令和7年大相撲1月場所は、1月12日から26日までの日程で両国国技館で開催されます。
今場所注目は琴桜、豊昇龍の両大関は初の綱とりに向けての15日間となります。横綱同時昇進となると、1970年初場所での「北の富士」「玉の海」以来55年ぶりの快挙となります。
また琴櫻が横綱になると稀勢の里以来8年ぶりに日本出身の横綱が誕生します。入場券は発売日に15日間完売の人気ぶりで、懸賞金も過去最高だった令和7年秋場所の2618本を大幅に更新する2955本となります。
懸賞で話題となるのが3月に東京ドームで6年ぶりに開催される2025MLB開幕戦 「ロサンゼルス・ドジャース対シカゴ・カブス」のPRを目的としたもので「MLB東京シリーズ3月開催」、「カブス・ドジャース東京ドームに」、「プレシーズンは阪神・巨人と対戦」の懸賞旗が全15日間で登場、出場日本人選手などがデザインされた旗が取組前の土俵を一周する光景が見られそうです。
< 1月場所で懸賞が懸けられた順位 >
01位 | 結び | 415本 |
02位 | 琴桜 | 223本 |
03位 | 大の里 | 209本 |
04位 | 欧勝馬 | 129本 |
05位 | 結び前 | 123本 |
06位 | 翠富士 | 115本 |
07位 | 霧島 | 114本 |
08位 | 御嶽海 | 113本 |
09位 | 王鵬 | 106本 |
10位 | 豊昇龍 | 102本 |
11位 | 照ノ富士 | 93本 |
1月場所懸賞金獲得力士ランキング(6日目時点)
懸賞累計 本数 |
懸賞累計 金額 |
||
1位 | 大の里 (3勝3敗) |
84本 | 504万円 |
2位 | 翔猿 (4勝2敗) |
79本 | 474万円 |
2位 | 王鵬 (6勝0敗) |
79本 | 474万円 |
4位 | 照ノ富士 (2勝3敗) |
78本 | 468万円 |
5位 | 豊昇龍 (5勝1敗) |
74本 | 444万円 |
5位 | 若隆景 (3勝3敗) |
74本 | 444万円 |
7位 | 熱海富士 (2勝4敗) |
63本 | 378万円 |
8位 | 欧勝馬 (4勝2敗) |
50本 | 300万円 |
9位 | 阿炎 (4勝2敗) |
48本 | 288万円 |
10位 | 霧島 (3勝3敗) |
46本 | 276万円 |
※ 懸賞金は経費(1万円)を差し引いた1本6万円で計算しています
1月場所日別取組み懸賞金本数
7日目(1月18日)
本日の取組懸賞本数ベスト5
1位 琴櫻 - 豪ノ山(51本)
2位 王鵬 - 豊昇龍(28本)
3位 熱海富士 - 大の里(25本)
4位 霧島 - 若隆景(13本)
5位 高安 - 御嶽海(12本)
6日目(1月17日)
本日の取組懸賞本数ベスト5
1位 正代 - 〇大の里(38本)
2位 琴櫻 - 〇熱海富士(24本)
3位 翠富士 - 〇欧勝馬(15本)
4位 翔猿 - 〇王鵬(12本)
5位 豪ノ山 - 〇豊昇龍(11本)
5位 〇霧島 - 大栄翔(11本)
5日目(1月16日)
本日の取組懸賞本数ベスト5
1位 照ノ富士 - □豪ノ山(31本)
2位 〇熱海富士 - 豊昇龍(20本)
3位 〇王鵬 - 大の里(17本)
4位 琴櫻 - 〇正代(15本)
5位 若隆景 - 〇大栄翔(14本)
4日目(1月15日)
本日の取組懸賞本数ベスト5
1位 照ノ富士- 〇翔猿(37本)
2位 琴櫻 - 〇霧島(27本)
3位 〇阿炎 - 大の里(16本)
3位 〇欧勝馬 - 御嶽海(16本)
5位 〇王鵬 - 大栄翔(11本)
3日目(1月14日)
本日の取組懸賞本数ベスト5
1位 〇照ノ富士- 霧島(40本)
2位 隆の勝 - 〇大の里(22本)
3位 琴櫻 - 〇翔猿(15本)
3位 若隆景 - 〇豊昇龍(15本)
5位 若元春 - 〇王鵬(11本)
5位 〇明生 - 欧勝馬(11本)
2日目(1月13日)
本日の取組懸賞本数ベスト5
1位 〇照ノ富士- 隆の勝(38本)
2位 翔猿 - 〇豊昇龍(25本)
3位 霧島 - 〇大の里(24本)
4位 琴櫻 - 〇阿炎(20本)
