有明コロシアムは、1987年お台場エリアにオープンした有明テニスの森公園のセンターコートで、2020年東京オリンピック・パラリンピックをはじめジャパンオープンテニス、東レパンパシフィック、デビスカップなどの国際大会や全日本選手権などが開催されています。
同会場は約1万人が収容可能なすり鉢状のスタンドで、屋根は天候に合わせて開閉式になります。
またテニス以外にもバスケットボールBリーグ、バレーボールSVリーグ、ボクシング、総合格闘技などのスポーツイベントが開催されていて過去にはコンサートも行われています。
有明コロシアムで初めてボクシング興行が行われたのは1992年12月11日に鬼塚勝也vsアルマンド・カストロのWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチとされています。
以降畑山隆則、長谷川穂積 、井上尚弥、村田諒太、寺地拳四朗などが世界戦を行っています。
有明アリーナ完成後は有明コロシアムでのボクシング興行はなく、さいたまスーパーアリーナ、横浜アリーナ、両国国技館などでビックマッチは開催されていて、2017年5月20日、21日に開催された「ボクシングフェス2017 SUPER 2 DAYS」が最後の有明コロシアムでの開催でした。
2025年になって8年ぶりに 「PRIME VIDEO BOXING 13」が6月8日に開催される事になりました。
対戦カードは中谷潤人vs 西田凌佑(WBC IBF世界バンタム級王座統一戦)をメインに那須川天心 vs ビクトル・サンティリャン、坪井智也 vs バン・タオ・トラン(WBOアジアパシフィック同級王座決定戦)、増田陸 vs ミシェル・バンケスなどが開催予定です。
ボクシングはチケット購入サイトや会場にも座席表が表示される事がほとんどない特殊なイベントになります。
従いまして各席種の違い(例えばスタンドSS席とスタンドS席)を把握した上でのチケット購入は難しい状況にあります。
有明コロシアム概要
所在地:東京都江東区有明2-2-2
収容人数:10,000人
オープン:1987年
改修 : 2019年
ボクシング開催時のレイアウト
有明コロシアムは1層のスタンドで、スタンド最前列のコートサイド席から最上段席まで32列あります。
各イベントにより階層表記は異なっていますが、1列目から7列目までをコートサイド席、8列目から18列目までを1階席、19列目から28列目までを2階席、29列目から32列目までを3階席とテニス開催時はされています。
座席数詳細はコートサイド席+1階席を合わせて3,892席、2階席は3,824席、3階席が1,936席となっています。
尚、東京オリンピック2020の改修を2019年に行い、座席ブロックが以前と異なっています。
リングサイド席
イベント主催等により異なりますがリングサイド席は5~15列程度フロアーにパイプ椅子が並べられていて前の席との段差はありません。
コートサイド(A・C・E・Gブロック前方)
Aブロックの最前列から3列、Cブロックの最前列から7列、Eブロックの最前列から4列、Gブロックの最前列から7列をコートサイド席としています。
コートサイドAブロックはテニス開催時はロイヤルボックス席となりVIPなど招待客が座る事が多いエリアになります。
この座席はAブロックのロイヤルボックスに設置されているクッション性の高いシートになります。
1階スタンド(A~Hブロック)
1階席はA~Hブロックの8列目から18列目までのエリアで、コートサイド席と合わせて3,892席あります。
2階スタンド(I~Pブロック)
2階席はI~Pブロックの19列目から28列目までのエリアで3,824席あります。
3階スタンド(Q~Xブロック)
3階席はQ~Xブロックの29列目から32列目までのエリアで1,936席あります。