鳥取市エリアの観光

鳥取市エリアの観光スポットといえば、やはり雄大な鳥取砂丘でしょう。柔らかい砂に足を取られながら斜面を登るのもいいですし、砂丘ならではのラクダに乗るのも楽しいですよ。すぐ近くにある砂の美術館では世界一流の砂像彫刻家が誇る、驚異の砂像を見ることもできます。また、神話「因幡の白兎」で有名な白兎海岸や、日本一の透明度を誇る美しい浦富海岸なども鳥取市エリアを代表する観光スポットとなります。

鳥取砂丘

鳥取県のシンボルであり「日本三大砂丘」の1つとされる鳥取砂丘は山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されています。日本最大級の広さを誇り、一般の人が入れない場所も含めると、青森県の猿ヶ森砂丘に次ぐ規模となります。砂漠といえばラクダを連想される人も多いのではないでょうか。鳥取砂丘では日本でも珍しい「らくだライド体験」ができます!昭和30年(1955年)国の天然記念物に、平成19年(2007年)には日本の地質百選にも選定されています。また「日本の夕陽百選」に選ばれています日本海に沈む夕日の美しさも格別です。

所在地 〒689-0105 鳥取県鳥取市福部町湯山2164−661
営業時間 24時間
定休日 年中無休
料金 無料
らくだライド体験料金 1人乗り 1,500円(大人・子供共通料金) 2人乗り 2,600円(大人の2名騎乗はできません)
写真撮影 らくだのみの撮影 100円、らくだの横に並んで撮影 100円、らくだにまたがって撮影 600円 ※営業時間などの詳細についてはらくだやの公式サイトでご確認ください。
ロケーション 鳥取砂丘はJR鳥取駅から北へ約6キロのところにあります。鳥取駅の北口を出て左側にある、鳥取バスターミナルから路線バスの利用が便利です。0番「鳥取砂丘行乗場行き」から日本交通、日ノ丸バスの砂丘線に乗車して終点の「砂丘会館」で下車。所要時間は約22分で料金は380円。また、土日祝・振替休日・8月1日から8月31日のみですが「ループ麒麟獅子」という観光周遊バスもあります。乗場は日本交通、日ノ丸バスと同じく0番乗場からとなり、鳥取砂丘(砂丘会館)まで所要時間は約28分、料金は大人300円・小人150円となります。
コメント 
鳥取砂丘へ行くため、鳥取バスターミナルの0番のりばで待っておりました。すると発車案内の放送があり「鳥取砂丘コナン空港行きのバスは2番のりばとなります」おっ、鳥取砂丘へ行くバスは他にもあるんか?なーんだ、それならそうと早く言ってくれりゃいいのに。で、2番のりばに停車中のバス運転手に聞いてみました、曰く「このバスは空港行きなので、鳥取砂丘へは行きませんよ」でも、さっき放送で言ってたんですが?えっ、空港の名前が「鳥取砂丘コナン空港」???初めて知りました。てっきり鳥取砂丘からコナンを回って空港へ行くのかと思っておりました、紛らわしいなあ(笑)さて、0番のりば発車のバスで無事、鳥取砂丘に着きました!鳥取砂丘、砂漠といえば、やっぱりラクダですよね。鳥取砂丘には「らくだライド体験」というのがあるらしい。いやいやラクダに乗るなんて恐怖でしかありません!なぜなら、ドバイでもう体験済みですからね。尋常じゃありませんよ、その怖さったら(笑)ヒトコブラクダに乗るときは座っております。ところが立ち上がる時の衝動が半端じゃない。先ず前脚でよっこらしょと膝立ち、ここで上半身が後ろに傾きます。その瞬間、後脚がパコッと立ち上がるので傾いていた上半身は?もちろん反動で前のめり。勢い、前に投げ出されそうになります。鞍をしっかり掴んでないと頭から砂漠へ真っ逆さま(笑)そこで膝立ちの前脚が立ち上がるんですから、もうお分かりですね。もう坂東玉三郎、顔負けの海老反りです!でも怖いのはそれだけじゃありません。ちなみにドバイのラクダは「ひとこぶ」なので、その高さは馬の比ではありません。しかも走るなんてとんでもない、何しろラクダは500kgの巨体で、走ると時速は60kmにもなるそうです!映画「アラビアのロレンス」で何十頭ものラクダが疾走する場面は大迫力でしたね。それを疑似体験させてもらえたのが、ドバイで見たラクダレース「競駝」でした!おとなしく座ってるぶんには愛嬌もあって可愛いのに、いざスイッチが入ると激走するんですから、びっくりです。でも安心してください、鳥取砂丘のフタコブラクダは歩くだけですから。ラクダに乗るときはちゃんと踏み台が用意されています。なんにも怖くありません(笑)

