアー「LA女子テニス選手権」、デビスカップ、フェドカップのアメリカ代表ホームゲームが開催されています。
テニス場屋外特設リングではミゲール・コット 対亀海喜寛、ノニト・ドネア対西岡利晃、ゲンナジー・ゴロフキン対バネス・マーティロスヤンなどが開催されています。

試合データ

🥊 第14戦は初の海外試合をアメリカ・ロサンゼルス近郊のスタブハブ・センター(現 ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク)で2017年9月9日にWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチとしてアントニオ・ニエベス (アメリカ)と行われ、6回終了TKO勝利で6度目の防衛に成功しました。

横浜文化体育館(第15戦)

横浜文化体育館は、JR関内駅近くに2020年まで存在した体育館で2024年に新築された「横浜BUNTAI」に生まれ変わりました。
かつては横浜アリーナが完成するまでは神奈川県内最大規模の屋内施設として1964年の東京オリンピックでのバレーボール強化練習会場として使用されたり、バスケットボール、卓球・プロレス・ボクシングなどのスポーツイベント、コンサートやサーカスのエンターテインメント、入学式・卒業式、成人式会場なども行われていました。

試合データ

🥊 第15戦は横浜文化体育館で2017年12月30日にWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチとしてヨアン・ボワイヨ (フランス)と行われ、3回1分40秒でTKO勝利で7度目の防衛に成功、後日3階級制覇を目指しWBO世界スーパーフライ級王座を返上しました。

大田区総合体育館(第16戦)

大田区総合体育館は第一京浜(国道15号線)沿いにある多目的ホールです。
Bリーグ「アースフレンズ東京Z」、Wリーグ「東京羽田ヴィッキーズ」がホームアリーナにしています。
SVリーグ、Fリーグ、Tリーグ、プロレス、ボクシング興行、大相撲巡業なども行われています。

試合データ

🥊 第16戦は大田区総合体育館で2018年5月25日にWBA世界バンタム級タイトルマッチとしてジェイミー・マクドネル (イギリス)と行われ、初回1分52秒でTKO勝利し3階級制覇を達成しました。

横浜アリーナ(第17戦)

横浜アリーナは、神奈川県新横浜に1989年オープンした多目的ホールです。
メインアリーナは最大面積8,000㎡、最大収容人数17,000人を誇り2015年には年間稼働率87%(年間318日使用)を記録しています。
開催イベントジャンルでは国内外アーティストのライブが最も多く続いてスポーツイベントとなっています。
中でもここ数年はBリーグ・ファイナルゲームの開催が多く「決戦の地」として定着しつつあります。
過去に開催されたビックイベントには「東レパンパシフィックテニス」、「世界卓球」、「バレーボール女子世界選手権」などの球技やボクシング世界戦、総合格闘技、プロレス、フィギュアスケートなどが開催されています。
また横浜市の成人式会場にもなっていて開催日には2万人以上が参加が参加して記念式典が行われています。

試合データ

🥊 第17戦は2017年から始まったプロボクシング・トーナメントWBSS(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)に参戦し横浜アリーナで2018年10月7日にバンタム級準々決勝としてファンカルロス・パヤノ (ドミニカ)と行われ、初回1分10秒でKO勝利し準決勝進出とWBA王座防衛に成功しました。

エス・エス・イー・ハイドロ(第18戦)

エス・エス・イー・ハイドロ(現 オーヴォー・ハイドロ)はスコットランドのグラスゴーに2013年完成の多目的アリーナで、2014年の英連邦大会の会場として建設されました。
このアリーナでは2015年に世界体操競技選手権、2016年5月にはリッキー・バーンズ対ミケーレ・ディ・ロッコのボクシングの試合が行われています。

試合データ

🥊 第18戦はスコットランドのグラスゴーにあるエス・エス・イー・ハイドロ(現 オーヴォー・ハイドロ)で2019年5月19日にWBSSバンタム級準決勝として
エマニュエル・ロドリゲス (プエルトリコ)と行われ、2回1分19秒でTKO勝利し決勝進出とWBA王座2度目の防衛に成功しました。

さいたまスーパーアリーナ(第19戦)

さいたまスーパーアリーナは、埼玉県さいたま市にある国内でも有数の巨大多目的アリーナです。
東京オリンピック2020のバスケットボール会場で日本代表戦や天皇杯なども行われています。
またフィギュアスケート国際大会、バレーボール、格闘技(ボクシング・総合・プロレス)などのスポーツイベントや国内外アーティストによるコンサート、展示会・イベントなども開催されています。

