プロ野球キャンプ日程・観客数・対外試合情報2025（パ・リーグ）

日本プロ野球キャンプ発祥は1934年10月15日、翌年大リーグ選抜チームとの対戦に備えた全日本チームが千葉県習志野市の谷津球場で行ったのが最初とされています。
現在の2大キャンプ地のひとつ宮崎県で初めて開催したのは1955年串間市（串間市営球場）の読売ジャイアンツとされています。
パ・リーグは2000年ぐらいまでは高知県などで開催されていましたがソフトバンクホークスが2004年から現在のアイビースタジアム（宮崎市）、オリックスバファローズが2015年からSOKKENスタジアム（宮崎市）、西武ライオンズが2004年から南郷スタジアム（日南市）で行われています。
一方沖縄県は本土返還7年後の1979年、日本ハムファイターズが旧名護市営球場での投手陣キャンプが始まりとされていてます。
他のパ・リーグ球団ではロッテマリーンズが2008年よりロートスタジアム石垣（旧石垣市中央運動公園野球場）、楽天イーグルスは創設した2005年より久米島野球場で行っていたキャンプを2018年より2次キャンプを金武町ベースボールスタジアム（金武町）で行うようになり2021年より1次キャンプから金武町ベースボールスタジアムで行うようになりました。
なお久米島野球場は現在も楽天イーグルス2軍のキャンプは行われています。

ソフトバンクホークス

4年ぶり22回目のパ・リーグ優勝を果たしたソフトバンクホークスですが、2018年以降14連勝中の日本シリーズでは2戦先勝しながら惜しくも横浜ベイスターズに日本一の座を奪われてしまいました。
2025年シーズンに向けて昨シーズンポスティングでMLB在籍していた上沢直之投手、横浜ベイスターズからトレードで濵口遥大投手、現役ドラフトでも横浜ベイスターズから上茶谷大河投手などを補強、ドラフトでは神戸弘陵高の村上泰斗投手を筆頭に6名と育成契約で13名を指名しました。
春季キャンプは例年通り宮崎県宮崎市（アイビースタジアム）、で行い2月22日に同じ宮崎してキャンプを行っているオリックスとオープン戦（アイビースタジアム）が組まれています。

キャンプ開催期間

2月1日(土)～3月2日(日)

休日

5日(水)・10日(月)・14日(金)・19日(水)・25日(火)

練習試合・オープン戦・休日情報

2025 2月		観客数	対外試合情報
01日	土	8100
02日	日	12100
03日	月	5700
04日	火	4800
05日	水	休日
06日	木	4400
07日	金	5400
08日	土	12800
09日	日	16600
10日	月	休日
11日	祝	17900
12日	水	5100
13日	木	6800
14日	金	休日
15日	土	18600	紅白戦アイビースタジアム
16日	日	16200	紅白戦アイビースタジアム
17日	月	10100
18日	火	8300
19日	水	休日
20日	木	7700
21日	金	7800
22日	土	20300	ソフトバンクvsオリックス 13:00開始（オープン戦）アイビースタジアム
23日	日	15000	オリックスvsソフトバンク 13:00開始（オープン戦） SOKKENスタジアム
24日	祝	14400	キャンプ終了
25日	火	休日
26日	水		ソフトバンクvsロッテ(韓国) 13:00開始（球春みやざき）アイビースタジアム
27日	木		ソフトバンクvs斗山(韓国) 13:00開始（球春みやざき）アイビースタジアム
28日	金
03月 01日	土		ソフトバンクvs西武 13:00開始（球春みやざき）アイビースタジアム
02日	日		ソフトバンクvsロッテ 12:30開始（球春みやざき）アイビースタジアム

開催球場情報

アイビースタジアム（宮崎県宮崎市）

アイビースタジアムは、宮崎市内から約7キロ離れた宮崎市生目の杜運動公園に2002年に完成した野球場です。
運動公園内は、35.4ヘクタール（東京ドーム約7個分）の敷地に第二野球場、はんぴドーム、多目的グラウンド、陸上競技場、体育館などの各施設間が近接して建てられています。

座席情報

アイビースタジアムは一層のスタンドに内野席6,000席、外野芝生席5,000人の収容定員11,000人となっています。
各座席はバックネット裏周辺は背もたれがある独立シートでオレンジ色に統一されています。
23列ある座席は11列目前に横に移動できる通路があります。
ベンチ上から外野寄りの座席はベンチシートでブルー色に統一されています。
座席は最大23列あり11列目前に横に移動できる通路があります
外野は芝生席でなだらかの傾斜がついています。
バックネット裏周辺には屋根があり最上段から5列ぐらいまでは雨や日差しを避ける事が出来ます。

2024年練習試合・オープン戦・休日・観客数

2024 2月		観客数	対外試合情報
01日	木	4000
02日	金	4500
03日	土	10400
04日	日	11800
05日	月	休日
06日	火	7500
07日	水	8600
08日	木	7700
09日	金	休日
10日	土	19900
11日	日	26200
12日	祝	20500
13日	火	9300
14日	水	休日
15日	木	6900
16日	金	8800
17日	土	19300	紅白戦 13:00開始アイビースタジアム
18日	日	19800	紅白戦 13:00開始アイビースタジアム
19日	月	休日
20日	火	6800
21日	水	4700
22日	木	7500
23日	祝	13300人
24日	土	15900	ソフトバンクvs楽天（台湾） 13:00開始（練習試合）アイビースタジアム
25日	日	10500
26日	月	休日
27日	火	11200	ソフトバンクvsロッテ 13:00開始（球春みやざき）アイビースタジアム
28日	水	10400	ソフトバンクvs西武 12:30開始（球春みやざき）アイビースタジアム
29日	木

日本ハムファイターズ

2年連続で最下位から2位に急浮上した2024年シーズンは10度のサヨナラ勝ちをするなど粘り強く勝ち星を重ねました。
去就が注目されていた新庄監督の続投も決まり、2016年以来のリーグ優勝目指して更なる飛躍に期待されます。
2025年シーズンに向けてはフリーエージェントで中日ドラゴンズから福谷浩司投手、ポスティングで台湾から古林睿煬投手、現役ドラフトでソフトバンクホークスから吉田賢吾投手などを補強、ドラフトでは全指名選手8名（育成含む）中、7名の投手を獲得しました。
春季キャンプは1978年から続く沖縄県名護市（エナジックスタジアム名護）で行われます。
同球場（旧タピックスタジアム名護）は新たに医療機器を製造販売するエナジックと命名権契約を結び、球場の愛称が「エナジックスタジアム名護」となりました。
契約期間は2025年2月1日から2029年12月までの4年10ヵ月となります。
オープン戦初戦は2月22日にヤクルトと（ANA BALL PARK 浦添）が組まれています。