砂の美術館

砂の美術館は世界で唯一、砂の彫像「砂像」を展示する美術館となります。鳥取砂丘の砂と水だけを使用して制作されたという「砂像」は圧巻の一言に尽きます。いつ崩れるやもしれない一瞬の儚い美しさに魅了されることでしょう。砂の美術館が世界に誇る「砂像」は必見です!

所在地 〒689-0105 鳥取県鳥取市福部町湯山2083−17
営業時間 平日・日曜 午前9時から午後4時(最終入館午後3時30分)/土曜日 午前9時から午後6時(最終入館午後5時30分)※毎年異なりますので、詳細は砂の美術館の公式サイトをご確認ください。
定休日 開催期間中は年末年始含めて無休 ※例年、1月初旬から4月頃末まで次回に展示する砂像の制作・館内整備のため休館
料金 一般600円 小・中・高校生300円
ロケーション 砂の美術館の最寄りのバス停は「砂丘会館」の一つ手前、「砂の美術館前」となります。砂の美術館から鳥取砂丘との距離は800mほどなので、例えば「砂の美術館前」で下車して先に砂の美術館を見学。その後、鳥取砂丘まで歩いて観光を楽しんだ後「砂丘会館」から乗車し、鳥取市内に戻るというのもいいかもしれませんね。ちなみに砂の美術館から鳥取砂丘までは緩やかな上り坂となっています。
コメント 
語彙が少ない、あるいは表現力が乏しい、または「ボキャ貧」と言ってもいいでしょう。砂の美術館で砂像を見たとき、それを露呈してしまいました(笑)第13期展示は砂で世界旅行「チェコ&スロバキア編 ~盛衰の歴史と神秘の残影を訪ねて~」を開催中でした!写真で見るのと本物を見るのでは大違い。もう、出るのは感嘆詞ばかり。「天文時計とセドレツ納骨堂」の骸骨を見ては夥しい数に、おーーー凄っ。「ビロード革命と現代化」では抗議の声が聞こえてきそうで、んーーー、なんと!「プラハ城」の前では、うわっー、これも凄っ!では、いったい何がどう凄いのか?その表現力がないから困りもの(笑)それを伝えられないもどかしさといったらありません。ただ、彫刻で連想するものといったらミケランジェロの「ダビデ像」。例えば「ダビデ像」は硬い大理石でできてます。一方、砂の美術館に展示されてる「砂像」は鳥取砂丘の砂。まあ、硬い大理石を彫るのはそりゃ大変でしょう。でも曲がったり変形したりはしません。でも砂像は柔らかい砂ですから、そうはいかない。これほど対極にあるものも珍しいんじゃないですかね。それにしても砂像彫刻家は砂でこれだけ驚異的な作品を制作できるということは?その技術を応用して大理石の彫刻も制作できるのかもしれませんね。さて、チェコを旅する機会があったら行ってみたい「プラハ城」それを見た瞬間、思いました「あー、これこそ砂上の楼閣だなあ・・・」辞書を紐解けば、見かけは立派であるが、基礎がしっかりしていないために長く維持できない物事のたとえ。それは取りも直さず、砂像の「プラハ城」を示してるみたいじゃないですか。いつまでも、この美しい「プラハ城」を保存してもらいたいものです。ところで、街頭で大道芸人のスタチューを見ることがあるでしょう。まったく動かず、瞬きすらしてないようで恰も彫像みたいなスタチュー。もし、大道芸人がカレル橋の聖人「聖アウグスティヌス」の衣装をつけて砂丘の色に染めたらどうなるでしょう?砂の美術館でプラハ城の手前に立ってても、誰にも気づかないかもしれませんね(笑)仮にも「聖人」さまのスタチューとは、不謹慎な想像をしてどうもすいません。

