天長3年(826年)弘法大師、空海によって開基されたと伝えられる、鞆の浦では2番目に古いお寺の医王寺。本尊の木造薬師如来立像は県指定重要文化財(非公開)に指定されています。後山の中腹にある医王寺からさらに上ると太子殿がり、鞆港や瀬戸内海などを見渡せる眺望は素晴らしいものがあります!
また、文政9年(1826年)オランダ商館長の江戸参府に随行した医師シーボルトもツツジや松の観察をするため、医王寺の小径を登ったそうです。
基本情報
所在地 〒720-0202 広島県福山市鞆町後地1397
営業時間 24時間
定休日 年中無休
料金 無料
アクセス
後山の中腹にある医王寺は鞆の浦の少し西側にあります。鞆港の常夜灯から医王寺までは徒歩15分ほどで行くことができます。医王寺から太子殿までは階段を登り、約15分ほどとなります。
医王寺
ある旅人が医王寺の太子殿について「坂道150m + 階段583 × 25分 = 絶景!」と言ってます。そこで行ってみました。医王寺の参道口から急な石畳の坂道を150m上って、境内からつづら折りの階段583段を25分かけて登ると、太子殿からの眺めは確かに絶景です!ある旅人の新説は、言い得て妙でした。それにしても絶景というのは、どうしてこうも坂や階段が多いのか!?まるで人間界の腐れ縁のように、自然界もその二つは切り離せないのかもしれませんね(笑)