試合データ

🥊 第19戦はさいたまスーパーアリーナで2019年11月7日にWBSSバンタム級決勝としてノニト・ドネア (フィリピン)と行われ、2回に左フックを受けプロ初の右目上部をカットし鼻を骨折、9回には右ストレートを浴びてクリンチするも11回に左ボディを当てダウンを奪うなどして12回3-0の判定で勝利し、WBA3度目の防衛、IBF初防衛、WBSSバンタム級初代王者となりました。

マンダレイ・ベイ・イベント・センター(開催中止)

アメリカのラスベガス(マンダレイ・ベイ・イベント・センター)で2020年4月25日に3団体王座統一戦を懸けてジョンリール・カシメロ(フィリピン)との試合は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け中止となりました。

MGMグランド・コンベンションセンター“ザ・バブル(第20戦)

ザ・バブルはラスベガスにあるボクシング聖地MGMグランドホテルのコンベンション内に用意された新型コロナ対策を施したボクシング特設空間で、試合会場の他、練習スペース、ドクタールーム、食堂など必要なものがすべて完備されたています。
平時であるとMGMグランド・ガーデン・アリーナがメイン会場となり、かつて西岡利晃選手はMGMグランド・マーキーボールルーム(収容人数 : 6,000人)で試合を行っています。

試合データ

🥊 第20戦はラスベガスにあるMGMグランドホテルの特設空間(ザ・バブル)での無観客で2020年11月1日にWBA・IBF 世界バンタム級タイトルマッチとしてジェイソン・モロニー (オーストラリア)と行われ、7回2分59秒でKO勝利しWBA王座4度目、IBF王座2度目の防衛に成功しました。

ヴァージンホテル(第21戦)

ヴァージンホテルズ(旧ハードロック・ホテル)はラスベガスのホテル敷地内にある多目的会場で2021年9月に完全リニューアルが完了しヴァージンホテルズ・ラスベガス・シアターとなりました。
シアターの座席数は約4,000でコンサートやボクシング、プロレスなどが開催されています。

試合データ

🥊 第21戦もラスベガスにあるヴァージンホテルズにて2021年6月19日に有観客でWBA・IBF 世界バンタム級タイトルマッチとしてマイケル・ダスマリナス (フィリピン)と行われ、3回2分45秒でTKO勝利しWBA王座5度目、IBF王座3度目の防衛に成功しました。

両国国技館(第22戦)

両国国技館は、JR総武線「両国駅」から徒歩1分の立地にあり、近くを隅田川が流れる東京都墨田区に1985年に完成した日本相撲協会が所有する相撲興行専用施設です。
緑の銅版葺きの大屋根が印象的な外観で地上3階、地下3階の構造になっていて約1万人を収容します。
大相撲は年6場所あり両国国技館で開催されるのは、1月場所、5月場所、9月場所になります。
この施設は多目的アリーナとしても使用されプロレス、ボクシングなどの格闘技も開催されています。
また過去にはバレーボール、卓球Tリーグ、読売ジャイアンツファン感謝デーが開催されました。
スポーツ以外では国内外アーティストのライブ、クラッシックコンサート、24時間テレビのメイン会場にもなっています。

試合データ

🥊 第22戦戦は両国国技館で2021年12月14日にWBA・IBF 世界バンタム級タイトルマッチとしてアラン・ディパエン (タイ)と行われ、8回2分34秒でTKO勝利しWBA王座6度目、IBF王座4度目の防衛に成功しました。

さいたまスーパーアリーナ(第23戦)

さいたまスーパーアリーナは、埼玉県さいたま市にある国内でも有数の巨大多目的アリーナです。
東京オリンピック2020のバスケットボール会場で日本代表戦や天皇杯なども行われています。
またフィギュアスケート国際大会、バレーボール、格闘技(ボクシング・総合・プロレス)などのスポーツイベントや国内外アーティストによるコンサート、展示会・イベントなども開催されています。

試合データ

🥊 第23戦はさいたまスーパーアリーナで2022年6月7日にWBA・IBF・WBC世界バンタム級統一戦として約2年7か月振りにノニト・ドネア (フィリピン)と再戦、日本人初の三団体統一戦となった。
試合は1回終了間際に右ストレートでダウンを奪い、2回にも左フックで2度目のダウンを奪うとレフェリーが試合を止め、2回1分24秒でTKO勝利をおさめWBC王座、WBA7度目防衛、IBF5度目防衛にも成功し日本人初の三団体統一王者となりました。

有明アリーナ(第24~26戦)