白兎海岸

白兎海岸は神話「因幡の白うさぎ」の舞台として有名な海岸となります。白兎が流されたという淤岐ノ島や大黒様が八上姫に結婚を申し入れたという、石燈籠のある恋島など名所が点在しています。また、白兎海岸を一望できる白兎の丘には「白兎のお告げ箱」や「愛の鐘」といったロマンチックな場所もあります。白兎海岸はラブストーリー発祥の地として2010年、日本では初めてとなる「恋人の聖地」に認定されました。

所在地 〒689-0206 鳥取県鳥取市白兎
営業時間 24時間
定休日 年中無休
料金 無料
ロケーション 白兎海岸はJR鳥取駅から西へ約13キロとなり、日ノ丸バスを利用すると便利です。JR鳥取駅の北口を出て左側にある、鳥取バスターミナルの5番のりばから鹿野営業所行きに乗車して「白兎神社前」で下車。所要時間は約40分で料金は610円となります。
コメント 
因幡の白兎は自分で蒔いた種とはいえ、散々な目に遭いました。淤岐ノ島に流れ着いた白うさぎは本土に帰りたい。でも、冷たい海を泳ぐのは嫌だ。そこで思案して閃いた「ワニを並べさせ、その背中を道がわりにして渡ればいいじゃないか!」ところが、そうは問屋が卸しません。策略がバレてしまい、ぶち切れたワニに皮を剥かれてしまった。しかし、後悔先に立たず。もう体中がヒリヒリと痛むばかり。そこへ通りかかったのが心優しい大国主命でした。「お前はどうして泣いておる?」ワニを騙した仕返しに皮を剥かれた、神様は海に浸かって風で乾かせば良くなるとおっしゃったので、そうしてみたところ「もっと痛みが酷くなった・・・」確かにワニを騙したボクも悪い、でも寄ってたかってこの仕打ちはないでしょう。涙をポタポタ落とす白うさぎに同情された大国主命は秘伝を授けます。おうおう、なんと可哀そうに。では、よおくお聞き「すぐに真水で体を洗いなさい。その後で蒲の穂を摘んでその上に寝ころべば、きっと治ることであろう」もうこれに懲りて悪さをするでないよ!さあ、行きなさい。白兎海岸で耳を澄ませば「大国主命と因幡の白うさぎ」像からこんな会話が聞こえてきそうですね。もし白兎神社に参拝されるなら、この白うさぎが体を洗ったという「御身洗池」を見ることができます。

白兎神社

白兎神社には神話「因幡の白兎」で有名な白兎神が祀られています。創建は不明ですが、現在の社殿は明治29年(1896年)に再建されました。神話にちなんで、皮膚病ややけどなどに効能があると信仰されています。また、大国主命と八神姫との縁を取り持ったことから縁結びにもご利益があると言われています。

