神勝寺 禅と庭のミュージアム(広島県)

神勝寺は昭和40年(1965年)神原秀夫氏によって開基されました。2016年には「見る。歩く。休む。瞑想する。ゆっくり禅を楽しんでもらいたい」という思いを込めて「神勝寺 禅と庭のミュージアム」がオープンしました。美しい賞心庭は「心」の字をかたどる心字池を中心にして、庭内には阿弥陀如来を祀る「持佛堂」や復元された千利休の茶室「一来亭」、臨済禅の修行道場「国際禅道場」などが点在しています。「荘厳堂」に展示されている白隠慧鶴の「達磨図」は必見です!また、座禅や写経など貴重な体験をすることもできます。

基本情報

所在地 〒720-0401 広島県福山市沼隈町91
拝観時間 午前9時~午後5時
定休日 不定休
拝観料 大人1500円 大学生・高校生1000円 中学生・小学生500円
※各施設での飲食料金は含まれておりません、詳細は神勝寺の公式サイトでご確認ください。

アクセス

神勝寺は福山駅から約12キロほどの距離となります。バスを利用する場合は、福山駅の南口6番のりばからトモテツバスを利用すると便利です。「千年橋」「阿伏兎」「常石」「内海農協」行に乗車して「天神山」で下車。所要時間は約30分で、運賃は530円となります。土日祝には直行便が出ており「神勝寺」で下車すると、神勝寺の総門前となります。

神勝寺 禅と庭のミュージアム

心と体を呼吸によって整えると、濁っていた心が澄んでいくという坐禅。かたよらず、こだわらず、とらわれず、「無の心」になる。いやいや、実際にやってみるとこれがどうして、また難しい。背筋を伸ばして胡坐をかき、手を組んで、あとは半眼を1mほど先に落として準備完了。ピーンと張り詰めた空気の中を僧侶が見て回ります。それも滑るような足さばきで、抜き足差し足忍び足。足音は全くしません。こちらはまるで、しごかれてる新兵の気分。あ、来た来た、鬼軍曹が来た!良かった、何事もなく通り過ぎてくれて。あ、戻ってきた。おっと、今度は通り過ぎずに止まったぞっ、なんとっフェイントか!もしかして瞼がピクッと反応したのに気づかれたかな???無心になってるか、試されてんのかな?しかも、なかなか進まないじゃないか、焦らし作戦か!?お願いだから早く行ってくださいよ、緊張するな、もう。しかし15分とはなんと長いことか、そろそろ腰が疲れてきたな。いかんいかん、心の中は雑念だらけや。そんな時でした、あの「警策」という棒を腰に当てられたのは!「姿勢が崩れておるぞ」という注意でした。あー、ここか合掌してお願いするのは。居眠りや集中力が切れたときに一方的に肩を打たれるものと思ってました。ところが罰ではなく、励ましの意味もあるそうです。それゆえ、こちらから「今、睡魔に誘われてすいませんでした、どうぞ活を入れてください・・・」と合掌。受け身の姿勢に構えて「パシン、パシーーン!パシン、パシーーン!」両肩にそれぞれ2回ずつ、警策で打っていただきました!そして感謝の意を込めて再び合掌。それにしても痛かった。でも、それも最初だけ。直ぐに痛みはスーッと引いていきました。静寂に包まれた禅堂に響いた、警策の快音。快速球がキャッチャーミットに吸い込まれた時の、あの「パシーーン!」という気持ちのいい快音のようでした。もしかしたら警策で打たれたくて坐禅の体験に参加したのかもしれません。もし、無の心になるのが難しいと聞いたら?一休さんは慰めてくれるでしょう、修行の道のりは長いからね「慌てない慌てない。一休み一休み」と・・・(笑)

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