エスコンフィールドHOKKAIDOのスタジアムツアーを体験(プレミアムツアー編)

2023年にオープンした北海道日本ハムファイターズの本拠地となるエスコンフィールドは、アメリカのHKS社が設計を手掛け、近年のアメリカの新しいスタイルのスタジアム体験ができるボールパークになります。このHKS社は、2023年のMLBオールスターの開催地であり、MLBテキサス・レンジャーズの本拠地であるグローブライフ・フィールド、ロサンゼルスを拠点にするNFLのロサンゼルス・ラムズ、チャージャーズの本拠地であるソーファイスタジアムの設計を手掛けている会社になります。
本場アメリカのボールパークで野球を観戦するのも楽しいですが、スタジアムの中を回るスタジアムツアーというものもあります。今回は、このエスコンフィールドのスタジアムツアーの1つであるプレミアムツアーの体験レポートとなります。

スタジアムツアーとは

スタジアムツアーとは、スタジアムの内部を1時間から1時間30分ほど時間をかけて、ツアーガイドが案内してくれるものになり、メジャーリーグのスタジアムなどでは、普段は入れないスイートルームやインタビュールーム、グラウンドレベルへのアクセスがあり、ダグアウトの中などで記念撮影ができるため、良い記念写真が撮れるイベントの1つです。2000年代初頭の日本の野球場ではあまり積極的に行われておりませんでしたが、近年、各球団ともいろいろな種類のスタジアムツアーを企画して実施しており、球場ファンにはたまらないイベントの1つになります。

エスコンフィールドのスタジアムツアー

北海道北広島市にある北海道日本ハムファイターズの本拠地エスコンフィールドでは、「プレミアムツアー」、「ベーシックツアー」の2つのスタジアムツアーを実施しています。

プレミアムツアーの金額:
おとな(平日3,500円/土日祝4,500円)
子ども(平日1,000円/土日祝1,000円)
(子どもは4歳から小学6年生まで。保護者同伴の場合、4歳未満は無料)

ベーシックツアーの金額:
おとな(平日1,800円/土日祝2,300円)
子ども(平日1,000円/土日祝1,000円)
(子どもは4歳から小学6年生まで。保護者同伴の場合、4歳未満は無料)

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ツアー参加の流れ

プレミアムツアーは「試合のない日」に開催されるスタジアムツアーになります。そのため、レンタカーなど車でアクセスする場合、駐車場などは基本的には混雑なく利用できます。エスコンフィールドの試合のない日の駐車料金は、最初の30分が無料、以降30分あたり150円となり、最大駐車料金は500円です。駐車場に到着し、チームストアの入口などから球場内に入り、コンコースにチェックインカウンターがあります。北広島駅からバスで来る場合、コカ・コーラゲートに到着します。
バスで到着の場合、チェックインカウンターがあるチームストアまではほぼ半周するイメージですので、少し時間にゆとりがある方が良いと思います。(ファイターズのホームページでは、タワー11ゲートからの入場を推奨しています)

エスコンフィールドの入場について

ツアー中(約1時間)はトイレには行けませんので、少し早めに到着し、トイレは済ませておきたいところです。トイレの看板がわかりづらいかもしれませんので、球場のスタッフに確認したほうがいいと思います。
ツアー時間の10分前までにチェックインをし、参加証を受け取ります。指定の場所で時間まで待つと、ツアーのスタートになります。

プレミアムツアー(1時間)

球場内部を回るツアーをスタジアムツアーといい、ツアーの内容によっては、普段は行くことができないダグアウトの中での記念撮影や、グランドの上に立つなどの体験をすることができます。コースは変更の可能性がありますが、この日は、以下のようなツアー内容でした。

(1)ダイヤモンドクラブ

エスコンフィールド北海道のダイヤモンドクラブのラウンジの様子

エスコンフィールドの飲食込みの座席であるダイヤモンドクラブのラウンジを回ります。
ダイヤモンドクラブのチケットホルダーはここで飲食を楽しめるというのを見ることができます。

(2)ロッカールーム・監督室

選手のプライベート空間でもあるロッカールームのため、基本的には写真撮影はできないエリアです。スタッフの指示に従うようにしてください。
監督室も撮影不可になります。

(3)ダグアウト

エスコンフィールド北海道のダグアウト

スタジアムツアーといえば、ダグアウトの中での記念写真が撮れるのが最大の魅力だと思います。
エスコンフィールドは1塁側のダグアウト(日ハム側)で記念撮影ができ、監督の座る椅子にも座れます。ツアー中の撮影スポットの1つです。

(4)室内練習場・ウェイトルーム

室内練習場とウェイトルームは撮影禁止でした。
ここはやや早めに回る感じです。

(5)インタビュールーム

エスコンフィールド北海道のインタビュールーム

試合後にメディア対応するインタビュールームも見ることができます。
1塁側のダグアウトクラブシートのチケットホルダーがアクセスできるラウンジに隣接しているインタビュールームのため、この座席のチケットホルダーはインタビュールームを見ることができるつくりになっています。インタビュールームの中だけ見る形となり、メジャーリーグの一部のスタジアムであるようなインタビューに使うテーブルなどのところでの記念撮影の機会はありません。

(6)グランドウォーク

エスコンフィールド北海道のスタジアムツアー

インタビュールームの見学が終わると、ダグアウトクラブシートのチケットホルダーがアクセスできるラウンジを通りながら、グランドへ向かいます。
このままウォーニングトラックを歩き、外野エリアのブルペンに向かいます。途中、エスコンフィールドの天然芝を触れるゾーンなどがあったり、企画物の展示(この日は、郡司選手が破壊したカメラ)などがあります。

(7)ブルペン

エスコンフィールド北海道のブルペン

ツアー最後のスポットはブルペンです。ブルペン内での撮影時間がありますので、ここも記念撮影スポットになります。

(8)チームストアで解散

最後は、チームストアの前で解散になります。エスコンフィールドは、ファイターズガールがツアーの案内をしてくれます。最後は参加者からの拍手でツアーは終了となりました。

エスコンフィールドはツアー参加後もスタジアム内で食事が楽しめたり、チームストアで買い物ができます。試合がなくとも十分、楽しめる内容だと思いますので、機会がある方はぜひ、スタジアムツアーをご体験ください。

特にプレミアムツアーは、人気が高く早い段階で売り切れになってしまうことが多いので、必ず事前予約してご参加ください。

スタジアムの基本情報

スタジアム名:エスコンフィールドHOKKAIDO 
所在地:北海道北広島市共栄266
収容人数:35,000人
グランド : レフト97m・センター121m・ライト99m
内野・外野:天然芝
ホームチーム:北海道日本ハムファイターズ
ダグアウト:1塁側がファイターズ、3塁側がビジターチーム
オープン:2023年3月14日
建設費 : 約600億円

エスコンフィールドのアクセスについて

エスコンフィールドのコインロッカー
北広島駅のコインロッカー事情


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