所在地 〒689-0206 鳥取県鳥取市白兎603
営業時間 境内自由
定休日 年中無休
料金 無料
ロケーション 白兎神社はJR鳥取駅から西へ約13キロとなり、日ノ丸バスを利用すると便利です。JR鳥取駅の北口を出て左側にある、鳥取バスターミナルの5番のりばから鹿野営業所行きに乗車して「白兎神社前」で下車。所要時間は約40分で料金は610円となります。バス停から海岸を背にすると「大国主命と因幡の白うさぎ」像と「道の駅 神話の里 白うさぎ」の間に鳥居が見えるのですぐに分かると思います。鳥居をくぐって階段を上がり道なりに進むと、左側に白兎神社はあります。「白兎神社前」バス停から徒歩5分ほどです。
コメント 
白兎神社の参道には他でもない、可愛い白うさぎがたくさんいます。さて、社務所には五縁をむすぶ「結び石」というのがあります。これは大国主命と八神姫の縁結びにちなむ縁起物だそうで、袋の中には「縁」と記された五つの白い小石が入っています。「良縁・子宝・繁盛・飛躍・健康」という五つの縁を表し、これを身につけてお守りにしたり、あるいは参道にたくさんいる「うさぎの石像」に願いを込めて置くと、素晴らしいご縁に巡り合えるそうですよ。また、この「結び石」を鳥居の上に投げて乗せることができれば、願い事が叶うとも言われています。さすがにこれは至難の業かもしれませんね(笑)でも、ご安心ください。落ちてしまった「結び石」は宮司さんによって大切に集められ、神社の境内に奉納されるそうですから。きっと、あなたの願いも叶うことでしょう。ラブストーリー発祥の地「白兎神社」さあ、みなさんも参拝に訪れてみましょう!

浦富海岸島めぐり遊覧船

浦富海岸島めぐり遊覧船は「西の松島」とも称される絶景の浦富海岸を一望できるクルージングとなります。大型の「遊覧船」浦富海岸島めぐりではゆったりとリアス式海岸を堪能できますし、「小型船」冒険クルージングうらどめ号では大型船の入れない洞門や洞窟の中にも入るのでスリル満です。また、「グラスボート」浦富海岸海中めぐりでは透き通った海底の魚たちを見たりと、いずれの遊覧船を利用しても美しい浦富海岸を楽しむことができます。

所在地 〒681-0073 鳥取県岩美郡岩美町大字大谷2182−12
運行期間 3月から11月(気象条件により運休の場合あり)
運航時間 午前9時30分から午後4時(1時間毎 ※繁忙期は増便)
周遊時間 約40分
料金 大人(中学生以上)1,400円 小人(小学生)700円 ※小型船、グラスボートの料金や運航時間などの詳細については山陰松島遊覧株式会社の公式サイトをご確認ください。
ロケーション 浦富海岸島めぐり遊覧船の乗り場はJR鳥取駅から北東へ約16キロのところにあります。鳥取駅の北口を出て左側にある、鳥取バスターミナルから路線バスの利用が便利です。4番のりばから日本交通の岩井線に乗車して「島めぐり遊覧船のりば前」で下車。所要時間は約40分で料金は620円。バス停から浦富海岸島めぐり遊覧船の乗り場まではすぐとなります。
コメント 
浦富海岸島めぐり遊覧船の船のりばに着くと「お知らせ」が出ておりました。「荒天の為、欠航中です」えっ、欠航?そんな、楽しみにして来たのに欠航???あちゃーーー、です(笑)スタッフの人、曰く「本日は波が高いので」とのこと。しかし、為せば成るとも言うじゃないですか!しつこく喰い下がりました。すると、実は今から団体さま用で一便だけ出航することになってるんですが・・・「もし、その船に便乗でよろしければ」いいも何も、勿論いいに決まってるでしょう(笑)でも、いざ出航してみると、さすが一般の遊覧船が欠航になるだけのことはある。それはもう物凄い揺れでした!ゆったりとリアス式海岸を堪能?いえいえ、そんな余裕はありません。もう体の均衡を保つのが精一杯。しかも波が高いので海岸にも接近できず、あっという間に終わってしまいました。では、いったい何を見たかって?印象に残ったものは?はい、出航してすぐに沓井大橋の下を通るんですが、その後に見たものこそ最大の見せ場でした!「おっーーー、すごいカモメの群れだ!」ちょっとビビりましたよ(笑)まるで映画「鳥」さながらの大群がいるじゃありませんか。サンフランシスコ近郊でカモメの大群に襲撃される、あの恐怖映画です。これは後から知ったことですが、遊覧船の切符売り場でカモメの餌「かっぱえびせん」を売ってるそうです。なーんだ、そういうことなら手懐けておいたのに(笑)

