両国国技館は、JR総武線「両国駅」から徒歩1分の立地に1985年に完成した日本相撲協会が所有する相撲興行専用施設で東京オリンピック2020ではボクシング会場となりました。
国技館で初めてボクシング興行が行われたのは1986年7月24日の浜田剛史vsレネ・アルレドンドとされています。
以降畑山隆則、長谷川穂積、西岡利晃、井岡一翔、山中慎介 、井上尚弥、中谷潤人、寺地拳四朗などが世界戦を行っています。
ボクシングはチケット購入サイトや会場にも座席表が表示される事がほとんどない特殊なイベントになります。
従いまして各席種の違い(例えばスタンドSS席とスタンドS席)を把握した上でのチケット購入は難しい状況にあります。
両国国技館概要
所在地:東京都墨田区横網1-3-28
オープン:1984年11月
収容人数:10,500人
(1階席 : 約6000席・2階席 : 約4500席)
ボクシング開催時のレイアウト
大相撲開催時の1階席は土俵際からタマリ席が7列ありそのすぐ後ろからマス席が15列ありますが、ボクシングが行われる際はリングサイド席としてパイプイスが10~13列ぐらいフロアに並び、マス席は8列目から15列目までのレイアウトになります。
2階席は大相撲開催時と同様で4方向に14段のイス席で4列目、7列目12列目前に横に移動できる通路があります。
リングサイド席
イベント主催等により異なりますがリングサイド席は10~13列程度フロアーにパイプ椅子が並べられていて前の席との段差はありません。
花道
向側と西側の間に設置されています。
そのため入場がクリアに見れるのは正面と東側になります。
1階スタンド(マス席)
2階スタンド
イス席は2階に14列あります。こちらも土俵から近い1列目~3列目までを『イスS席』、4列目~6列目までを『イスA席』、7列目~11列目までを『マスC席』、12列目・13列目を『イスC席』、14列目を『イスD席』として販売されています。
2階席はすり鉢状になっていて観やすい反面、階段の角度が急ですので座席選びの際は注意が必要です。
なおイス席も飲食・写真撮影などは可能になっています。
大相撲開催時は土俵からの近さによって5つのカテゴリー(S・A・B・C・D)になっています。
イス席(1列目~3列目)
座席幅48cmで座面はソフト使用になっています。ドリンクホルダー付折りたたみテーブルがついています。
イス席(4列目~6列目)
S席と同じ仕様で座席幅48cmで座面はソフト使用になっています。ドリンクホルダー付折りたたみテーブルがついています。
イス席(7列目~11列目)
座席幅44cmで座面はソフト使用になっています。
ドリンクホルダーや折りたたみテーブルはありません。
イス席(12列目~14列目)
座席幅42cmで座面は若干ソフト程度になっています。
ドリンクホルダーや折りたたみテーブルはありません。