有明アリーナは東京都江東区有明にある東京で最大クラスの観客収容能力があるアリーナです。
2020年東京オリンピック・パラリンピックのバレーボールと車いすバスケットボールの競技会場でした。
大会終了後施設は改装され2022年8月に国内初の公共施設等運営事業(コンセッション方式)によるスポーツ・文化拠点として再び開業されコンサート、バスケットボール、バレーボール、格闘技大会などが行われていまして、ボクシングでは世界戦が開催されています。
またプロバスケットボール・Bリーグの東京ユナイテッドBCが本拠地の1つとして主催試合を行っていて、2022年10月9日に行われた試合は9295人が入場しBリーグ3部ながら、国内クラブ1試合最多入場者数記録を更新しました。

試合データ

🥊 第24戦は有明アリーナで2022年12月13日に世界バンタム級4団体統一戦としてポール・バトラー (イギリス)と行われ、11回1分9秒でKO勝利しWBO王座、WBC防衛、WBA8度目防衛、IBF6度目防衛に成功しボクシング史上9人目、バンタム級及びアジア人として初の四団体統一王者になりました。
後日WBAスーパー・WBC・IBF・WBO世界バンタム級王座の返上と、スーパーバンタム級転向が発表されました。

🥊 第25戦も有明アリーナで2023年7月25日にWBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチとしてスティーブン・フルトン (アメリカ)と行われ、8回1分14秒でTKO勝利しWBC・WBO世界スーパーバンタム級王座を獲得、4階級制覇も達成しました。

🥊 第26戦も有明アリーナで2023年12月26日にWBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦としてマーロン・タパレス(フィリピン)と行われ、10回1分2秒でKO勝利しWBAスーパー、IBF、リングマガジン王座を獲得、WBC、WBOの初防衛にも成功し、2階級で四団体統一を達成しました。

東京ドーム(第27戦)

東京ドームは1988年に完成した日本初の屋根付き球場でプロ野球「読売ジャイアンツ」が本拠地として公式戦を行っています。
野球では他にWBCやMLB公式戦、都市対抗野球なども行われています。
またプロレス、総合格闘技、ボクシングや国内外アーティストのコンサート、展示会など文化イベントも行われています。
東京ドームでは過去に2度ボクシング興行あり、いずれもマイク・タイソンの統一世界ヘビー級タイトルマッチが開催されています。
1度目は1988年3月21日の東京ドームこけら落としマイク・タイソン 対 トニー・タッブス戦で、王者マイク・タイソンが2回2分54秒KO勝ち、2度目の1990年2月11日のマイク・タイソン 対 ジェームス・ダグラス戦で、挑戦者のジェームス・ダグラスが10回1分23秒KO勝ちで世界ヘビー級王座を獲得するという歴史に残る大番狂わせが起こった試合となります。

 試合データ

🥊 第27戦はマイク・タイソン以来34年ぶりの東京ドームで2024年5月6日に43,000人の観衆を集めWBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチとしてルイス・ネリ (メキシコ)と行われ、初回にプロキャリア初のダウンを奪われるも2回・5回・6回にダウンを奪い6回1分22秒TKO勝利しWBC王座、WBO2度目の防衛、WBA王座獲得、IBF初防衛に成功しWBCダイヤモンド王座獲得に成功しました。

有明アリーナ(第28戦・第29戦)

有明アリーナは東京都江東区有明にある東京で最大クラスの観客収容能力があるアリーナです。
2020年東京オリンピック・パラリンピックのバレーボールと車いすバスケットボールの競技会場でした。
大会終了後施設は改装され2022年8月に国内初の公共施設等運営事業(コンセッション方式)によるスポーツ・文化拠点として再び開業されコンサート、バスケットボール、バレーボール、格闘技大会などが行われていまして、ボクシングでは世界戦が開催されています。
またプロバスケットボール・Bリーグの東京ユナイテッドBCが本拠地の1つとして主催試合を行っていて、2022年10月9日に行われた試合は9295人が入場しBリーグ3部ながら、国内クラブ1試合最多入場者数記録を更新しました。

試合データ

🥊 第28戦も有明アリーナで2024年9月3日にWBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチとしてTJ・ドヘニー (アイルランド)と行われ、7回16秒でTKO勝利しWBO3度目の防衛、WBC王座、IBF2度目の防衛、WBAスーパー王座の防衛に成功しました。

🥊 第29戦も有明アリーナで2025年1月24日にWBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級王座防衛戦としてサム・グッドマン(オーストラリア)がキャンセルとなり代役として急遽決まったキム・イェジュン (韓国)と行われ、4回2分25秒でKO勝利しWBA王座3度目・WBC王座4度目・IBF王座3度目、WBO王座4度目の防衛に成功しました。


    アンケートのお願い

    このページは、参考になりましたか?今後の改善のため、ご意見をお知らせください。

    件名