浦富海岸自然探勝路

浦富海岸自然探勝路は網代港から城原海岸まで起伏に富んだ約3km、高低差約90mの遊歩道となります。浦富海岸は昭和3年(1928年)国の名勝、天然記念物に指定されました。また「日本百景」や「日本の渚100選」「日本の白砂青松百」などに選ばれる日本有数の景勝地で、千貫松島や観音浦、鴨ヶ磯、城原海岸などの絶景を満喫できる遊歩道となっています。

所在地 〒681-0001 鳥取県岩美郡岩美町
営業時間 見学自由
定休日 年中無休
料金 無料
ロケーション 浦富海岸自然探勝路は浦富海岸島めぐり遊覧船の乗り場からで徒歩で15分ほどとなります。遊覧船乗り場の近くにある沓井大橋を渡り、海岸沿いを進むと網代漁港が見えてきます。そのまま網代地区浜公園の横を通っていくと「中国近畿連絡自然歩道」という案内板があります。横にある階段が浦富海岸自然探勝路の入口となり、城原海岸まで約3キロの遊歩道となります。
コメント 
浦富海岸自然探勝路の階段を上って進むと、すぐに見えてくるのが「千貫松島」です。海食洞門の頂上にポツンと立つ一本の見事な松。まるで名優が傘を開いて立ってるようですね(笑)どこか孤高な人みたいです。ところで、観音浦から鴨ヶ磯を通り、城原海岸へ行く途中「露軍将校遺体漂着記念碑」がありました。明治38年(1905年)5月、日露戦争で日本海軍の連合艦隊が世界最強のバルチック艦隊を撃滅!その「日本海海戦」で戦死したロシア軍将兵2人の遺体が田後村に漂着。村民は「いったん仏になったからには、丁重に葬り供養したほうがよかろう」と白砂青松の磯辺で葬儀を営み、手厚く埋葬。ロシアとの和平が成立した戦後、親族らしい人達が村を訪れ遺骨を故国へ持ち帰ったと伝えられています。敵国の軍人であれ、死んでしまえば同じ人間。村民のみなさんの温かい心が伝わってくるようです。さて、SF映画に出てきそうな?どこか遠い惑星にいるような城原海岸から遊覧船のりばへ戻る際、衝撃の事実が待っておりました!往路は起伏のある山道を写真を撮ったりしながらでしたので、2時間30分ほどかかりました。よおく聞いてください、ここからが肝心なところです(笑)一般道を歩いてると、やがて既視感に襲われるじゃないですか。「なんだろ、どっかでみたことのある風景なんだけど・・・」何しろ城原海岸を出て、まだたったの20分ほどしか経っていません。なのに何故?えっ、もう沓井大橋???既視感でもなんでもなかった!遊歩道では2時間半もかかったのに、戻りは20分。ここでメーデー民ならお馴染みのコメントが出るでしょう「フィクションじゃないのかよ!騙された!」往復でかかる所要時間の落差、とても事実とは思えません(笑)

若桜鉄道 若桜駅

若桜駅は昭和5年(1930年)12月1日に全線開通した旧国鉄若桜線の終着駅となります。開業当時の姿をとどめる木造の駅舎や、蒸気機関車を方向転換させる転車台、給水塔などの設備は平成20年(2008年)国の登録有形文化財に登録されています。若桜駅では蒸気機関車の展示運転や若桜鉄道車両体験運転など、大人から子供まで楽しめる魅力的な観光スポットとなっています。