5位 翠富士 - 〇錦木(13本)
初日(1月12日)
本日の取組懸賞本数ベスト5
1位 照ノ富士 - 〇若隆景(59本+森永賞)
2位 〇琴櫻 - 隆の勝(32本)
3位 〇翔猿 - 大の里(24本)
4位 霧島 - 〇豊昇龍(18本)
5位 〇若元春 - 熱海富士(15本)
中日(1月19日)
本日の取組懸賞本数ベスト5
1位
2位
3位
4位
5位
9日目(1月20日)
本日の取組懸賞本数ベスト5
1位
2位
3位
4位
5位
10日目(1月21日)
本日の取組懸賞本数ベスト5
1位
2位
3位
4位
5位
11日目(1月22日)
本日の取組懸賞本数ベスト5
1位
2位
3位
4位
5位
12日目(1月23日)
本日の取組懸賞本数ベスト5
1位
2位
3位
4位
5位
13日目(1月24日)
本日の取組懸賞本数ベスト5
1位
2位
3位
4位
5位
14日目(1月25日)
本日の取組懸賞本数ベスト5
1位
2位
3位
4位
5位
千秋楽(1月26日)
本日の取組懸賞本数ベスト5
1位
2位
3位
4位
5位
過去の懸賞金ランキング
相撲懸賞金につきまして
大相撲の幕内取組前に懸賞旗を掲げが呼び出しが土俵上を一回りするお馴染みの光景、そのはじまりは1949年(昭和24年)1月で場所全体の懸賞は55本でした。その当時は春場所、夏場所、秋場所の年3場所開催で1953年になると初場所、春場所、夏場所、秋場所の年4場所に増えました。
さらに1957年に九州場所が加わり、翌1958年(昭和33年)に名古屋場所が加わり現在行われている年6場所制になり今に至ります。
懸賞は、幕内取組で勝利した力士が受取る賞金で、懸賞主を募り作成した懸賞旗を土俵上で掲げ自社の宣伝を行います。
懸賞金額は1991年5月場所から2014年3月場所までが1本あたり6万円、2014年5月場所より6万2000円となり、2019年(令和元年)秋場所から7万円に改定されました。
内訳は力士が土俵で受取る金額は3万円で、新券の現金をのし袋で受け取ります。
残り4万円は相撲協会の事務手数料が1万円、所得税支払いのための積立預り金が3万円となります。
懸賞金のかけ方
懸賞申込み本数は、1日1本(7万円)以上、1場所15本(105万円)以上から申し込みで追加も受付可能です。
懸賞を出せるのは企業や団体のみで、政治利用を避けるため個人名義の申し込みは認められていません。
懸賞旗は申込み側が制作する形で大きさは横が70センチ、縦が120センチ、取組表や館内放送の文字数は15字以内とされています。
懸賞旗は専門業者に依頼となると約1ヵ月ぐらいとかかるとされています。
尚、1取組に懸けられる最大本数は1社最大5本まで、申込が上限(60本)に達した場合は最大本数(5本)を申し込んだ懸賞主から順に一律削減させます。
懸賞を懸ける取組の指定方法は3つの選択肢があり、単純に取組順を指定してかける方法(但し結びの一番で指定申込が多い場合はご希望通りかけられない場合あり)、力士を指定してかける方法、お任せ(新入幕力士など大枠の指定範囲は希望できる)があります。
懸賞申込みは取組み5日前まで、取組指定の場合は取組み前日(千秋楽除く)の14時までが期限となっています。
もし休場力士にかけていた場合は変更、または取り消すことが出来ます。
懸賞歴代最多本数
懸賞本数の上限は60本ですが、東京開催場所(1月・5月・9月)限定で森永製菓が提供する森永賞が別枠扱いとなり上限は61本となります。
過去にこの61本を記録した取組みは5回あり、うち3回は稀勢の里戦になります。
2015年1月場所(千秋楽)白鵬 - 鶴竜、2015年9月場所(千秋楽)照ノ富士 - 鶴竜、2016年名古屋場所(14日目)稀勢の里 - 鶴竜、2017年1月場所(千秋楽)白鵬 - 稀勢の里、2017年5月場所(7日目)稀勢の里 - 御嶽海となります。
また、2024年1月場所(14日目)琴ノ若 - 霧島の取組みは、結びの照ノ富士 - 豊昇龍が豊昇龍の休場によりこの取組みに懸かっていた49本中26本の懸賞がかけ替えられた結果、史上最多の63本となりました。