所在地 〒680-0701 鳥取県八頭郡若桜町若桜345-2
営業時間 午前6時から午後8時30分
定休日 年中無休
駅構内入構料 大人300円(小学生以下無料) ※SL運転期間や運転時間の詳細については若桜鉄道の公式サイトでご確認ください。
ロケーション 若桜駅はJR鳥取駅から南東約28キロの八頭郡若桜町にあります。若桜駅は若桜鉄道の終点となり、JR因美線の鳥取駅から乗り換えなしで行くことができます。所要時間は約50分で料金は680円となります。
コメント 
若桜鉄道の車両には「昭和号」「八頭号」そして「若桜号」の3種類があります。鳥取駅からの往路は緑色の若桜号で、復路は青色の昭和号でした。いずれの車内も内装にびっくり、座席など観光列車なみの豪華さです!とてもローカル線とは思えません。ちょっと得した気分(笑)さて、のんびりと到着した終着駅の「若桜駅」。切符うりばやラウンジ、カフェなど、どこもかしこも古き良き時代の趣を残す駅舎で、プラットホームからは蒸気機関車とディーゼル機関車が見えます。そして圧倒的な存在感を誇る転車台と給水塔。でも、やっぱりちょっと距離があります。しかも蒸気機関車などは後方から見ることになるので、前から見たくなるのは人情というものでしょう(笑)それにしてもデカい!蒸気機関車C12の総重量は50トン、そんな鉄の塊を載せて「この転車台を人力で回すのか・・・」うわっーーー、生で見れないのが残念。ちなみに、ここ若桜駅にある機関車転車台や給水塔のほか、本屋およびプラットホーム、旧転轍手箱番所などが、併せて八頭駅本屋や第一八東川橋梁、落石覆、雪覆など計23の鉄道構造物が一括して平成20年(2008年)登録有形文化財に登録されています。関連する施設がまとめて登録されるのは、日本で初めてのことだそうです。いつまでも大切に保存してほしいですね。

若桜ゆはら温泉ふれあいの湯

若桜ゆはら温泉ふれあいの湯は氷ノ山の麓にある、町営の温泉となります。 泉質はアルカリ性単純温泉で神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩等に効能があると言われています。冬には和室にコタツが用意されるなど、とてもゆっくりできますよ。

所在地 〒680-0725 鳥取県八頭郡若桜町湯原627
営業時間 午前10時から午後8時(3月から12月)/午前10時から午後7時(1月から2月)
定休日 月曜日、12月31日から1月2日
料金 大人400円 65歳以上・小中学生200円
ロケーション 若桜ゆはら温泉ふれあいの湯は若桜駅から東へ約4キロのところにあります。若桜駅前の若桜町観光案内所にあるバスターミナルから若桜町営バス、通称「おにっ子バス」を利用すると便利です。つく米線の氷ノ山ふれあいの里行きに乗車して「上湯原」で下車。所要時間は約11分で料金は100円。バス停から若桜ゆはら温泉ふれあいの湯まで徒歩3分ほどとなります。つく米線の時刻表は若桜町の公式サイトでご確認ください。
コメント 
若桜ゆはら温泉ふれあいの湯へ行く若桜町営バスの「おにっ子バス」は、若桜駅前にある若桜町観光案内所から出ています。車体にはスキーを楽しむ可愛い鬼の絵が入ってるのですぐに分かりました(笑)バスの利用者は小生のみで貸し切り。温泉に行くと聞いた運転手さん、曰く「それなら温泉の前で降ろしてあげよう」帰りもまた同じところで待ってれば拾ってくれるというじゃありませんか。どうやら本来のバス停「上湯原」はもっと先にあるらしい。運転手さんの柔軟さに感謝します。若桜ゆはら温泉ふれあいの湯は山間部のひっそりした所にあり、とても静かで空気も美味しい。もちろん温泉も良かったです。湯上りにご主人さんからお勧めがありました「そっちにコタツがあるけ、テレビでも見ながらゆっくりしんさい」えっ、コタツですか?よく見るとマッサージ機もあるじゃないですか、至れり尽くせりですね(笑)ぜひ、そさせてもらいたいんですが、ここでテレビ見ながらコタツに当たってたりしたら快適すぎて寝てしまいますよ。帰りのバスに乗り遅れる危険性じゅうぶん(笑)そういうことなら、きっとご主人さんは起こしてくれるでしょう。でもスポーツ新聞を読みながら自販機の缶コーヒーにする小生、我ながら野暮ったいな(笑)

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